Vanilla文庫 ドルチェな快感♥とろける乙女ノベル

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書籍詳細

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甘やかしすぎ注意!~毒舌社長とお試し交際~

著者:橘 志摩
イラスト:鳩屋 ユカリ

ISBN:978-4-596-58455-7
ページ:250
発売日:2018年10月17日
定価:本体580円+税

あらすじ

仕事に疲れ切っていた深鈴は、バーで知り合った尚人におかしくなるくらい甘い夜を与えられた。しかもその夜以降、尚人は深鈴との距離をどんどん詰めてきた! あけすけな言葉と優しすぎる温もりで深鈴を癒してくれるけれど、こんなに甘やかされたらダメになっちゃう! 戸惑いを覚える深鈴に、尚人との仲を協力して欲しいと後輩が言ってきて!?(ヴァニラ文庫ミエル)

キャラクター紹介

heroin_face_VBL-172syoei相原深鈴

(あいはら みすず)
社内では姉御肌と頼られているが、最近は疲れ気味。

hero_face_VBL-172syoei吉村尚人

(よしむら なおと)
IT企業社長。思ったことをすぐに口に出してしまう性格。深鈴の危うさが気になって……。

試し読み

「散々啼かせて、抱き潰してあげる」
「な、何言っ……あっ!」
 思わず言い返そうとしたが、急に胸の膨らみを揉まれて、言葉が途切れた。
 彼の指先に服の上からただ触れられただけなのに、まるで電気が走ったかのように痺れてしまう。
 こんなふうに反応してしまうのは初めてだ。彼に触れられたときだけ、まるで自分の身体ではなくなったかのようになってしまう。それがなぜなのか、深鈴にもわからない。
 尚人の指がそのまま服の上から胸を揉みしだき、彼の唇が首筋を滑る。時折軽く肌を吸われ、身体がビクリと跳ねた。
「……は……っ、ん……」
「服、脱がすね」
「ぁ……っ」
 言うが早いか、深鈴のブラウスをさっと脱がし、そのまま下着のホックを外してしまう。
 下着を身体から取り払われて、思わず胸元を両腕で隠すとその腕もさっさと摑まれ、どかされてしまった。
「な、尚人さん!」
「なんで隠すの。見たいから隠したらダメだよ」
「う……っ! わ、私は、見られたくないんですけど……っ!」
「俺が見たいの。ほら、集中して」
「ひぅ……っ」
 耳にチュッと唇を押し当てられ、温かい舌が耳孔に入り込んでくる。耳の中をくまなく舐められ、その感覚に肌が粟立っていく。
 それだけでも酷い快感が身体を襲うのに、彼の指が休むことはなく、素肌を撫で、胸の膨らみを掌全体で揉みしだいてくる。立ち上がりかけていた頂は彼の掌に擦られたせいですっかり立ち上がってしまい、快感を正確に感じ取り、余計に体温を上げていく。
 荒くなった呼吸を整えたくても、次から次へと身体を襲う快感のせいで、整うどころか更に乱れてしまっていた。
「ぁ、あ……っ」
「……気持ちいい?」
「ん、んー……っ」
「……可愛い……」
 耳に直接、吹き込まれるように聞こえた尚人の声がやけに掠れ、艶っぽく響いた。
 深鈴の身体がビクビクと震えるたび、彼の掌が宥めるように肌を撫で、そしてすぐに深鈴に新しい快感を与えていく。
 耳を嬲っていた彼の唇がそこを離れ、肌を滑り、胸へと移動するその感覚さえも、深鈴の快感を煽っていく。
「あぁ、あ、あ、……っん、……ぁっ!」
「ん……いっぱい、声、聞かせて」
「ぁ、は……っああっ!」
 唇が胸の頂を捉え、口内に含まれた瞬間、腰がビクっと跳ねた。
 舌に嬲られて、次から次へと快感に襲われる。声を我慢するなと言われたが、我慢するよりも先に口から勝手に出てしまう。
 手が無意識のうちに彼の身体を探し、シャツをぎゅっと握り締めていた。
「……ん、ちょっと暑い」
 そう呟いた彼は深鈴の手をそっと外し、身体を起こすと着ていたシャツを脱ぎ捨て、そのままシャツの下に着ていたTシャツも脱いで床に投げた。
 視界に現れたのは鍛えられた裸体だ。その姿に思わず息を吞む。深鈴が視線を外せず、じっと見つめてしまっていると、彼もそれに気がついたらしい。
 やけに妖艶な笑みを浮かべて、深鈴の顔を見つめ返した。
「――見蕩れちゃった?」
「……っ、な、だ、だって……!」
「だって? 何? ……これから俺が深鈴を抱くんだって、改めて自覚した?」
 その問いかけに答えられなかったのは、図星をさされたからだ。彼の裸を見て、今からこの人に抱かれるのだと思ったら、視線が外せなかった。
 それを言い当てられて、顔が今まで以上に熱くなる。きっと真っ赤になってしまっているだろう。
 そんな深鈴を見て尚人はまた口元だけで笑い、ちゅっと触れるだけのキスをした。
「いいよ、いくらでも見て」
「ん……っ」
 頰にも唇を押し当てられ、本当に嬉しそうに笑われるだけで、鼓動がまた一段と速くなる。彼の唇がそのまま深鈴の肌の色々なところに押し当てられ、ちゅっちゅっと音を立てて触れては離れていく。
 掌は太ももを撫で、膝を擽っている。その擽ったいようなじれったいような感覚に思わず膝が動いてしまう。
 力が抜けた足を彼が持ち上げ、そのまま大きく開かれた。
「や……っちょっと……っ」
「大丈夫。……見せて。俺で感じてるってところ」

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