書籍紹介
ふしだらな婚前教育
ふしだらな婚前教育
ISBN:978-4-596-74496-8
ページ:290
発売日:2015年12月25日
定価:本体590円+税
  • あらすじ

    独占欲に囚われた王太子と淫らなお勉強!?

    仮面舞踏会の夜、ロロットが恋をした相手は王太子・エルネストだった。叶わぬ想いを胸に秘めていたロロットだが、隣国の皇女と婚約したエルネストに≪淑女のあしらい≫を教える教育係に選ばれる。恋心を隠し勤めようと決意するが、授業内容には閨での振る舞いも含まれていた。エルネストから与えられる甘く執拗な愛撫に蕩かされ、純潔も奪われて……。

  • キャラクター紹介
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      ロロット

      伯爵令嬢。家が没落し、慎ましい生活を余儀なくされている。

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      エルネスト

      王太子。王位継承者だが、父である国王と上手くいっていないという噂がある。

  • 試し読み

    「やあ、だめ、見ないで、そんなところ……っ」
    男が密やかなため息をつくのが聞こえる。
    「ああ――なんて初々しい――若草まで蜜色なのだね――花びらは、慎ましい薔薇の蕾のようで、ピンク色で――」
    全身が硬直する。
    「言わないで……っ」
    そんな描写を口にしないで欲しい。羞恥で気を失いそうだ。
    「ここを男に見せるのは、初めてだね?」
    口がぱくぱくするが、声も出ない。ぎゅっと目を瞑ったまま、こくんとうなずく。すると、太腿はざまに熱い呼吸を感じた。ぎくりとして両脚を閉じ合わせる前に、膝裏を摑まれ、両脚がM字型に持ち上げられる。
    「ああいやぁ、やぁっ」
    秘裂にふわりと男の息がかかると、隘路の奥に痒いような焦れるような疼きが広がり、自分の反応に混乱して、身動きを忘れてしまう。
    「ああいやらしい蜜が溢れてきたよ――」
    股間で男がつぶやく。
    ぬるりと熱い舌先が秘裂をなぞってきた。
    「はぁあ、や、やあ、あっ」
    腰がびくんと大きく跳ねた。その瞬間、痺れるような快感が全身に走った。
    「――ここが感じるんだね」
    ぬるつく舌が、襞を押すようにして丹念に上下に動く。
    そんなところを舐めるなんて――信じられない。ショックで目眩がする。
    それ以上にショックなのは、その行為に甘く感じてしまった自分の身体だった。
    「だ、め、汚いです、だめだから……ぁ」
    目を瞑ったまま、両手を下ろして男の頭を押しのけようとした。だが、尖らせた舌先が、性器のどこか上の方の引っかかる部分をくりっと抉った刹那、全身にびりびりした痺れが走り、目を見開いてしまう。
    「ひいぅ、ああぁ、ああっ?」
    「この小さな突起が、君の一番感じやすい箇所だね」
    ロロットの顕著な反応に、エルネストは執拗にそこばかり舐め回す。
    怖いのか、気持ち好いのか、痛いのか、むず痒いのか、なんだかわからないものすごい刺激に、ロロットは背中を弓なりに仰け反らせ、悲鳴を上げた。
    「や、なに? これ、だめ、そこだめ、だめです、だめぇっ」
    くぷりと淫らな音とともに、隘路の奥から粘っこい液が溢れてくるのがわかる。エルネストはその淫蜜を啜り上げると、敏感な突起にちゅうっと音を立てて吸いついた。
    「は、あ、あぁ、ああぁぁっ」
    目が眩むような快感が脳芯を直撃した。目の前にちかちかと花火が瞬く。
    エルネストは鋭敏な突起を吸い上げたり、舌で転がしたりして、縦横無尽に責め立ててくる。
    こんなのいやだ。死にたいほど恥ずかしい。こんないやらしい声も出したくない。怖い、自分が自分でないようで、怖い。
    なのに頭が酩酊したように喜悦で霞み、腰ががくがく痙攣するのを止められない。隘路の奥が痛むくらいに蠢き、なにかに追いつめられていく。
    「も、許して……あぁ、おかしく……あぁ、変なの……私、私……っ」
    恥ずかしい声を止めたくて、拳を口元に当てて押さえようとするが、声を出していないと気を失ってしまいそうで、食いしばった歯の間からひゅうひゅうと淫らな声が漏れてしまう。
    突起を舐りながら、エルネストの長い指が秘裂の中心に突き入れられた’。
    「ふ、ぐぅ……っ」
    狭い隘路が内側から押し広げられる感覚に、息が詰まる。
    「すごく狭い――指一本がやっとだね」
    くちゅくちゅと淫猥な音を立てて、エルネストの指がゆっくり抜き差しする。そのいやらしい音がどんどん大きくなるので、耳を塞ぎたい。いっそもう、気を失ってしまいたいくらいだ。
    「あ、あ、はぁ、あ……」
    指がじりじり奥に侵入してくる。愛液でしとどに潤っているせいか、痛みはないが、その異物感に恐怖が走る。なのに突起を吸われる圧倒的な快感が、それを上回ってしまい、ただもう悩ましい声を上げて身悶えることしかできない。
    奥まで押し入れられた指が、鉤状に曲がってぐちゅぐちゅと内部を掻き回してきた。
    「すごい、蜜が溢れてきた」
    「や、あ、だめ、あ、ぁ……」
    じゅぶっと大量の愛蜜が吹き出すのがわかる。すでに股間はぐっしょりと濡れて、多分エルネストの顏もはしたなく汚しているのでないだろうか。でも、もう抗う気力は失せ、ただ早く、解放して欲しい。
    「……願い……お、願いです、も、もう、許して、あぁ、お願い……」
    ひくひくと白い喉を震わせて懇願する。
    エルネストがわずかに顔を上げ、こちらを見上げている熱い視線を感じる。
    「可愛いね――初心なのに感じやすくて、とても素直な身体だ」

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