書籍紹介
御曹司婿の押しかけ婚~高嶺の花の旦那サマといきなり新婚です~
御曹司婿の押しかけ婚~高嶺の花の旦那サマといきなり新婚です~
ISBN:978-4-596-53193-3
ページ数:290
発売日:2023年12月1日
定価:740円+税
  • あらすじ

    ふつつかな婿ですが、よろしくお願いします
    セレブな御曹司婿×庶民派の妻

    実家の家業のため婿を探していたら最強立候補者が現れた。まさか御曹司が私なんかのお婿さんになってくれるなんて!! 高嶺の花すぎて畏れ多いんですけど!? 押し切られてスタートした新婚生活。「婿として妻を気持ちよくしてあげたい」と憧れてた聡に甘く奉仕され、幸せすぎて夢みたい。だけどやはり彼の実家では婿に行ったのが面白くないようで――!?

  • キャラクター紹介
    • 伊藤理紗(いとう りさ)
      聡に憧れていたものの、婿にするには遠い存在すぎて考えてもいなかったが!?

    • 万里小路聡(までのこうじ さとし)
      大手ゼネコンの常務。理紗が婿探しで合コンに参加すると聞き黙っていられず!?

  • 試し読み

    「揉まれたら気持ちイイか聞いている。俺は婿だからな。奥さんにたくさんご奉仕して気持ちよくなってほしいから、どうされると気持ちイイのか、シッカリと知っておかないと」
    「そんなの……いいですよぉ、ハァ……」
     婿としての使命感に燃えすぎではないか。というか婿ってそういうものだっけ、と思いつつ、質問をはぐらかすように答えた。なにをされたら気持ちイイかなんて、そんなこといちいち口に出すのも恥ずかしい。
    「ま、理紗の反応を見ればわかるけど」
     ふくらみに喰いこむ指を狭め、きゅうっと頂を絞る。理紗が大きく震えたのにも構わず、聡は両の頂を二本の指でつまんでぐにぐにとこねた。
    「あっ、あ、ぁ……ダメェ、ぁぁんっ」
    「かわいい声。普段の声もかわいいけど、こういうときのは格別」
    「あっ、ンッ、胸……ぁぁ」
     両胸の先端が、赤くぷっくりとふくれて自己主張をする。自分の乳頭がこんな姿になってしまうなんて知らないし、こねられるとこねられただけもどかしさが大きくなって、自分の胸なのに別のものになってしまったよう。
    「硬くなってる。美味しそうだ」
    「な、なにが……ぁぁっん!」
     赤くふくれた突起に聡の舌が絡みつく。唇で挟んで甘嚙みしては、ちゅうっと吸いついた。
     彼の舌がまとわりつくそこが、しっとりと濡れて淫靡な様を見せつける。それがすごくいやらしくて、腰の奥がじわっと熱を持った。
     自分の身体をいやらしいと感じてしまうなんて。また、それをいやだと思わないなんて。
    「ぁあっ……そんな、に、舐めちゃ……ぁうンッ」
     胸の先端が飴玉のように転がされているのがわかる。聡の舌が奔放に動き、ぴちゅぴちゅとどこかかわいらしさを感じさせる音をたてる。
     それが自分の胸で奏でられているのだと思うと、かわいいけれど恥ずかしいという、なんとも表現しづらい感情でいっぱいになってきた。
    「ダメェ……ジンジンして……あぁぁんっ」
    「ジンジンして気持ちイイ? こっちもしようか」
     反対側の先端に吸いつき、同じように舐り回す。今まで嬲られていた赤い果実は三本の指でつままれ、擦るように擦り潰された。
    「あぁぁ、やっ、やだぁ……ァンッ」
     力が入れられているのか軽く痛感のようなものが走る。それなのに、痛い、という情報が脳に届く前に違う感覚にすり替わって、心地よい微電流が広がっていく。
     もしかしたら、これが聡の言う「気持ちイイ」なのではないか。
     乳頭から大きく乳房を咥えこみ吸いつきながら口を動かされると、本当に食べられてしまいそう。「美味しそう」と言ってくれた言葉を思いだし、昂ぶりもあいまって「美味しい?」と聞きたくなってしまう。
