書籍紹介
強引殿下の甘すぎる囲い込み~王太子妃になるなんて聞いてません!~
強引殿下の甘すぎる囲い込み~王太子妃になるなんて聞いてません!~
ISBN:978-4-302-12717-7
ページ数:322
発売日:2026年9月18日
定価:810円+税

イラストちら見せ!

  • あらすじ

    君には触れられても触れても気持ちいい
    恋した彼は私限定の絶倫王子様!?

    不遇な境遇で育った令嬢ヴィオラは、領地で出会った旅の青年に恋をする。しかし彼の正体は王太子グレイアムだった! 身分差から求婚を拒むヴィオラだが、一年だけ傍にいてほしいと王城へ迎えられる。完璧な王子様なのに、ただ一人愛するヴィオラの前ではケダモノになってしまう彼から、容赦なく注がれる激しすぎる愛欲に身も心も蕩かされて…!?

  • キャラクター紹介
    • ヴィオラ
      優しく芯の強い伯爵令嬢。両親に厭われているが乳母の家族に大切に育てられた。

    • グレイアム
      文武両道の女嫌いな王太子だが、愛するヴィオラの前では理性が崩壊してしまう。

  • 試し読み

    「もちろんよ。あ、言いにくいところもあるわよね。そのときは上書きして欲しいところを私の身体で教えてくれる?」
     グレイアムがふいに微笑む。目元に色気と甘さが滲み、ドキリとした。もしかしてまずいことを提案してしまったかも、と頭の隅で考える。
     グレイアムが両手で頬を包み込む。ドキドキしながらヴィオラも倣った。
     そのまま唇が近づいて、柔らかく唇を食まれる。啄まれ、舌先が唇をなぞる。くすぐったくて、けれど背筋がぞくぞくする気持ちよさもあった。
     とろりと意識が快感に蕩けそうになるのを慌てて堪え、再びグレイアムに倣う。自分からも舌を舐め合わせる濃厚なくちづけをすることになり、羞恥で身もだえしたくなる。
     グレイアムの両手が、身体を優しく撫で回し始めた。首筋から肩へ、二の腕を下って肘から脇に入り込む。
     同じようにすると、グレイアムの息が乱れた。ヴィオラは舌を絡め合わせているからもっと息が乱れている。自分からも積極的に彼に触れていると否応なく自覚して、恥ずかしい。
     それでも止めたくなかった。グレイアムに自分以外の者が触れたことに、胸の奥がじりじりと灼けつく。それが嫉妬だと自覚できるから、始末が悪い。
    「……ん……んっ、ん……っ」
     グレイアムの手が、ヴィオラの臀部を優しく揉みほぐす。ビクッ、と大きく震えたが、すぐに同じようにするべく、彼の臀部に手を伸ばした。
     だがグレイアムの上に寝そべっている状態では、身長差ゆえになかなか触れることができない。
    「……ん……グ、レイ……この体勢、じゃ……触って、あげられ……な……」
     舌を絡め合いながらも、切れ切れの声で訴える。グレイアムがヴィオラの舌を吸いながら、小さく笑った。
    「……んー……っ!!」
     舌の根が痺れるような快感に軽く仰け反る。グレイアムは小さな舌を甘噛みしてから離した。
    「すまない……ここは、触られなかった。触られたのは……胸、だったか、な……?」
     両手で臀部を揉みほぐしたままで、グレイアムの端整な顔が胸の谷間に押しつけられる。そのまま匂いを嗅ぐように深く息を吸い込まれ、ヴィオラは小さく喘いだ。
    「……ね、ねえ……!! 本当にそんなこと、されたの……っ!?」
    「嫌悪しかない思い出だから、記憶が混濁しているんだ……これは……頭が痺れるような、いい匂いだな……」
     いくら毎晩きちんと入浴しているとはいえ、匂いを嗅がれるのは恥ずかしい。快楽で力を失いつつあるが、ヴィオラは離れようと身をよじる。
     身体を締めつけないゆったりとしたデザインの寝間着は、襟ぐりも深い。グレイアムが襟ぐりを軽く噛んで下に引くと、胸の膨らみがゆっくりと暴かれる。
     グレイアムの唇が乳房を辿る。続けて熱く濡れた舌が片方の乳首を優しく舐め始めた。
    「……あ……っ!」
     小さな喘ぎが零れてしまい、ヴィオラは肩を竦める。グレイアムはなぜか気をよくして笑い、舌の動きを激しくした。
     尖らせた舌先でつつき、嬲る。かと思えばねっとりと乳頭を舐め上げ、吸い上げる。
     熱い口中でくちゅくちゅ、と唾液を絡ませながら、乳頭を転がす。臀部は変わらず彼の両手で揉みほぐされ、足の間がじっとりと濡れてくるのがよくわかった。
     下腹部の奥が熱く疼き、蜜壺の入り口がひくつく。与えられる愛撫に感じてしまっていることを自覚し、ヴィオラは涙目で身を離そうとする。
