書籍紹介
今日、極道の妻になりました
今日、極道の妻になりました
ISBN:978-4-596-58206-5
ページ:250
発売日:2017年12月1日
定価:本体580円+税
  • あらすじ

    極道の若頭に愛されすぎ婚前同居

    「お前を俺の嫁にする」両親がおらず天涯孤独の結香は、極道の若頭である孝臣と結婚前提で一緒に暮らすことに! 怖いと思っていた孝臣だけどやたらと結香の写真を撮りたがり、ベッドの中では結香を可愛いと言ってくれる。蕩けるほどの快感を教えられ、結香は次第に孝臣を恋しく思うようになるけれど、若頭として仕事中の彼を知ってしまい……!?(ヴァニラ文庫ミエル)

  • キャラクター紹介
    • heroine_VBL129

      小田桐結香(おだぎりゆか)

      音大卒の22歳。両親亡きあと、謎の「あしながおじさん」の援助を受けていた。

       

    • hero_VBL129

      志藤孝臣(しどうたかおみ

      志藤組若頭。強面だが情が深い一面もあって……。

  • 試し読み

    「あっ、や……そこ……っ……」
    「硬くなってる。感じてるんだろう?」
     なんて恥ずかしいことを言うのだろう。結香の意思ではないのだから、指摘なんてしないでほしい。
     そんなふうに胸の中で言い返しているうちに、ネグリジェの前が開かれ、露になった胸に孝臣は舌を伸ばした。乳頭を舐め上げられ、周りの色づいた部分ごと食まれ、吸われて、結香はたまらず声を上げた。
    「あっ、ああっ……」
     痺れが下肢にまで響くようで、踵が跳ねる。そんな結香の脚を押さえつけるように、膝頭に触れた孝臣の手が、ネグりジェを引き上げながら太腿へ移動した。孝臣の手がそれ以上進まないように、膝を擦り合わせて阻止したつもりが、まったく効果はなかった。それどころか、内腿を這い上がる指の感触がありありと伝わってくる。湯上りの手が湿っているのか、それとも緊張と混乱で結香の肌が汗ばんでいるのか、擦れながら吸いつくようだ。
    「可愛いな」
     乳房を揺らしながら、それに囁きかけるような声に、にわかに羞恥が蘇った。初めて男性に裸を見られたばかりか、胸や太腿を触られている。しかもその評価は「可愛い」だ。
     自分ではきわめて平均的だと、これまで特に気にもしていなかったが、平均では可愛い程度にしかならないのかもしれない。男性側は当然バストやヒップが豊かなほうを称賛するだろう。
     しかし結香が望んでこうしているわけではない。無理やり迫っておきながら、ボリュームが足りないと言うなんてひどい話だ。
    「……気に入らなければ、触らなければいいじゃないですか! どうせ貧相です!」
    「そんなこと言ってないだろう」
    「だって、可愛いって!」
    「可愛いは褒め言葉じゃないのか? それに大きさのことを言ってるんじゃない。こうして――」
     ふっと息を吹きかけられ、唾液に濡れた乳首が痛いほど凝った。
    「あっ……」
    「こんなふうに反応するのが可愛いって言ってるんだ」
     反応って、なに? まさかこの人に触られたり舐められたりして、私が気持ちよがっているっていうの?
    「ちが……、違います!」
    「そうかな? 自分で見てわからないか? ふだんからこんなに硬くしてたり、赤いわけじゃないだろう?」
     舌先で尖った乳頭を擽られ、結香は仰け反って喘いだ。その隙に膝を大きく開かれ、孝臣の手が股間に触れた。薄いショーツ越しにもその感触は鮮烈で、結香は反射的に孝臣の手を挟んだまま膝を固く閉じた。しかし指は結香の柔らかな部分で蠢く。
    「あっ、あっ……」
    「ほら、こっちもだ」
     ぐっと指を押しつけられたとたん、撓んだ花びらの隙間から熱い蜜が溢れた。それはショーツを濡らし、おそらく孝臣の指も――。
    「……いやっ……」
     恥ずかしさに、抗うよりも自分の顔を隠すので精いっぱいだった。なんてことだろう。決して本意ではないのに、身体は結香の意思を裏切って、孝臣の玩弄に応えている。これで嫌だとかやめてとか言っても、まったく説得力がない。
     結香がショックを受けている間に、孝臣はショーツの脚口から指を忍ばせてきた。
    「ひっ……」
    「ああ、よく濡れてる」
     まったく臆することのない指は、花びらの合わせを撫でながら沈んでいく。驚くほど滑らかに動くのが、自分の溢れさせた愛液のせいだと思うと、恥ずかしいやら裏切られたようで悲しいやらでいたたまれない。
    「……こんな……ひどい……どうして……」
    「かなり丁寧に扱ってるつもりだぞ。それに、感じれば濡れるのも当たり前だろう。まさかそんなことも知らないわけじゃあるまい」
     そんな会話の間も、孝臣は結香の花園をじっくりと探検していた。たしかに一度も痛みを感じたりすることはなく、むしろ陶然としてしまうくらいの感覚が襲ってくることもあった。
     しかし、だからこそ結香は困惑する。
    「だって……今日会ったばかりの人なのに……その人とこんな……それなのに……あっ、あっ……」
     前方の粒を探られて、結香は下肢を震わせた。あまりにもはっきりとした快感に、言葉が出てこない。
     反らした喉に、孝臣がついばむようなキスをする。
    「べつにおかしくない。俺はおまえを可愛がりたい、感じさせたいと思ってこうしてるんだから、おまえの身体はそれに応じてるだけだ。なんのかんのと言う口より、よほど素直だな」

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