書籍紹介
懐妊するまで逃げられません!? ヤンデレイケメンと溺愛子作り週末婚
懐妊するまで逃げられません!? ヤンデレイケメンと溺愛子作り週末婚
ISBN:978-4-596-82380-9
ページ数:322
発売日:2025年6月18日
定価:760円+税

イラストちら見せ!

  • あらすじ

    俺の子、孕んで
    執着系イケメンの甘く過激な独占愛

    間違って他人の豪邸に不法侵入してしまった桃乃。家主の新大に見つかり、警察沙汰にしない代わりに週末だけ家政婦をさせられることに。しかも家族を強く望む彼から「俺の子、孕んでよ」と、とんでもない提案をされて!? いつの間にかストーカー並みに溺愛執着されて、甘く淫らに迫られる。予想外の求愛と巧みなテクニックに心も体も陥落寸前で…?

  • キャラクター紹介
    • 高梨桃乃(たかなし ももの)
      自他共に認める可愛い系女子。コミュ力は高いが、男を見る目がなく、歴代彼氏はダメンズばかり。

    • 梧桐新大(あおぎり あらた)
      優良ベンチャー企業の取締役。大きな屋敷に一人で住んでいる。桃乃限定でストーカーと化す。

  • 試し読み

    「ふっ、感じやすい身体。可愛い」
     胸の先が痛いくらい尖って、それをしつこく吸われると、それだけで甘いしびれが身体を襲ってくる。空いている方の手で吸ってない方の乳首を摘ままれ、器用にももう一方の手が桃乃の下腹部に這っていく。
     ぐっと片足を開かれてそこに新大の胴体が滑り込む。
     くちゅりと濡れ始めたショーツの上から、カリカリと指で引っかかれて、上だけでなく下の敏感な部分も尖り始める。
    「ふあ……っ、あっ」
    「全身、舐め尽くしたいかも」
     たっぷりと唾液を含んだ口内で、乳首の先端を激しく蹂躙される。はあっ、新大の熱の籠もった息に、だんだん桃乃も煽られていく。
     ごくりと喉が鳴ったのは桃乃だったのか、それとも新大だったのか。
     いつの間にか脱がされたショーツの中、茂みをかき分けてたっぷりと蜜を含んだ場所に指が入り込むと、それを待っていたかのように身体の内側からきゅうっと締めつけてしまった。
    「すごい、ドロドロ」
    「言わなくていい!」
    「なんで? 気持ち良さそう。桃乃の身体って、表情と同じで分かりやすい」
    「そ……れ、全然っ、ほめてなっ? ああっ」
     ずずずっと指が小刻みに桃乃の中で動く。
    「あ、ここ? ここが気持ちいい?」
    「や、だめっ、だめっ」
     振動するかのように内側を擦られて、それがじんじんと奥の方まで伝わっていく。新大の腕を掴もうとしたが、「だあめ」と意地悪く言われて、そのままシーツに縫いつけられた。
    「ああっ、や、あんっ」
     あられもなく大きな声が出てしまう。
    (うそ、馬鹿みたいにうまい!)
    「俺、野菜育てることと、人材育成することは得意だけど、こういうことも得意なんだよね」
     自信満々に言われたが、全然自慢してほしくないと思った。
    「乳首舐めながら、ここ弄ると、すごく気持ちいいよ」
    「うぅう……ああああんっ!」
     じゅるっと赤く腫れるほど吸われた乳首をまた吸われながら、ぐちゅぐちゅととめどなく蜜が滴る内部を指が蠢く。ただ、無作為に動くのではなく、桃乃の反応をきちんと見ながら、より身体の跳ねる場所で指を強く動かしてくる。
    「やあっ、だめっ、声……でちゃっ!」
    「ほんとだね。すごいデカイ声。こんなんじゃアパートとかでHできなかったでしょ?」
    「い、いつもはこんなんじゃ……やああああ!」
     ぐっと足を閉じて、簡単にイかされてしまった。
    「だめっ、イッ……イッたからっ!」
     呼吸ができなくなりそうなほど、バクバクと心臓が鳴っているのを感じながら、必死にそう新大に訴えるが、新大は桃乃の乳首を吸うことも、その指を動かすことを止めることもしない。
    「いっ、いっ……やああああああ」
     だんだん尿意のようなものを覚えて、腰を強く反らせたいのに押さえつけられた状態で、臍の下の方を空いている手でゆっくりと撫でながら押される。内側と外側からそうやって押しつけいじくられる感覚に、イッたと思った快楽のリミットが簡単に超えてしまった。
    「やあああああっ!」
     シーツをいっぱい濡らすほど、体液が身体の外へと流れていくのが分かった。
     全身の力が一気に抜けて、何も考えられない。
    「早いなあ、桃乃。そんなにイくの早かったら、身体もたないよ」
    「うっ……さ」