    「……こ、んなこと……されて、ないでしょう……っ?」
    「……された、かもしれない……」
    「……あ、んん……っ!!」
     乳首を唇できゅっ、と挟んで扱かれ、ヴィオラは仰け反る。逃れようと身じろぎしていたせいで、いつの間にかグレイアムの足の間に身体が入ってしまっていた。
    「嘘、よ……あ、なたが……こんなことまで許すはず、ないわよ……っ」
    「そう、だな。確かにあのときは、頬を撫でられただけで気持ち悪くて嘔吐してしまったし」
     やはり嘘だったのだとヴィオラは彼の胸に両手をついて上体を少し起こしながら、真下にある顔を睨みつける。涙目だからあまり効果はないとわかっていたが、そうせずにはいられなかった。
     直後、下腹部に――ちょうど恥丘辺りにごりっ、と硬い感触がして、ヴィオラは目を瞠る。
     確認しようとしたが、位置的にすぐ理解した。
    (グレイの、もの、が……)
     見下ろすグレイアムは目元をわずかに赤く染め、情欲まみれの碧眼を底光りさせてこちらをじっと見つめている。
     獲物を狙う肉食獣の表情だ。臀部を掴む手に力が入り、ぐっ、と彼の股間に下肢を押しつけられる。
     知識として知っているものからはかけ離れた硬さと膨らみようだ。グレイアムが熱い息を吐き、舌なめずりした。
    「自分でしたことしかないが……こんなに早く昂るのは、君に触れてるときだけだぞ……」
     その言葉にドキリとして真っ赤になるが、恨めしげな、どこか拗ねているような口調が愛
    おしくなる。
    (私にだけ……こうなる、のね……)
     求められていることが、とても嬉しい。ヴィオラは小さく息を飲むとグレイアムと目を合わせ、手だけを彼の下腹部に伸ばした。
    「……ここは……触られて、ないのよ、ね……?」
     寝間着の下衣越しにそっと掌で触れる。かすかにグレイアムが震え、息を詰めた。
    (熱くて、硬くて……大きい……)
     慄いて一度手を離してしまうが、グレイアムが放つ色気が強くなったことに勇気を得て、優しく上下に撫でさする。
    「……もちろ、んだ……君と私以外、触れた者はいな、い……。君も、そうだろう?」
     問われている意味を理解するまでの数瞬の間に、グレイアムの手が寝間着の裾から中に潜り込み、素肌の足を撫で上がってくる。寝間着越しに揉みしだいていた二つの丘を今度は熱い掌で直接掴まれ、ビクッ、と大きく震えた。
     反射的に逃げ腰になるが、グレイアムの手に押さえられているうえ、両足がいつの間にか絡んで密着している。彼の目が、細められた。
     臀部の割れ目から秘裂に、長く骨ばった指が入り込んでくる。わずかに汗ばんだ肌の感触にグレイアムは軽く息を飲み、それからすぐ肌を味わうように撫で、秘裂に指を当てた。
    「う……んぅ……っ」
     自分でも滅多に触れることのない秘められた場所を、グレイアムの指が優しく撫でてくる。指の腹でふっくらとした花弁を割り開き、蜜口の浅い部分を擦ってきた。
     思わず身体に力が入り、彼の股間を撫でていた手をぎゅっ、と握り締めてしまう。グレイアムが息を飲んだ。
    「……ごめ……っ」
    「大丈夫だ。驚いただけ、だ……私の方こそすまない。驚かせたか」
     指は止まったものの、離れはしない。ヴィオラも手の力を緩めるが、彼の股間からは離さなかった。
    「……だ、大丈夫……私も、びっくりしただけ……」
    「そうか。少しでも痛みを覚えたら教えてくれ。もう少し……いいか?」
     唇を柔らかく啄みながらの問いかけに、気づけば恥じらいながらも小さく頷いている。
    「私こそ……痛くして、ない……? 慣れて、ないから……」
    「慣れられたら困る。……いや、私だけにするのならばいくらでも慣れてくれて構わないが」
     食い気味に言われて、ヴィオラは安堵の笑みを浮かべる。
     こちらはグレイアムの愛撫に戸惑いや驚きはあれど、心地いい。彼が教えてくれる快楽に流され我を忘れてしまいそうで、怖いほどに。
    「……何をそんなに、安心している?」
     余裕だな、と呟いたグレイアムの指が、再び動き出す。
     長い中指の先だけを、蜜壺の中につぷつぷ、と押し入れては離れる愛撫を繰り返す。じわりとした快感が腹の奥から腰に広がり、ヴィオラは小さく喘いだ。
    「……だっ、て……私だけ、気持ちいいのは、不公平だか、ら……」
     ともすれば止まりそうになる手を何とか動かして、ヴィオラも男根を撫でる。グレイアムが嬉しそうに喉の奥で笑い、空いてる方の手を前から足の間に差し入れ、花芽を撫で回した。
