書籍紹介
隣のイケメン社長はイチャ甘系~恋するベランダ~
隣のイケメン社長はイチャ甘系~恋するベランダ~
ISBN:978-4-596-58246-1
ページ:290
発売日:2018年2月2日
定価:本体590円+税
  • あらすじ

    隣人は一途で恋に焦がれる年上社長

    隣の部屋に引っ越してきた遼一とひょんなことから親しくなった胡乃実。ベランダ越しに会話していたある夜、「付き合って欲しい」と告白された! 胡乃実を見つめる視線は甘く、大人なイケメンかと思いきや遼一は胡乃実とのいちゃいちゃが最優先!? 甘々エッチの後には「世界一幸せ」と言ってくれるけれど、遼一の婚約者と名乗る女が現れて!?(ヴァニラ文庫ミエル)

  • キャラクター紹介
    • heroine_VBL136

      神村胡乃実
      会社員。26歳。友達思いで情に篤い性格。照れ屋過ぎて素直になれないのが玉に瑕。

    • hero_VBL136

      羽山遼一
      レストランなど経営している会社社長。明るい性格だが、これまでの恋愛にトラウマがあって……。

  • 試し読み

    唇を塞がれ、少しだけ性急に開かれた。滑り込んできた舌が胡乃実のそれを搦め捕って、強く吸い上げて来る。
    その口づけだけで身体をゾクゾクと甘い寒気が走り抜けていく。
    あっという間に他のことを考えられなくなってしまうほどの甘いキスをされて、身体から力が抜け落ちていった。
    「ん……、ぁ、ふ……っ」
    「……大丈夫。俺が全部、上書きしてあげるから」
    「ぁ、ん……っ」
    少しかさついた指が胡乃実の首を滑り、そのまま耳の裏側を撫でていく。ただそれだけのことなのに身体を走る痺れが止まらない。
    甘く淫らな口づけは継続されたままだ。なんとか息はできているものの、思考はどんどん溶かされている。
    その快感に飲み込まれないように必死で堪え遼一の着ているバスローブを握りしめると、胡乃実の身体を抱きしめていた彼の腕の力が少しだけ緩んだ。
    「――全部俺に任せてくれたらいいからね。余計なこと、気にできなくしてあげる」
    「あ……っ」
    再び身体をベッドに押し付けられて、服の裾から彼の指が入り込んで来る。
    腹を撫でられ、肌を擽られ、思わず膝が立ち上がってしまう。そんな胡乃実の反応を見越していたかのように空いていたもう一方の掌でバスローブの裾から覗く肌をツツっと撫でていく。
    ゾワゾワと次から次へ淡い刺激を送り込まれ、全身をむず痒いような、物足りないようなそんな感覚に襲われた。
    「ぁ……は……っ」
    「かーわいい。もどかしい?」
    チュッと、額に押し付けられた唇が笑い、音を立てて離れていく。何度も何度も唇にキスを与えられ、そのまま肌を滑って降りていく。
    首筋に吸い付いたそれが肌を吸い上げて、身体がびくりと跳ねた。
    吸い付いた場所に後を残したその唇はちゅちゅっと音を立てながら肌の上を移動していき、それと同時に服の中に入り込んでいた掌がその膨らみを覆う。
    最初は指先だけで形を変えられ、それだけでも酷く大きな快感を覚えているというのに、肌にキスを落としていた唇が捲り上げられ、露出させられたその膨らみに押し付けられ、舌を這わせたせいでより一層大きな快感に襲われた。
    「ぁ、あ……、あ、ん……っ」
    その頂には触れず、器用に避けて膨らみを揉みし出すその掌と舌の動きに翻弄され、余計なことを考えられる余裕がない。
    露出していた脚を撫でていた指がゆっくりと上って行き、足の付け根を少し強く押されたその瞬間、足がびくりと震え、腰が浮く。
    遼一はふっと唇だけで笑い、すっかり立ち上がったその頂に舌を絡めた。
    「ぁ、っ、遼一さ……っんんっ」
    「いいよ、そのまま、何も考えないで感じてて」
    「ぁ、ン、ンンーっ」
    勃ちあがった粒を強く吸い上げられ、嬲るように舌が擦っていく。脚を撫でていた掌がまるで遊ぶように下着と肌の境目をなぞり、胡乃実の身体にもどかしさを残していく。
    上から見下ろしていたはずの彼の身体がいつの間にか胡乃実の身体の後ろに横たわり、胸を嬲っていたその人の舌が胡乃実の耳を味わい始めている。
    耳に直接響く卑猥な水音が胡乃実の中の熱をより一層煽っていた。
    時折呼ばれる名前が、まるで自分のものではないかのように甘く響く。
    下着をゆっくりと下ろされ、慌てて脚を閉じようとしたが後ろから膝を入れられて閉じることができなかった。
    「あっ! ぁ、も、遼一……!」
    「ん? 何? ……ここ、触られるの、嫌?」
    「ンン……っ! は……っや、は、恥ずかしい……っ!」
    もうすっかり濡れそぼっているそこを知られるのが恥ずかしい。そういうことをしているのだからその反応は正しいはずなのに、遼一にはしたないと思われるのが嫌だった。
    胡乃実が眦に涙を溜めて首を振ると、遼一が頰にちゅっと唇を押し当てた。
    「すごい嬉しい。俺で感じてくれて」
    「っ……」
    「その可愛い声、もっと聞かせてね」
    「ひあっ! あ、ァん……っ、ぁああ……っ」
    指がそっとその入口をなぞり、その粒を掠めていく。ただそれだけで、自分の中からドッと蜜が溢れ出したのを自覚した。
    「ぁ、あ、あ、りょ、いち、っ、あ……っ」
    「気持ちいい? 声、めちゃくちゃ可愛い。……ホント、すげー煽られる……っ」
    「ぅ、あ、ひぁっ、あ……っ」
    「んー? 何? どうして欲しい? 言って、胡乃実。胡乃実がして欲しいこと、全部してあげるから」
    「あ、ぁ、っ、も、や、意地悪、しな、いで……っ」

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