    「あーあ。生で入れたいなあ」
     新大も自分の下着を脱ぐと、ぐんっと上向いてなかなか立派なものがこちらを向いていた。エラが張っていていかにも卑猥な造形だと思ってしまう。
    「そうやって……何人もの女の子に中出ししたんでしょ……」
     恨めしそうに睨めば、新大が心外だ、と眉をひそませた。
    「恋人はいたけど、きちんと避妊してたよ。いつまで一緒にいられるか分からなかったし」
     ぐっと先端を膣孔に添えられて、桃乃は震える手でそれをどかそうとした。
    「ゴムつけて」
    「あーあ、孕ませたいのになあ」
    「なんで私……」
     イッたばかりで身体が重い。たくさん話すのも億劫でそう尋ねると、新大は笑った。
     それは大変嬉しそうな笑顔だった。
    「この女だと思った相手に、理由なんてないでしょ」
     そう言いながら、ベッドサイドの引き出しから、未開封のゴムを取り出して、パッケージを開けていく。
    「ゴム、あったんだ……」
    「合意で孕ませたいし」
     倫理観があるのかないのか。
     なんとも分からないな、と思ってしまう。
    (あー……もう、好きにしてよ……)
     挿入される前にあんなに強くイかされるなんて思いもしなかったから、足を開いたままぐったりして動けない。
     やがてゴムをつけた新大が、桃乃の両膝裏に手を入れてぐっとペニスをぬかるんだ膣に挿入していく。
    「ふぁ……」
    「ふっ……すごいぬるぬる」
     抵抗は一瞬だった。足を抱えられて頭の方に折られる。
     最初からかなり強い姿勢で最奥までぐぐぐっと新大が侵入してくる。
    「生じゃない分、奥まで入れさせて」
    「ちょっ……」
    「桃乃、身体、やーらかいなあ」
     とても嬉しそうにそう言いながら、足を抱えられてそのまま身体が折りたたまれるように上から押し潰された。
    「んあっ」
     ゴツっと子宮の入り口まで押しつけられているのが分かった。
    「あー、降りてきてるのかな。気持ち良さそうだったもんなあ。俺も今すげえ気持ちいいよ」
     桃乃の中で新大がビクビクとしているのが分かる。
    「早く孕ませたい」
     ギラギラとした目は、桃乃の中に入ったことによって、ますます強い欲望を孕んだようだった。
    「動くよ」
    「あああっ」
    「はっ、いいね。とろとろだ」
     ばちゅばちゅと水音が聞こえる。先ほど、びしゃびしゃになるほどイかされたせいで、体内にもたっぷりと蜜が溢れているのだろう。
    「これ、ぜんぶ、桃乃のやらしい液の音、だよっ」
    「うっさ……あああああっ」
     文句を言おうとしたら、グググとまた外から片手で臍の下を圧迫される。
    「それ、やめっ」
    「なんで? すごい気持ち良さそうだよ。俺のがどこで動いているか分かるから?」
    「さいっ、てぇ!」
    「ほら、キスしよ」
     はむっと唇を塞がれて、新大の舌が入り込んでくる。
     新大もとても興奮しているらしく、舌が熱い。
     ギシギシギシとベッドがきしむほど強く身体を揺さぶられる。
    「あっ、んっ、ああっ」
     声が勝手に漏れる。
    「ほんと、こんな大きな声、すごい近所迷惑。良かったね。ここが近所から遠くて」
    「いつもは……こんな、ちがっ……」
    (なんで、こんなに、声でちゃうの?)
    「あっ、んあっ」
     自分でも分からないが、とにかく具合が良すぎた。自分の中に入っている新大のソレは、大きすぎるわけでもなく、また小さすぎることもなくて、ちょうどいい。
     桃乃の中に入っているだけで気持ちいいなんてことがあるだなんて、桃乃自身も思いもしなかった。
    「だめっ、気持ちいいっ……んんんんっ」
     またイきそうになる。
    「いいよ、イッて」
    「やっ、あっ、あああああっ」
     ぱちゅぱちゅぱちゅと水音をまとわりつかせながら、ひたすら腰を振りたくられて、簡単に飛んでしまった。
    「うぁ……ひぃ……」
     ぐりぐりと桃乃の中で蠢く新大が、少しだけ律動を抑える。
     それでも新大はまだイってないから、桃乃の中で小さくなる様子はない。
    「すごい。きゅうきゅうに俺のこと咥え込んでる。これ、本当は俺の中にいっぱい欲しいでしょ?」
    「……」
     ハアハアと息を整えるのに夢中でうまく返事ができないことをいいことに、新大がさらに桃乃を煽ってくる。
    「子宮の中まで真っ白にしたい。俺のでこの平べったいお腹の中、ぽっこりさせたいなあ」
