書籍紹介
溺愛蜜月になるとは聞いてません~クレマン公爵夫妻は仮面夫婦?~
溺愛蜜月になるとは聞いてません~クレマン公爵夫妻は仮面夫婦?~
ISBN:978-4-596-75585-8
ページ数:306
発売日:2022年11月2日
定価:700円+税
  • あらすじ

    これで――君のなにもかもが、私のものだ 犬猿の仲である公爵家に嫁いだはずが、想定外の溺愛蜜月が始まった!?

    運命的に出会った相手が結ばれてはいけない人だったなんて――。思い悩んでいたジュリエンヌは、ひょんなことから想いを寄せていた公爵レオナールと結婚できることに。この結婚は正しかったと周囲にアピールするだけの仮面夫婦になるはずが、ジュリエンヌは必要以上にレオナールに甘やかされ、初夜から全身くまなく快感で蕩かされてしまい……!?

  • キャラクター紹介
    • ジュリエンヌ
      公爵家令嬢。犬猿の仲であるクレマン家のレオナールに恋心を募らせている。

    • レオナール
      運命の出会いをしたジュリエンヌを手に入れたくて、結婚を強行するための策を打つ。

  • 試し読み

    「脱がせて、いいか?」
     了解を得るように問われ、顔を赤らめてこくんとうなずく。
     裸体を異性に見せるなんて恥ずかしくて仕方ないけれど、レオナールだから許せる。でもやっぱり羞恥心がまさって、目をぎゅっと固く瞑ってしまった。
     しゅるしゅると絹のリボンが解けるひそやかな音が聞こえ、寝間着の前合わせがはらりと左右に開いた。
     ふるんとまろやかな乳房がまろび出る。
     外気に触れた肌に、さっと鳥肌が立った。
    「――美しい」
     レオナールが息を吞む気配がする。
    「この世で、こんなにも美しく崇高な造形があるだろうか」
     彼の熱い視線が肌に突き刺さるような気がした。
     ひんやりとしたレオナールの掌が、そっと両乳房を包み込んできた。
    「ぁ」
     ぴくんと肩が震えた。
    「今度は、痛くしないから」
     レオナールがあやすようにささやく。
    「はい」
     少し緊張を解いた。やわやわと優しく乳房を揉み込まれると、とても心地よい。
    「なんて柔らかい。指の間で溶けてしまいそうに儚いのに、弾力もある」
     ため息とともに彼がつぶやく。
     レオナールの掌が、小さな乳首を擦るように円を描いて動くと、つんとした甘い疼きがそこから下腹部の奥へ走った。
    「ぁっ」
     思わず鼻腔に抜けるような声を出してしまう。自分でも驚くほど色っぽい声だ。
     そして、続けて撫で回されているうちに、先端がぷっくりと飛び出して硬く凝ってくる。
    「赤い蕾が、尖ってきた」
     レオナールの指先が、硬くなった乳首をそっと摘んだ。
     今度は強い痺れるような刺激が下肢へ駆け下りた。
    「んあっ、あっ?」
     そこに性的な快感が確かに含まれていて、ジュリエンヌは恥ずかしさと興奮に脈動が速まるのを感じた。
    「可愛い声が出た。ここ、感じるのか?」
     ジュリエンヌの反応に気をよくしたのか、レオナールは鋭敏になった先端をくりくりと指先で爪弾いた。
    「や、あっ、あぁ、あ……」
     いじられるたびに、悩ましい鼻声が上がってしまう。
     乳首から生まれる強い刺激は子宮の奥の方をざわめかせ、内壁がきゅうきゅうとせつなくうごめく。あらぬ箇所が疼いて、落ち着かない。
     その疼きに耐えられず、太腿をもじもじと擦り合わせてやり過ごそうとした。
    「痛くないか?」
    「い、痛く、ないです……」
     レオナールはジュリエンヌの反応をうかがいながら、強弱をつけて乳首を撫で回したり、押し潰したり、指で摘んだりする。
     甘い痺れが下腹部の奥に溜まっていくような気がした。生まれて初めてのやるせなくてもどかしい感覚に、ジュリエンヌは息を乱し、腰をもじつかせてしまう。
    「こうするのは、どうだ?」
    「い、痛くは……」
    「では、どんな感じだ?」
    「感じ、って……」
    「気持ちよいか?」
    「……」
