Vanilla文庫 ドルチェな快感♥とろける乙女ノベル

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書籍詳細

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薔薇の罠~囚われの乙女と銀の伯爵~

著者:小出みき
イラスト:すがはらりゅう

ISBN:978-4-596-74306-0
ページ:290
発売日:2014年2月3日
定価:本体590円+税

あらすじ

夜は盗賊、昼は亡命貴族の令嬢として暮らすシャルロットは、鋭い目をした銀髪の伯爵ゲオルクに正体を見破られてしまう。告発しない代わりに「きみを飼いたい」と言う彼に触れられて知る初めての悦楽、開いてゆく身体。彼女の身を案じてくれるゲオルクにいつしか心までも傾いて。けれどシャルロットにはどうしても盗みをやめられない理由があった…。

キャラクター紹介

heroine_VBL-6シャルロット

昼と夜で二つの顔をもつ貴族令嬢。

hero_VBL-6ゲオルク

レヴェリス伯爵。貴族ながらも事業でも成功を収めている。

試し読み

「は、放して。胸は何ともありませんっ……」
「そうだね。とてもやわらかい。真っ白で甘い匂いがする。マシュマロみたいで食べたくなるな」
シャルロットは真っ赤になった。ゲオルクの動きは決して乱暴ではなかったが、おそろしく執拗だった。シャルロットの身体からこわばりが抜けるまで、彼はうなじにキスしながらゆっくりと乳房を愛撫し続けた。
緊張が薄れたのを確かめると、ゲオルクは上気した乳房の中心をそっと指で摘んだ。親指と人指し指で優しく捏ねられ、赤い棘がおずおずと勃ち上がる。
うつむいていると否応なくその様子が目に入り、シャルロットは恥ずかしさに顔をゆがめた。ゲオルクの指先に摘まれて固くなった乳首は、紅を塗ったように赤く、いやらしい。
時間をかけて慣らされたせいか、強く抗うことができなかった。それどころか、彼に触れられて抵抗感を覚えること自体が難しくなっている。
うなじを優しく吸っていた唇がそっと頬に触れ、シャルロットは無意識のうちに小さく口を開けた。唇が重なり、するりと侵入した舌が怯える舌をからめ捕る。まぎれもない快さに、シャルロットは陶然となった。
ゲオルクは片手で乳房を揉みながら、もう片方の手でシャルロットのお腹をくすぐるように優しく撫でた。さらに手を伸ばして腿に指先を走らせる。
反射的に脚を閉じ合わせて阻むと、ゲオルクは詫びるように甘く唇を吸った。そうされるうちに力が抜け、自由を取り戻した彼の手はシャルロットの腿をふたたび愛撫し始めた。
「ン……っ」
鼻にかかった声を洩らし、シャルロットは喘いだ。ゲオルクの手は腿の内側と外側を丁寧に愛撫し、くるりと回ってお尻を撫でた。シャルロットの中心はますます疼きを強め、刺すような痛みを訴えている。
それまで注意深く避けていた脚の付け根に、ゲオルクの手がついに触れた。恥丘を優しく撫で、茂みのなかにゆっくりと指を潜り込ませる。
「あッ……!?」
びくっとシャルロットは大きく震えた。ぷっくりと膨れた芽のような部分に指先で触れられると、痺れるような強烈な感覚が身体を走り抜けた。
「ここ、感じる?」
優しくゲオルクが尋ねた。わけがわからないままシャルロットは頷いた。なんだかわからないが、ぞくっとして変な声が出そうになる。
「ぁ……、や……っ、やめ、て……っ」
「気持ちいいだろう?」
「っう!」
軽くなぶるように突つかれ、シャルロットは口許を押さえた。
いやいやと首を振ってもゲオルクはやめてくれない。皮膚の固い指先で肉芽を押しつぶしたり、捏ね回したり、撫で上げたりする。そのたびに口を押さえた指の間から、シャルロットはくぐもった悲鳴を上げた。
ゲオルクは小さく笑い、汗ばんだシャルロットの額にくちづけた。
「恥ずかしがらずに声を出すといい。ここは女性が最も快楽を感じる部分だ。素直に声を上げてかまわない」
「いゃ……、や、め……」
シャルロットは泣き声を上げたが、ゲオルクは黙って笑い、さらに奥へと指を進めた。ぬるっ、と彼の指が滑るのを感じ、シャルロットは真っ赤になった。
「ああ、こんなに……」
ゲオルクは感嘆したように呟き、シャルロットの口を塞いだ。唇をむさぼりながら、彼は熱っぽく囁いた。
「わかるだろう? 自分がどれだけ濡れてるか……」
掻き回されて、ぐちゅぐちゅと淫らな水音がする。眩暈がして、気が遠くなりそうだった。自分の身体がこんなふうになってしまうなんて信じられない。
「お願い……! やめてください、は、伯爵」
「ゲオルクと呼びたまえ」
「やめてっ、ゲオルク……!」
「だめだ」
喉を鳴らすように彼は低く笑った。
「もっと感じさせたい。きみが可愛い声で鳴くのを聞くまではやめないよ」
たまらずにゲオルクの手首を掴んだが彼はかまわず奥を探ってくる。蜜を掬い取って陰核に塗り付けさらに秘処全体に塗り広げる。そうされるとますます愛蜜があふれ、指が蠢くたびに淫靡な水音をたてた。シャルロットの耳朶をねっとりと舐め、ゲオルクは囁いた。
「シャルロット……。僕より前に、ここに触れた男がいるか?」
「……っ」
ぶるっと首を振る。花芯をきゅっと摘まれ、シャルロットはのけぞった。
「本当だな?」
「ぁ……! いな、いわ……っ、あなた、が……」
「初めて?」
がくがくと頷く。彼は唇をついばみながら笑った。
「これからも、他の男に触らせたらいけないよ? わかったね」
「んっ……」
ぎゅっと目を閉じて頷くと、彼は濡れた睫毛を吸った。熱い蜜でぬめる秘処を大胆に掻き回され、身体が大きく震える。
「いい子だ。さぁ、ご褒美に達かせてあげよう」
「ど、こ……へ……?」
くすりと笑い、ゲオルクは耳元で甘く囁いた。
「恍惚境だよ。きっと気に入る」
彼は指の間に花芯を挟み、擦り上げた。下腹部がうねるような感覚に、シャルロットは目を見開いた。
「ひ、ぁ! やめっ……、あっ、な、に……!?」
シャルロットは濡れた睫毛を瞬いた。すごく変な感じ……。お腹の下辺りがうずうずしている。引き攣れて、痛いような、くすぐったいような。未知の衝動が突き上げてくる。
下腹部がずくりと疼き、シャルロットは反射的に目をつぶった。
「んッ……!」

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