    「そ、そんなの……」
    「ねえ、想像してよ。今でさえこんなにぬるぬるなのに、ゴムがなかったら、もっとぬるぬるでびしょびしょだよ。きっと」
     滾ったものが挿入っている縁を、新大がなぞりながら言葉を続ける。
    「このクリ、こうやってぐりぐり弄るのにも、今よりずっとぬるぬるするよ。俺の精液、たぶん多いから」
    「んーーーっ!」
     クリトリスを指先で弄られて、イッたばかりだから、余計に敏感に反応してしまう。
     ぴくぴくとつま先を反らせながらまたイくと、新大がはあっとため息を零した。
    「早く生で出したい。抜かずにずっと朝まで挿入れたい」
    「い……嫌すぎる」
    「そう? だってずっと気持ちいいじゃん。桃乃、イッた後なのにビクビクしっぱなしだよ」
    「それは……ぁ」
     今度は足を下ろしてゆっくり新大は律動を開始する。イッたばかりの桃乃をおもんぱかってなのは分かった。
     そっと身体を桃乃に合わせてぴったりと重ねてくる。
     新大の重みが心地よい。足の間までピタリと嵌め合った自分たちは、一対の何かのようにも思えた。
    「ふぁ……」
    「気持ちいいね」
     先ほどとは打って変わって優しく揺すられ、合間合間でキスをされる。
     優しいキスで唇を塞がれて、今度は嵐のような激しさではなく揺らされる。
     それでも気持ちが良かった。
    「んっ、んんっ」
    「口の中もびちゃびちゃだ。桃乃、えっちだね」
     嬉しそうに新大がそう言って、ぎゅうっと桃乃を強く抱きしめた。隙間なく身体が合わさって、これまでとは別の気持ち良さが訪れる。
    「桃乃、気持ち、いい?」
    「うん……」
    「俺も……」
     ふふっと新大がまた笑った。
     この人はこんなに笑う人だったのかなと、そのとき初めて桃乃は気づいた。
     普段はもっと無表情の時間が多い気がする。
     そんな人が、桃乃を抱いている今は、ずっと幸せそうに笑っている。そのことに、胸がキュンとする。
    (この人、本当に私のこと、好きなんだ)
     そういう抱き方だと今初めて気づいた。
    「あっ……」
    「はあっ……気持ち良すぎて……俺もそろそろイきそう」
     ずちゅずちゅと緩やかに動いていた新大が、だんだんその動きを早めていく。
    「あ、あ、あ」
     それに合わせるかのように、また桃乃の声もだんだん大きくなっていく。
     揺さぶられる。
    「あ、いいっ……出そっ」
    「あっ、あっ」
    「くっ」
     ぐっと新大が奥まで押し込んだ後、ぎゅうっと桃乃の頭を抱え込むようにして動きを止めた。ぐっぐっぐっと小さく、だが強く、身体の奥に新大自身が入り込んでくる。
     そして、そのまま新大は少しの時間動かなかった。
    「あー……このままずっと挿入れていたい……」
    「ゴムした意味ないよ。それじゃ」
    「そうだね」
     名残惜しそうにゴムの根元を押さえながら、ずるりと新大は桃乃の中から出ていった。
     ふるふると足が痙攣するかのように震えている。
     立て続けに三回もイッたからかもしれない。
    「こっちもキスしていい?」
    「……え?」
     ぼーっとする頭で何を言われたか判断する前に、新大が桃乃の足を開いて、その中央に舌をねじ込んでいく。
    「ひやっ!?」
     じゅるじゅると吸いながら、片手で花芽も刺激し始める。
    「待って、ちょ、待って。そんな休憩させて!」
     さすがにイッたばかりでそれはキツいと思ったのに、新大は止めてくれない。
    「桃乃のここ、真っ赤で、しかもとろとろで、めちゃくちゃ甘い匂いがする。たまんない」
    「そういうの、いいからっ……あああああっ」
     じゅっと強く吸われて、軽くイッてしまう。
    「胸まで手が届くのもいいね」
     膣孔を嬲りながら、伸ばした手の先が先ほどまで舐めていた桃乃の乳首まで伸びる。
    「いやっ……あっ……ちょっ……ま、ああああ」
     また快楽の渦が桃乃を飲み込んでいく。息つく暇がないというのはこのことだろうと思った。
    「早く、生でしたいな。ここにいっぱい入れて孕ませたい」
    「や、あっ、ああああっ」
    「桃乃。早く覚悟決めて。そんでずっとセックスさせて」
    「あっ……えっ……むっ……り! あっ」

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