Vanilla文庫 ドルチェな快感♥とろける乙女ノベル

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書籍詳細

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【急募】オオカミ社長の週末花嫁~子作りするとは聞いてません!!~

著者:麻生ミカリ
イラスト:駒城 ミチヲ

ISBN:978-4-596-74540-8
ページ:290
発売日:2017年4月15日
定価:本体590円+税

あらすじ

実家のトラブルで大金が必要になった来実の元に、会社の上司から「社長の週末妻」を募集したメールが届く。葛藤しつつも条件に惹かれ契約を受けた来実と、ワイルドな見た目のイケメン社長・志狼の結婚生活がスタート。てっきり形ばかりの結婚だと思っていたのに、いつのまにか志狼に押し倒されていて……。このまま「初めて」を奪われちゃうの!?
(ヴァニラ文庫ミエル)

キャラクター紹介

heroine_VBL89冷泉来実

まじめで仕事熱心な秘書室のチーフ。複雑な家庭環境から、恋愛には距離をとっている。

 

hero_VBL89真神志狼

マガミフーズの若き社長で、オオカミの神を祀る真神家の御曹司。ワイルドなイケメン。

試し読み

「…………っ、ん」
 最初に中指が、次いで薬指と人差し指、それから少し遅れて小指が、胸の膨らみをなぞっていく。
「着痩せするんだな。思っていたより、大きい……」
 彼はそう言って、嬉しそうに目を細めた。
 そうしている間にも、志狼の手が来実の胸をたどっていた。中心には触れず、丸みを確かめていくようにして、指先から手のひらまですべてを使い、彼は来実の形を知る。
「は……、ぁ、んっ……!」
 唐突に、人差し指が先端をかすめた。
 びくっと体がすくむ。ほんの一瞬、あえかな刺激だったというのに、脳天まで突き抜けるような痺れが体の内側を駆け巡った。
「これだけで感じるのか? ずいぶん敏感でかわいい胸だ」
「ち、違います、わたし……っ」
 恥ずかしさから、反射的に来実は体をよじる。けれど、それを許さないとばかりに志狼はパジャマの前を左右に開いた。
「やぁ……っ」
 空気に触れた肌は、痛いほど敏感になっている。胸の膨らみは、その全貌を彼の前にさらけだし、見られていると思うだけで先端がぴりぴりとせつない。
「いつもクールな冷泉さん、乳首がこんなに硬くなってるけれど、これは俺のせいだね」
 わざと『冷泉さん』なんて呼んで、志狼がふふっと笑う。
 彼の瞳に自分の裸体が映っている。それだけで、来実の胸は凝ってしまうのだ。
 ──こんなに、感じるだなんて。わたし、どうして……?
 恥ずかしい。だけど、この先にあるものを知りたい。
 来実はおずおずと両腕を伸ばして、志狼の体に抱きついた。
「……来実?」
「気持ちいい、から……」
 厚い胸板、しなやかな筋肉。志狼の体は、彫像のように美しい。
「そうか。嬉しいよ。じゃあ、もっと気持ちよくしてあげなくちゃいけないな」
 抱きしめた腕のなかで、志狼が胸元へと頭をずらす。素肌に、彼の吐息がかかった。双丘の谷間に鼻先をこすりつけ、ちゅっと短いキスを落とす。
「ぁ、あっ……」
 どこもかしこも、彼に触れられるだけで電気が走ったように肌が粟立った。感じやすい部分だけではなく、全身の感覚が鋭敏になっている。
「来実の胸、とてもきれいだ。ここも、かわいいピンク色だね……」
 裾野から胸を持ち上げられ、せつなさに息が苦しい。何も言えずにいでいる来実を見上げて、志狼が胸の先をちろりと舐めた。
「きゃぁッ!?」
 びくんっ、と強く腰が跳ねる。
 それまでの、指で触れられたときの感じとはまったく違う。濡れた舌先の熱。
「ほんとうに感じやすいんだな。ちょっと舐めただけなのに、いやらしい声を聞かせてくれる」
「そんな……そんなふうに言わないで……」
 脚の間で、じゅわりと蜜があふれた感覚があった。言い訳できない。彼に見つめられ、触れられ、舐められて、自分はこんなにも感じている。
「……我慢できそうにない。きみを食べたい」
 志狼が大きく口を開けた。
 あっと思ったときには、乳暈ごと広範囲に彼の口に吸い込まれていく。
「うそ……っ……、あっ、ああっ……!」
 じゅうぅ、と胸の先端が引き絞られた。志狼が吸いついているのだ。
 反対の胸は、親指と人差し指で乳首をつままれ、来実はがくがくと体を震わせた。
「ん……、来実の乳首、かわいいな。もっと俺に吸わせて」
「ゃあ、あっ……、駄目、だめぇ、そんなに吸っちゃ……」
 ぺちゃぺちゃと舌を絡ませ、志狼が来実の体を味わっている。舌と唇の刺激だけではなく、いやらしい音に鼓膜が感じていた。
「こっちもってやらないと、寂しいだろう?」
 指でつまんだほうを、ねるようにこすられる。すると、乳首に芯が通ったようにその奥まで快感が突き抜けた。
「ああ、あっ……んっ!」
 シーツのうえで髪を乱し、来実はか弱く首を横に振る。なんとかして、このこみ上げる佚楽を体のなかから逃そうとしているのに、そうしている間にも脚の間に熱がたまっていく。
 ──駄目、駄目なの。こんなに気持ちいいなんて、おかしくなっちゃう……!
 彼の背に爪を立てたときには、もう脚を大きく開かれていた。そこに志狼が腰を押しつけてくる。
「来実……、かわいいよ。もっと感じてごらん。俺を欲しがって、いやらしい顔を見せて……」
「ああん……っ、あ、あ、やだ、そんなに舐めないで……っ」
 きゅんと突き出た乳首が、彼に舐られるたび淫らに色を赤くする。唾液で濡れた様は、いっそうだ。
「舐めるのはいや? だったら、こうして……」
 かり、と前歯が根本にあてがわれる。
 腰の奥、深いところに恐怖とも快楽とも判別できない、奇妙な感覚があった。
「ひっ……、あっ、いや、いやあ、嚙んじゃ駄目です……っ」
「駄目じゃないだろ。来実のここ、甘嚙みしたまま舐めてあげるよ。ん……っ」
 根本に軽く食い込んだ歯が、ますます先端をくびり出す。
「ね……? こうすると、自分から腰を俺に押しつけてくる。来実、気持ちいいって言ってごらん」
 下着越しに、熱いものが当たっていた。彼も興奮している。それを感じて、来実は喉をそらした。
「んぅ……っ……」
「ほら、言って。来実、俺に舐められて、しゃぶられて、すごく感じてるって言ってよ」
「ゃ、ああ……ん! 気持ちい……、気持ちいいの、感じる……っ」
 理性など、とうにどこかへ吹き飛んだ。
 初めて感じる悦びを、来実は全身で感じている。
「知らなかったな。きみがこんなにいやらしい子だったなんて。来実、胸だけじゃ物足りないだろう? こっちも、感じさせてあげるよ……」

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