-
試し読み
「大丈夫。恥ずかしがらないで僕に君の全部を見せて。全部、見たい……」
レオンの両手は内腿を押さえ、信じられないほど大きく押し広げた。
ぱっくりと秘所を露わにされて、シャルロットは両手で顔を覆った。同性にですら見せたことのない秘められた場所に、レオンの熱い視線が注がれている。
「……ああ……素敵だよ、シャルロット。まるで朝露に濡れたピンク色の薔薇のようだ……」
「そ、んなこと……ああ、いけません……もう、見ないで……」
「どうして? 見るよ。君のここを見ることができるのは、夫となった僕だけなんだからね」
レオンの嬉しさは伝わってくるが、羞恥はどうしようもない。シャルロットは顔から離した手を秘所を隠すために伸ばしながら言う。
「……で、でも……汚い、ですから……っ」
「汚い? 馬鹿なことを言うね。とても綺麗だし、いい匂いしかしないよ。ほら、見せてあげる」
レオンがシャルロットの細腰を掴み、ぐいっと強く引き上げた。シャルロットの膝裏がレオンの肩口に乗り、秘所を真上に向けるような体位にさせられる。とんでもなく恥ずかしい格好にシャルロットは真っ赤になりながら逃れようとするが、レオンの腕が足に絡んで固定され、逃げることができない。
レオンの指が秘所の入口に触れ、優しく割れ目を撫でる。
「……あ……ん……んぅ……っ」
指の腹で優しく上下に撫でられると、じんわりとした快感が広がり始めた。同時に蜜が滲み出し始め、レオンの指が動くたびにくちゅくちゅとかすかに水音が上がり始める。
この格好だとレオンが自分の秘所を弄っている様子がはっきりと見えてしまい、シャルロットは羞恥で気が遠くなりそうだった。
「……あ……あ、嫌……っ」
「ほら、見てごらん、シャルロット。君のここ……汚なくなんてないだろう? とっても可愛くて綺麗なピンク色だ。汚かったらこんなふうに触れない」
レオンの指が蜜を搦め捕るようにしながら動きを速める。羞恥で目を逸らしたいのに、次に何をされるのかと期待のような気持ちも抱いてしまって、シャルロットはじっと見続けてしまう。
もう片方の手も秘所に伸びて、滲み出す蜜を指に擦りつける。花弁の隙間にもレオンの骨張った指が優しく入り込み、シャルロットは腰を震わせた。
「汚かったら、こんなことだってできないよ。ほら、ちゃんと見ていて。僕が君のここに……キスをするところ……」
レオンの端整な顔が、シャルロットの秘所に近づいた。熱い吐息が触れて、シャルロットはびくんと大きく震える。
レオンの蜜で濡れた両の指が花弁を押し広げ、開いた隘路を舌が舐め始めた。
「……ひ……っ、あぁ……っ!」
「……ん……っ」
蜜を舐め取るように尖らせた舌が上下に動き、レオンが熱い息を漏らす。そんなところをレオンに舐められた衝撃の方が強く、シャルロットはされるがままになってしまった。
レオンの舌が花弁の蜜を舐め取るが、されればされるほど蜜はますます滲み出す。レオンは舌の動きを大胆にして、ぴちゃ、ぴちゃ……っ、と水音を立てながら舐め続けた。
「あ……ああっ! やぁ……っ」
レオンのさらさらの銀髪が内腿や恥丘に擽るように触れ、そんなわずかな感触にもシャルロットは感じてしまう。
「……ん……美味しいよ、シャルロット。これが君の味……」
感じ入ったように呟いて、レオンが大きく口を開けて秘所をくわえこむ。肉厚の舌が中に入り込み、ぐにぐにとかき回し始めた。
「……あ……っ、あぁ……っ! レオンさま……それ……駄目……っ!!」
腰の奥に言いようのない快感が走り、シャルロットは仰け反ってしまう。だがこの格好ではレオンの口に自分から秘所を押しつけることになってしまい、彼の鼻先が花弁の間から顔を覗かせ始めていた敏感な花芽に触れて、シャルロットの快感はますます強まってしまった。
「ああ……っ!!」
シャルロットの甘く高い喘ぎを耳にしたレオンは、煽られたかのように愛撫を強める。
浅い部分を探っていた舌は花芽に移り、ぬめぬめとそこを優しく転がしてきた。同時に花弁の中に長い指が一本、つぷり……っ、と入り込んできた。
異物感を感じたのは一瞬で、まるで迎え入れるかのように膣内が蠕動し、レオンの指を奥へと引き入れる。レオンは小さく笑って、中に埋め込んだ指をゆっくりと出し入れさせた。
「ああっ!!」
二つの快感を教え込まれ、シャルロットは身を震わせる。唇からは堪えきれない喘ぎが絶え間なく零れ続けた。 -
関連作品