書籍紹介
侯爵は義妹を妻にご所望です~過剰な溺愛、異常な求愛~
侯爵は義妹を妻にご所望です~過剰な溺愛、異常な求愛~
ISBN:978-4-596-58396-3
ページ:290
発売日:2018年8月17日
定価:本体590円+税
  • あらすじ

    溺愛侯爵のプロポーズは止まらない!! 蜜甘求婚包囲網♥

    幼い頃から義兄クラウディオに溺愛されているエルシーリア。挨拶のキスは濃厚にされ、常にエルシーリアに触れたがり、ついにプロポーズされてしまった! 逃げ道を塞ぐように淫らな行為を始めてしまうクラウディオ。拒みきれない想いがエルシーリアの身体を蕩かせていくけれど、養子であるエルシーリアは身を引かなければいけないと思い……。

  • キャラクター紹介
    • heroine_VBL166

      エルシーリア
      とある事情から侯爵家に保護されて養子に。クラウディオのためを思い、自立を考えている。

    • hero_VBL166

      クラウディオ
      侯爵家当主。眉目秀麗でとても人気があるが、とにかくエルシーリアが最優先の超溺愛型。

  • 試し読み

    クラウディオの吐息が、耳朶に触れる。あっと思った直後には、クラウディオの唇がエルシーリアの耳をぱくりと食んできた。
    そのまま唇で甘嚙みされ、エルシーリアは身を震わせる。離れようと思っても、本棚とクラウディオの身体に挟まれてしまっていては逃げられない。
    クラウディオは唾液で濡れた熱い舌で、エルシーリアの耳を甘い菓子を味わうかのように舐め回してきた。尖らせた舌先で複雑な窪みの中にも入り込み、味わってくる。
    「……あ……いけま、せ……」
    クラウディオの呼気が耳中に入り込み、その熱でエルシーリアの身体も火照ってきた。これ以上されたら駄目だとエルシーリアは制止の声を上げるが、クラウディオには聞く様子がまったくない。
    それどころかさらに身を寄せて、エルシーリアを本棚に強く押しつけてくる。
    「……エルシー……」
    舐め回してくる淫らな舌がいやらしい水音を立て、その合間に甘く愛称を呼ばれる。たったそれだけでもエルシーリアの身体に熱は溜まり続け、甘やかな気持ちよさにどうしたらいいのかわからなくなってしまう。
    クラウディオの片手が、エルシーリアの太股に触れた。びくん、と大きく震えると、クラウディオの手はそのまま太股を撫で上げながらスカートの布地を押し上げてしまう。
    「……あ……駄目……そ、れ以上は……クラウディオさま……っ」
    クラウディオの手の動きを止めようと慌てて手を伸ばしたエルシーリアの腕から、本が落ちた。クラウディオのもう片方の手が後ろから脇の下を通り、胸の膨らみを柔らかく握り込んでくる。
    「……あぁ……っ!」
    布地越しにもクラウディオの温もりを感じて、エルシーリアは反射的に声を上げた。クラウディオの両手が、エルシーリアの小さくも甘く震える喘ぎ声を聞いて、煽られたかのように動きを激しくする。
    「エルシー……っ」
    エルシーリアの胸を揉みしだきながら、クラウディオはスカートの中に片手を潜り込ませ、太股を撫で上げてくる。舌は耳を愛撫し続け、耳穴にも舌先が潜り込んできた。大腿を撫で上げた片手はゆっくりと臀部を丸く撫で、そのまま流れるような動きで前に伸ばされる。
    「……あ……そこ、は……駄目……!」
    ドロワーズ越しに、クラウディオの掌が恥丘をすっぽりと包み込んできた。自分とは違う骨張った指が足の間に入り込み、そっと割れ目を撫で摩ってくる。
    掌で柔らかく恥丘を押し揉まれながら指先で割れ目を擦られて、エルシーリアの息が乱れて熱くなっていく。胸を揉み回す手も巧みに動き、指先で起ち上がり始めた頂を的確に捉え、布地越しに指の腹ですりすりと擦り立てられては堪らなかった。
    下腹部の奥が切なくなるような感覚と同時に、指で擦られている割れ目がじゅくりと熱くなる。そこからしっとりと滲み出していくものが何なのかを知らないほど、子供ではなかった。
    「……や……ぁ……」
    真っ赤になってエルシーリアは涙目になり、小さく首を打ち振る。だがクラウディオの愛撫は止まるどころかさらに熱を帯び、クロッチ部分を割れ目の中に押し込むかのように指を突き入れてきた。
    「……ひ、あ……あ……っ」
    新たな気持ちよさに、エルシーリアは大きく目を見開く。目尻に本能的な淡い涙が滲み、クラウディオはそれに気づくと舌先で雫を舐め取った。
    「……エルシーリア……気持ちいい、か……?」
    問いかけるクラウディオの声が、少し掠れて熱っぽい。男の艶をそこから感じて、エルシーリアは低い声にも感じ入ってしまう。
    応えられずにいると、下肢を弄っていたクラウディオの指が割れ目から恥丘の方へと移動し、ふっくらと主張をし始めていた花芽をそっと押さえてきた。
    「……ふぁ……っ!?」
    これまで以上の快感に、エルシーリアは声を抑えられない。自分のものとは思えないような甘ったるい声を耳にして羞恥が沸き上がり、エルシーリアは両手で慌てて自分の口を押さえる。
    クラウディオに今の声をどう思われたのだろうかと心の片隅で心配してしまったが、指の腹で円を描くように花芽を押し揉まれると、その気持ちもあっという間に快感に吞み込まれてしまった。
    「……は……ふぁ……ん……っ」
    「ああ……可愛い声だ……。お前の感じる声は、こういう声をしているのか……」
    エルシーリアのかすかな喘ぎは、クラウディオの欲情を刺激したようだ。指の動きは強くはならなかったもののねちっこく動き、布地に愛蜜が滲んでぬるぬるとした感触と合わさって、淫らな気持ちよさが下腹部から全身を巡っていく。押さえた指の隙間から堪えきれない喘ぎが漏れ始め、エルシーリアは小刻みに震え始めた。

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