    「ぁあんっ、食べないでぇ……ぅンッ」
     じれったいようなもどかしさで肩が上下に揺れる。それと一緒に両脚もうごめいた。
     さわられているのは胸だけなのに、なぜか下半身までむずむずする。特に脚のあいだに引き攣るような刺激があって、どうにも黙っていられない。
    「食べる。入るなら全部口の中に入れたい。柔らかくて甘くて最高」
     ポンッと音をさせて聡が胸から口を離す。おかしくなって、ちょっと笑ってしまった。
    「入るわけがないじゃないですかっ。怖いです」
    「口が大きくてなんでも吸いこんで食べる丸いピンクのゲームキャラがいるだろう? いまだけそれになりたい。そうしたら理紗を体内に吸いこめる」
     真剣がすぎる顔で、そんな冗談は言わないでほしい。
    「……あれって、食べてるんじゃなくて吸いこんだものをワープさせてるだけですよ。わたしをどこに飛ばす気ですか」
    「じゃあ駄目だ。今の口の大きさで我慢する」
     胸のふくらみのあちこちに吸いつきちゅっちゅと音をたてる。頰をすりつけ、嬉しそうに谷間にうずまる聡の顔。……なんとなく、かわいい。
    「はあー、理紗の胸、最高」
     しみじみとした口調。
     ……もしかしたら、女性の胸部がとても好きな属性なのだろうか……。
    「……胸ばっかりさわって、やらしいですよ聡さん」
    「え? 理紗にさわっていやらしくならないとか、ないだろう」
    「それは……まあ、嬉しいですけど……」
    「理紗だっていやらしくなってるくせに」
    「なにが……、あっ!」
     ビクッと全身が震える。聡の手が脚のあいだに伸びてきたのである。
    「ずっともじもじしていたから、かなり切ないんだろうなって思っていた」
     恥丘を軽く撫で、そこから続く裂け目に指が潜りこんでいく。思ってもいなかったほど滑りのよい感触が恥ずかしさを大きくしていくものの、上下に擦り動かされる指が羞恥以上のものを生み出していく。
    「あ……ぁぁあんっ」
    「こんなに濡らして。よっぽど気持ちがよかったんだな、胸」
    「あっ、あ。だって、聡さん、が、ぁぁっ……いっぱい、さわるから……あっあ、やっ、ぁぁん」
    「仕方がないだろう。理紗の胸、むちゃくちゃ気持ちいいんだ。さわってるだけで俺がマズイ状態になりそうだったからやめたけど、許されるなら一週間くらいずっと揉み続けたい」
    「もぉ……そんなことばっかり言って……ぁぁんっ、ン」
    「……念願だったし」
    「え……? ああっ!」
     静かな口調が気になって聞き返すものの、陰唇をぐちゅぐちゅと搔いていた指が入り口を不意に広げた気配がして大きく腰が飛び上がった。
     その驚きのせいで、彼がなにを言ったのかも気にならなくなってしまう。目を大きくしていると、聡に苦笑いされた。
    「指、入りそうになったけど入れてないから大丈夫。というより、指でそんなにびっくりするな。俺が入るときにショック死しそうで怖い」
    「し、しませんっ」
    「そうだな」
     片方ずつ膝を立てられ左右に開かれる。聡がそのあいだに身体を入れ、閉じることができなくなってしまった。
    「ショック死しないように、よぉーく慣らしてやるから、安心しろ。大事な奥さんに、『初夜は痛いだけでした』なんて言われたくない」
    「そんなこと……」
    「婿の意地に懸けて、気持ちよくなってもらいますよ。奥さん」
     どんな「婿観」だ。そんなの聞いたことない。心は悪態をつくが、間違いなく胸がきゅんっとした。
     まさか聡に、高嶺の花だった彼に、そんなことを言われる日がくるなんて……。
     広がった太腿の中心に聡が顔を落とす。