     性的快感がどんどん強くなってきているのはわかるが、そんな恥ずかしいことを口にはできない。ジュリエンヌが無言でいると、レオナールはますますねちっこく指をうごめかせ、乳首を刺激してくる。
     きゅーんと子宮の奥が甘く痺れ、耐え切れない。そして、その疼きは全身に広まっていく。
    「ぁ、あ、ぁ、や、も……そこ、やぁ……やめ、て……」
     ジュリエンヌは息も絶え絶えになって、レオナールに懇願した。
    「気持ち、いいのか?」
     しつこく聞かれて、優しい口調なのに、意地悪されている気分になる。
    「き、きもち、いい……です」
     消え入りそうな声で告げると、レオナールはひどく満足そうな顔になった。
    「そうか。では今度は――舐めてやろう」
    「舐め……?」
     言葉の意味がわからずきょとんとしているうちに、レオナールは両手でジュリエンヌの乳房を寄せるように持ち上げ、身を屈めてそこに顔を埋めてきた。
    「ああ、柔らかいな」
     彼の硬い鼻梁がすりすりと肌を撫でたかと思うと、片方の乳首を咥え込んだ。
     濡れた舌が鋭敏になった乳首を舐め回し、ちゅうっと音を立てて吸い上げたのだ。
    「ひゃぅっ」
     強烈に甘い痺れが背筋を駆け抜け下肢を貫いた。
     レオナールはもう片方の乳首を指でもてあそびながら、ぬるぬると口の中で乳首を転がしてきた。
     指で触れられるよりもずっと心地よくて、ジュリエンヌは恥ずかしい喘ぎ声が止められなくなる。
    「やぁっ、あ、あぁ、あ、舐め……ちゃ……やぁっぁ」
     痺れる疼きは全身を犯し、ジュリエンヌは背中を仰け反らせて身悶える。
    「しな、いで、そんなに、しちゃ……いやぁ、あぁ、いやぁあん」
     はしたない声を上げまいと、唇に拳を押し当てて耐えようとした。
     しかし、腫れ上がった乳首をレオナールが強弱をつけて吸い上げてくると、下肢が蕩けそうに甘く痺れてしまい、恥ずかしい声が止められなくなる。
    「う、は、はぁ、あ、ぁ」
    「我慢しなくていい、ジュリエンヌ。ここは私と君だけだ。好きなだけ、声を上げていい」
     レオナールが乳房の狭間からわずかに顔を上げ、ジュリエンヌの表情をうかがった。
     ジュリエンヌは涙目でレオナールを見つめる。
    「だって……恥ずかし……い」
    「恥ずかしくない、そら、これはどうだ?」
     レオナールはやにわに乳首を口唇に吸い込み、きゅっとそこを甘嚙みした。
     熱く激しい刺激に、下腹部がじぃんと痺れた。
    「ひああっ、あ、あっ?」
     ジュリエンヌは白い喉を仰け反らせて、大きく声を上げてしまう。
     レオナールは交互に乳首を口腔に吸い込んでは、舐めたり歯を立てたり吸い上げたりと、多彩な動きで攻め立ててきた。
    「ぁ、あぁ、だめぇ……そんなに、しちゃ……あぁ、ぁぁぁん……」
     内壁がきゅんきゅん収縮して、そこに刺激を欲してしまう。
     胸だけでは物足りない。そこを、隘路をいじって欲しいと願ってしまう。
     だが、そんなはしたない要求を口にできるはずもなく、しきりに太腿を擦り合わせて、疼きをやり過ごすことしかできない。そのうちに、あらぬ部分がぬるついてくる気がした。
    「も、もう、や、やぁ、だめ、もう……っ、もう……っ」
     ようやくレオナールが顔を上げた時には、ジュリエンヌはすっかり脱力して、シーツの上でくったりとしていた。
     身を起こしたレオナールの手が、ゆっくりと胸から下腹部へ下りていく。全身が敏感になってしまい、彼が触れた部分が熱く灼けつくような気がした。
     そっと両足を開かされる。湯上がりで下穿きは身につけていない。
     恥ずかしいのに、力が少しも入らず、されるがままになる。
     秘められた箇所が丸見えになってしまう。
     レオナールがかすかに息を吐いた。
    「ああ――睡蓮の花のようだ。なんて美しいんだ」
     自分でも見たことのない箇所の形状を言葉にされ、羞恥に全身が燃え立つように熱くなる。
    「あ、ぁあ……や、め……」
     レオナールの指がそろりと薄い恥毛を撫でた。
     核心に近づいてくる淫らな感覚に、ぞくりと腰が震える。