     前後からの指の愛撫は初めて受ける身体には強烈すぎて、ヴィオラは身を震わせる。グレイアムはそんなヴィオラの唇に柔らかな軽いくちづけを何度も与えた。
    「私の指が、気持ちいいか」
    「……き、もちいい……から、も……やめ、て……できなくなってしまう、でしょ……っ」
     同じ快楽をグレイアムにも与えたいと思うのに、彼がくれる方が強すぎて、何もできなくなってしまう。グレイアムが耳元で熱く囁いた。
    「君も、してくれるのか」
    「……こ、こういうこと、は……お互いが、良くならないと……駄目、でしょ……」
     グレイアムが嬉しそうに笑う。どうしてそんな顔をするのかがわからず困惑の目を向けると、彼は続けた。
    「君のおかげで、少し……苦しい。出してくれないか」
     言われるまま、グレイアムの下衣をそっと押し下げる。露わになったそれは半勃ち状態で、慌てて目を逸らす。
     そうすれば間近にあるグレイアムと目が合い、互いに見つめ合いながら何を言うわけでもなく、自然と愛撫を再開する。
     して欲しいことがわざわざ言われなくてもわかるのは、どうしてだろう。
    (あなたを……気持ちよく、したい)
    「……君、を……気持ちよく、したい」
     ヴィオラの心の声と同じことを、グレイアムが熱を孕んだ声で言う。同じ気持ちであることが嬉しくて、それだけで全身が震えるほど気持ちよくなってしまった。
     とろり、と、滲み出してきた蜜で指を濡らし、グレイアムが再び優しく蜜口を擦る。小さな水音が上がるに合わせ、快感も強くなっていった。
     グレイアムは一瞬たりとも目を離さずヴィオラの反応を窺いながら、指を動かす。見つめられるだけでも疼きを覚えた。
     ヴィオラも彼の様子を見ながら、露わになった肉竿をそっと握り込んだ。意外に滑らかで脈打つそれは、しかし想像以上に太く逞しく熱くて、慄いて躊躇ってしまう。
     けれどグレイアムが表情や吐息で感じていると伝えてくれるから、それもすぐに消えた。握って緩やかに扱くだけで、彼の息が乱れ、熱くなる。
     もっと気持ちよくなって欲しい――だから愛撫を続けたいのに、彼の指には勝てない。
    「……は、ぁ……あっ、あぁ……そこ、駄目……っ」
     いつの間にか中に入り込んでいた指が、膣壁を優しく擦って感じる場所を探していた。蜜壺内の上部のある部分を強く擦られると、堪らなく気持ちがいい。
    「……駄目? 痛いのか?」
    「ち、が……気持ち、いい……っ」
    「そうか。ならもっとしてもいいな……?」
    「や……っ」
     強弱をつけて集中的に突かれ、擦られ、押し上げられる。腰がガクガクと震え始めるのに、一切の手加減がない。
     ヴィオラはもう肉竿への愛撫ができず、ただ縋るように握るだけだ。それでもヴィオラの喘ぎと反応で昂るのか、ビクビクと脈打ち、さらに大きくなって反り返る。
    (これ、が……私の中、に……?)
     想像した直後、身体が大きく反応し、グレイアムの指をぎゅっと強く締めつける。彼が驚いたように目を瞠った。
    「……どうした。なぜ、急に……」
    「……ん、あ……ぁ……っ」
     軽い絶頂を迎えて、答えられない。グレイアムの胸にしなだれかかり、必死に息を整える。
     だが想像はついたのだろう。グレイアムは驚きに満ちた声で言う。
    「……まさ、か……私のものが入ったときのことを、想像して……?」
     見透かされて恥ずかしくなり、頬を赤くしてグレイアムの胸に顔を伏せてしまう。彼はすぐに笑うと、ヴィオラにくちづけた。
    「君の中に入ってもいいということか……?」
    「……ち、が……駄目……っ」
     本心では許しているが、ヴィオラは慌てて否定する。グレイアムは残念そうに微笑みながら、また指を動かし始めた。
     達してほぐれた蜜壺は、グレイアムの指を美味しそうに飲み込む。それどころか蠕動して、もっと奥へと導いた。
    「ああ、わかった。今はしない。まだ、我慢……できるから、な……っ」
    「……ひ、ぁ……っ!!」
     不満を隠さない声で言って、グレイアムが指で最奥を容赦なく突いてきた。
     一本だけだった指も気づけば人差し指と薬指も加わって激しく出入りし、蜜が絡んでぐちゅぐちゅ、と、淫らな水音も大きくなる。
    「……や……はげ、し……もっと、ゆっくり……して、ぇ……っ」
     グレイアムの胸に取り縋りながら、ヴィオラは泣き濡れた声で訴える。

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