    「あっ、そこ……は」
    「大丈夫。恥ずかしくないし汚くない。俺の奥さんは、丸吞みしたいくらい全部が綺麗」
     すっかり気持ちを読まれている。自分でも見たことがないような場所を見られてしまうのは恥ずかしいし、入浴したあとであっても躊躇はなくならない。
     それを聡は、綺麗だと言ってくれる……。
     恥ずかしい場所に、もっともみっともない姿を見られたくない人の唇が当たっている。そこで声を出されると吐息が当たって、それだけで秘された部分が痙攣した。
    「あっ……」
     反応したのをごまかそうとするかのよう、反射的に聡の頭に手を添える。彼の髪の毛が指に絡んだだけでドキリとする。
    (聡さんの髪……、思ってたより柔らかい)
     思えば、入浴後で洗いっぱなしの髪を見るのも初めてだった。初夜の緊張で意識がいかなかったが、そんなレアな権利を得たのはすごいことではないのか。
     婿、結婚、という言葉を頭ではわかったつもりでいた。ここにきて、やっとその言葉が実感できてきたような気がする。
    「聡さん……」
     そう思うと愛しさが増してくる。
     ――――この人と、結婚したんだ……。絶対に手が届かないと諦めていた、高嶺の花と。
     すうっと気持ちが楽になる。まるで憑きものでも落ちたかのよう、透き通った清々しさが胸を満たした。
     聡にもそれが伝わったのかもしれない。キスをするように唇が触れていただけの秘部に、ねっとりと厚い舌が絡んだ。
    「あンッ……!」
     刺激がストレートに沁みてくる。脳にまで回ってくる感覚だが、つらくはなく、むしろゴムボールを当てられたようなぽわんとした心地。
     じゅくじゅくと音をたてて、聡はあふれ出たものを吸おうとする。その唇の動きが刺激的で腰の奥が疼きっぱなしだ。
    潤いはきっと吸い尽くされてはいない。身体の奥のほうからあたたかいものが流れ出してくるのを感じるから。
    「ぁ……ハァ、あっ、んん、ダメ……そこぉ……」
    「うん、すごくイイみたいだ。びっちゃびちゃ」
    「おかしな言いかた……ぁアンッ……!」
     刺激を加えられるとすぐに反応してしまうので、文句も言えない。しかしそれをいやだとも思わない。
     愛液をまとった舌が恥丘のふもとに移動してくる。なにかを囲むように回したあと、その中央を舐め上げ舌先であやしていく。
    「あぁぁ、やっ……あっ!」
     今までにない刺激が駆け抜け、無意識に腰が浮く。不覚にも聡の唇に秘部を押しつけてしまい、ここぞとばかりに吸引された。
    「あああぁんっ……そこ、ダメェ……」
     感電したかのような痺れ。けれどそこから未知の愉悦がにじみ出してくる。痺れは一瞬だけ痛みを伴い、その痛感が熱い疼きに変わり、――弾ける。
    「やぁぁんっ、ヘン……なるぅ――!」
     なにかが爆ぜる感覚が怖くて、とっさに聡の頭を摑んだ。引き離そうとしたのか叩こうとしたのか自分でもよくわからないが、結局髪の毛を握っただけだった。
     脚のあいだに力が入って秘裂がびくびくする。恥ずかしいのに止められない。
    「ヒクヒクしてる。かわいい」
     それなのに、聡は嬉しそうに理紗の反応を褒め、大きな音をたてて蜜口をすすった。
     自分では制御できない部分に、さらに加えられる刺激。弾けたはずのなにかが、また大きな気泡になってそこに澑まっていく気配がする。
    「はぁ、ああっ! や、やっ、溶けちゃ……」
     舌に嬲られているところから熱く蕩けてしまいそう。ずくずくした疼きでいっぱいになって、なにをされてもいいからこのもどかしさから逃がしてほしくなる。
     上半身を悶え動かしながら、聡の頭に置いた手で髪の毛を掻き混ぜる。両腕のあいだに寄せられた胸のふくらみに聡の手が伸び、左右交互に揉みたくった。
