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![イケメンおじさま社長は、××な秘書が可愛くてたまりません!](https://vanillabunko.jp/wp-content/uploads/2018/03/dcae8d14963b213137c8a8269feb9973.jpg)
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あらすじ
溺愛敏腕社長×男性不信の童顔秘書
「奥でも俺を感じられる身体にしてあげる」超童顔がコンプレックスの翼は、新社長に就任した大和の秘書に任命される。一緒に過ごすうちに大和を男性として意識するようになるけれど、自分が相手にされるわけがないと落ち込んでいた。しかし、大和から告白され大人な彼に淫らで甘いキスに蕩ける愛撫と、いろんな“初めて”で溺愛されちゃって……!? (ヴァニラ文庫ミエル)
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試し読み
(ゆ、ゆび……はいってる……はいってる……やまとさんのゆびが……)
胸にしがみつく翼の耳を食みながら、大和がうっとりするような甘い声で囁いてきた。
「ああ、奥までとろとろだね。いっぱい濡れてるよ。早く翼のここに入りたいよ。その前にたっぷりほぐしてあげる」
耳に吐息を吹き込まれてゾクゾクする。
大和は翼の中に挿れた指を抜き差ししながら、耳から首筋にかけてを舐めてきた。
「ああっ……ひゃんっ! ぅ……ああっ……」
翼の荒い息が響く中に、にちゃにちゃとした耳を覆いたくなるようないやらしい粘着質な水音がまざる。自分の中に入っている物を確かめるように、蜜口が絶え間なく痙攣してしまう。そんな翼の反応を見越した上で、大和はお腹の裏のざらついた処を指の腹で触りつつ、くいくいと蕾を親指で撫でてきた。
中からと外からの刺激を同時に与えられて、大和のシャツを摑む手に力が籠もる。
下肢からせり上がった熱い快感が身体中に広がって、次から次へと新しい愛液があふれて彼の指の滑りをよくした。そしてまた、丁寧に丁寧に身体の中を探られる。
(どうしよう……こんな……きもちいい……ゆび、だめ……そこ、こすっちゃ……)
気持ちいいのに怖い。指を挿れられたあそこがヒクヒクする。自分が思う以上に身体が快感を貪って、自分の知らない自分になっていく。それが怖い。抗えないのだ。
このまま快感を浴び続けたら、自分はいったいどうなってしまうのだろう? そう思うと身体が強張る。
「ぅう……はぁぅ……んんんん〜〜〜〜」
翼が唇を嚙んで押し殺した声を漏らすと、大和が笑った気がした。
「ああ、我慢しちゃうんだな、この子は。一度完全にいかせてあげたほうがいいかな」
独り言のような小さな声で大和がなにか言う。快感をえることに必死でよく聞こえなかった。翼が上目遣いで彼を見ると、あっという間に唇にキスされてしまう。
「俺を信じて」
そう囁く大和の目があまりにもで、翼は一も二もなく頷いた。この人以上に信じられる存在はいないから。
すると、彼が嬉しそうに目を細めて笑った。瞬間──
「あっ!!」
身体の中に入っていた指が一気に増えた。蜜口が……いや、蜜路が奥までしっかりと広げられているのがわかる。その圧がすごい。
二本? 三本? 今いったい、何本の指を挿れられてしまったのだろう?
太くて長い節くれ立った彼の指は、一本でも翼の膣にはいっぱいだったのに……こんなにいっぱい、奥まで……
(だめ……こんな……いっぱい入れられたら……わたし、わたし……!)
ずぼずぼと出し挿れされて苦しいのに、広げられた脚に力が入らない。それどころか擦られてれぼったくなった肉襞が、嬉しそうにしながら、ますます大和の指を締めつけている。矛盾だらけの翼の中を、大和の指がぐるんと掻き回した。
「らめ……ひ……ぁ……あっ、あっ、あっ!」
右回転、左回転と掻き回されるたびに、身体の中がぐちょぐちょになって、お尻のほうまであふれた愛液が伝う。探るような動きが、今度は突き上げるそれに変わったのだ。
「〜〜〜〜っはぁぁああッ!」
お腹の奥を指の先で撫でるように触られて、翼は仰け反って目を見開いた。
天井が視界に入って自分が仰向けになったことを知る。これまで背中をしっかり支えてくれていた大和が、力を抜いて翼の身体を倒したのだ。
彼は翼の顔を覗き込んで、「大丈夫だよ」といつもの優しい声で囁いた。
「いかせてあげる」
言われた言葉の意味もわからないまま、翼は大和の指に侵された。
ぬるぬるになった密路に、次から次へと指がえさせられる。一本だったり、二本だったり、指の組み合わせを変えたり……何度も何度も……奥まで……
あふれた愛液で、二枚の花弁がてらてらに光っている。
「三本目、挿れるよ」
「ゃあッ! んっ、ぁ……あぁっ、ひぃ……ぅ……んあっ!」
じゅぼじゅぼとな音が自分の中からしているのにとめられない。たくさんの指を挿れられて苦しいはずなのに、奥に触れられるとぞわっとした快感に襲われる。
挿れられて、引き抜かれるたびに、次の指を待ち望んで、あそこがヒクヒクとうずうずといているのだ。そして望み通りにたっぷりと挿れられて、自分から脚を広げてあられもない声を上げる。
(こんな……はずかしい……はずかしいよ……やまとさんのまえで……やまとさんのゆびにこんなことされて、よろこんじゃうなんて……)
こんな淫らで恥ずかしい姿を大好きな人の前に晒すことに、頭の中でブレーキがかかる。
ぷるぷると震えながら自分の口を塞ごうとした翼の手を大和が摑んだ。
「そんなことしなくてもいいんだよ? そのまま感じてごらん」
大和の唇が唇に触れる。舌を挿れられて、くちゅくちゅと口内を掻き回されるのと同時に、膣内もたくさんの指で掻き回される。キスされる歓びと、中を侵される悦びが胸いっぱいに広がって、翼の頭が真っ白になっていく。 -
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