     彼の指先が秘所に触れてきた。
    「あっっ、あああっ」
     花弁をぬるりと撫でられると、強い快感が走り腰が大きく跳ねた。
    「ああ――女性は感じるとここが濡れるのだな」
     レオナールが感嘆の声を出す。
     そして指先で綻んだ陰唇を搔き回した。くちゅんと卑猥な水音が立った。
    「うぅ……」
     なぜそんな風に濡れてしまっているのか自分ではわからなくて、ひたすら恥ずかしい。
     レオナールは溢れる蜜を指で掬い取るようにして、ぬるぬると割れ目を上下に撫でた。
    「は、あ、あぁ、は、や……め、あぁ、あぁんん……」
     恥ずかしいのにとても心地よい。
     疼いていた箇所に触れられると、満ち足りた快感がひっきりなしに襲ってきて、もはや拒むことができない。
     それどころか、隘路のもっと奥が飢えて、そこにも刺激が欲しくてたまらなくなる。思わず求めるように腰を突き出しそうになり、必死で自制した。
     その時、襞をなぞるように動いていたレオナールの指先が、何か突起のような部分に触れた。
    「ひ……っ」
     びりっと雷にでも打たれたような衝撃が走り、ジュリエンヌは息を詰めて身を強張らせた。
    「ああここか――女性が一番感じるという蕾は」
     レオナールは小声でつぶやき、綻んだ花弁を指で押し開くと上辺にたたずんでいた小さな花芽を剝き出しにし、そこをまあるく優しく撫でた。
     びりびりと凄まじい快感が続けざまに襲ってきて、ジュリエンヌは悲鳴を上げて及び腰になった。
    「ひゃんっ、や、そこ、そこだめぇっ」
     耐え切れないほどの刺激に、シーツをずり上がって腰を引こうとすると、レオナールが足首を摑んで引き戻す。
    「逃げるな、もっと気持ちよくしてやるだけだから」
     レオナールは自身の両足でジュリエンヌの下肢を押さえつけると、小さな突起を撫で回したり、押し潰したりしていたぶり続けた。
     はじめは硬かったそこが、みるみる充血してぷっくりと丸く膨れてくる。ぱんぱんになった陰核を柔らかく撫でられると、そこから全身に痺れるような愉悦が広がり、目の前が真っ白に染まった。
     熱い喜悦の奔流が胎内にどんどん溜まっていき、逃げ場を失って苦痛すら覚える。
    「ひぅ、やめ……あぁ、あ、あぁ、しないで、そんなに……しちゃ……っ」
     ジュリエンヌは涙目でいやいやと首を振った。
    「嫌ではないだろう? どんどん蜜が溢れてくる。気持ちいいのだろう?」
     ぐちゅぐちゅと卑猥な水音が大きくなる。恥ずかしくていたたまれない。
     でも強い快感に思考が蕩けて、もっとして欲しい、もっと気持ちよくなりたいと希求している。
    「ほら、言ってごらん、気持ちいいだろう?」 
     今にも破裂しそうに膨らんだ敏感な秘玉を、レオナールは揉み転がし、優しく擦る。
    「んんぅ、ん、んんぁ、あぁ、は、ぁ……」
     両足から力が抜け、誘うように開いてしまう。
    「ほら、言って、言わないとこのままだよ」
     レオナールの呼吸も乱れ、声は少し掠れている。
    「ぁ、あぁ、あ、あ」
     これ以上は辛い、もう、終わりにして欲しい。ジュリエンヌは消え入りそうな声で告げる。
    「き、気持ち、いい……」
     恥ずかしいことを口にしたのに、レオナールはやめてくれなかった。
    「気持ちいいか、そうか、これはどう?」
     彼は指の腹でそっと花芽を押さえ、小刻みに揺さぶってきた。瞼の裏で、ばちばちと喜悦の火花が飛び散り、何かの限界に届きそうになる。
    「ああーっ、だめぇ、あ、ぁあ、おかしく、なっちゃう……っ」
     下腹部に溜まっていた快感が溢れ出してしまう。
     未知の感覚に怯え、ジュリエンヌは甲高い嬌声を上げた。 
    「だめぇ、怖い、おかしく……だめぇえ」
    「おかしくなってしまえ、ジュリエンヌ、もっとだ」
     そう言いながらレオナールは、鋭敏になりすぎた秘玉をきゅっと軽く摘んだ。

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