     乱暴にも感じるその動きが、理紗を欲して余裕がなくなっている様をありありと伝えてくる。憧れ続けた彼にこんなにも求められていることが、夢心地な悦びを生み出した。
    「ああっ、んっ、さとしさっ……ァッ、好きぃ……」
     頭も心もふわふわして、どんなことでも口にできそう。
     ずっと胸にしまっておかなくてはと思っていた言葉も……。
    「好き……ぁっ、ぅんンッ、ぁぁ……」
     心のままに言ってしまえるのは、なんて気持ちのいいことなのだろう。うっとりとした陶酔感が脳に回ったとき、聡の吸引が激しくなり一気に上り詰めてしまった。
    「あああっ! ひゃぁぁんっ――!」
     悲鳴のような声だったが、鼻にかかったトーンで甘ったるい。とっさのことだったとはいえ、どこかあざとさがあった気がして照れくさい。
    「ヘンな声……出ちゃった……」
     かわい子ぶっていると思われたくなくて言い訳が口をついて出る。すると、大きく息を吐きながら上半身を起こした聡が勢いよくバスローブを脱ぎ捨てた。
    「ああっ、ほんっと、理紗はっ! むっちゃくちゃ滾った! 今の言葉、忘れるなよ!」
    「え……? あの……」
     今の言葉、とは。「ヘンな声……出ちゃった……」のことだろうか。
    (ヘンな声で、滾るの?????)
     頭の中にクエスチョンマークが羅列する。
     ああいう種類の声が好みなのだろうか。たとえるなら、ギャルゲームの女の子キャラが迫っているときのような甘え声だった気がする。
     聡はいろいろなゲームに手を出しているようなので、ああいうのも嫌いではないのかもしれない。
    (ありがとう。ギャルゲー。おかげであざといとか思われなくて済みそう。よかった)
     理紗がどうでもいいことを考えているあいだに、聡は避妊具を手に取っていた。
     用意をして覆いかぶさってきた彼と目が合い、ドキッとする。
    「でも、嬉しいな。俺も好きだよ」
    「え……」
    「理紗に『好き』って言ってもらえてすごく嬉しい。いつ言ってくれるかなって思ってた」
    「あ……あれはっ」
     心地よさに負けて口にしてしまった言葉に、急に恥ずかしくなった。おまけに聡からも「好きだよ」の言葉をもらってしまい、「愛してる」とはまた別の嬉しさを感じる。
    (本当にわたし、常務……聡さんに好かれてたんだ)
     いまさらながら実感できたとき、広げられた脚の中央に熱いものを感じて身体が震えた。
    「抱きついて、理紗」
     優しくおだやかだけれど、少し余裕のない口調。言われるまま聡の背中に両腕を回す。男の人の裸の背中にさわるなんて初めてで、どこに手を置いていいかさえ迷ってしまう。彼の体温が伝わってきててのひらが幸せだ。
    「二回もイってくれたし、受け入れやすくなってるとは思うけど、あんまり痛かったら怒って」
    「お、怒る?」
    「うん。婿が生意気だぞ、って」
    「そんなこと言いませんよ。……痛くても、聡さんのせいじゃないです」
     いや、挿入しなければ痛くないのだから、しようとしている聡のせいではないだろうか。というか聡にとって婿ってどんなイメージなんだろう……と疑問が渦巻くが、そんなことを聞ける雰囲気ではない。
     聡は理紗のひたいにキスをすると、ひたい同士をくっつけた。
    「嬉しいよ」
    「……ふっ、ウっ!」
     大きな塊を当てられていた部分が強く押され、小さな入り口がぐにっと広げられる気配を感じる。とっさに声が出そうになり口が開いた。
    「――俺を婿に選んでくれて、ありがとう」

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