書籍紹介
偽りの悪女は騎士公爵に溺愛される~姉に悪役に仕立て上げられても夫は私が好きらしい~
偽りの悪女は騎士公爵に溺愛される~姉に悪役に仕立て上げられても夫は私が好きらしい~
ISBN:978-4-302-11363-7
ページ数:290
発売日:2026年2月3日
定価:790円+税

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  • あらすじ

    あなたは俺だけのものだ
    どん底からの溺愛生活♥

    姉に脅され悪女を演じている令嬢セリーナ。王命で公爵ルートヴィヒに嫁ぐが、彼は初夜もすまさず戦場に。だが過去に教会で出会い、素のままで心を通わせたことをセリーナだけでなくルートヴィヒも覚えていた。「俺はあなたを知りたい。愛しているから」帰還して後、世間の評判など顧みず溺愛してくれるルートヴィヒ。だが姉が奸計をしかけてきて―!?

  • キャラクター紹介
    • セリーナ
      元伯爵令嬢。姉に悪女として仕立て上げられ周囲の評判は最悪。

    • ルートヴィヒ
      グレーフェンベルク公爵。騎士団長でもある。セリーナの夫。

  • 試し読み

    ルートヴィヒはセリーナの頬に口付けしながら片手で胸を可愛がり、ドロワーズの紐を解いた。
    セリーナがそのことに気が付いたのは、ずり下ろされてからだった。
    足首からドロワーズを引き抜かれ、毛穴すらも確認できるほどの明るい部屋の中、彼女は生まれたままの姿にさせられる。
    「なんて綺麗な身体なんだ」
    「……っ……き、綺麗なんかじゃ、ありません」
    「こんなに綺麗なのに、自覚がないのか?」
    ルートヴィヒの大きな手がお腹を撫で、太腿をなぞる。
    「んっ……あ、ありません……」
    「俺があなたなら、一日中鏡を見て過ごすだろうな。顔も、身体も、全部綺麗だ」
    私が綺麗? 嘘でしょう?
    いつもアンネロッテに不細工だと貶され、セリーナは自分の容姿は良くない方だと思っていた。
    銀色の髪は老婆のようだし、幼い頃は父によく似ていると言われたこの顔も、実の父とそっくりだと言われてから鏡を見るのが憂鬱だった。
    社交界で綺麗だと褒められることはあったが、お世辞なのだろうと思っていた。
    ルートヴィヒもそうなのだろうかと彼の表情を見ると、うっとりと、まるで美術品でも眺めるようにセリーナを見ていて、本気なのがわかる。
    「ここも髪と同じ色なんだな」
    恥毛を撫でられ、セリーナは羞恥と刺激に震えた。
    「ぁっ」
    少し指が触れただけなのに、とても感じてしまう。
    花びらの間が酷く疼いていた。恥毛をなぞられただけでもこんな風になるのに、直接そこに触られたらどうなるのだろう。
    「薄いから、割れ目が透けて見えているな」
    「~~ ……っ」
    恥ずかしすぎて、どうしていいかわからない。
    「顔が赤いな。恥ずかしいのか?」
    「あ、当たり前です……」
    せめて……と両手を交差させて胸を隠すが、大きな胸は隠しきることができず、あちこちから食み出ていた。
    「ふふ、大きいから隠しきれていないぞ。ほら、乳首も食み出ている」
    ツンと指で触れられ、セリーナはビクッと身体を震わせる。
    「やんっ」
    「可愛い……」
    ルートヴィヒに唇を奪われたセリーナは、甘い快感と雰囲気にとろけてしまいそうだった。
    こんなに幸せな気持ちになって、いいの?
    「やはり俺にはあなたが悪女だなんて思えない。そう振る舞っているのには、何か理由があるんじゃないのか?」
    「……っ」
    どうして、こんなにも鋭いの?
    もちろん、セリーナは答えられない。母の命がかかっている。彼が口外するような人には思えないけれど、どこかでアンネロッテが聞いているような気がしてならないのだ。
    そんなことはありえない。ここは夫婦の寝室、二人きりだ。けれど、生まれた時からアンネロッテの悪意に晒され、被害を受けてきたセリーナは、どこにいても姉が恐ろしい。
    青ざめるセリーナを見て、ルートヴィヒは申し訳がなさそうな表情を浮かべた。
    「聞かれたくないことだったか。すまない。でも、俺はあなたを知りたい。あなたを愛しているから」
    「……どうして」
    「ん?」
    「じゃあ、どうして初夜……寝室に来てくださらなかったのですか? 私は悪女だという噂を聞いて、嫌われたのだと思って……」
    セリーナの瞳からポロポロ涙が零れた。ルートヴィヒはギョッとして、彼女の眦を拭い、口付けを落とす。
    「不安にさせてすまない。そもそも俺はあなたが悪女だなんて信じていないし、嫌ってなどいない。初夜の日に寝室へ行かなかったのは……怖かったんだ」
    「わ、私が?」
    「違う。俺が、その……」
    ルートヴィヒは頬を染め、言いにくそうにしている。
    やっぱり、自分が原因だったのかと思ったその時――。
    「初めてだから……」
    「え?」
    「俺には女性経験がない。下手だと思われて幻滅されるのが怖かったんだ。しかも翌日からは戦地へ行かないといけない。挽回することもできないだろう? だから、勇気がでなかった……そういう情けない理由だ。すまない」
    自分が原因だと思っていたのに、まさか、そんな理由だったなんて……。
    頬を染めて恥ずかしそうにするルートヴィヒが、可愛く感じてしまう。逞しくて、男らしくて、そういうものとは真逆にいるというのに……。
    「幻滅するはずがありません」
    「本当に?」
    「はい、でも、本当に、初めてなのですか? あっ……戦地で、もうご経験を……?」
    戦争中の兵士たちは、そういった施設を利用すると聞いたことがある。ルートヴィヒの口付けや愛撫は巧みだった。教えてもらったのではないだろうか。
    ルートヴィヒが別の女性と身体を合わせたことを想像したら、また新たな涙が出てきそうになる。
    「いや、してない。初めてだ」
    「えっ……どうして」
    「戦争中は娼婦を利用する者が多いが、俺は元々、そういった行為には興味がないんだ。だからこの歳まで未経験だった」
    「ご興味、ないのですか?」
    「ない。まあ、溜まるものは、溜まるが、扱いて抜けば済む話だ。女性に手伝ってもらう必要はない。女性と身体を合わせる時間よりも、休息を取ったり、鍛える方に有益に感じていたんだ。あなたに出会うまでは……」
    「私に出会うまでは?」
    「ああ、今はもう、あなたを抱くことばかり考えている……あなたを悦んでもらうために、兵士たちから色々聞いて実践しているが、下手じゃないか?」
    淑女は決して淫らなことを口にしてはいけない。令嬢として生まれてきた者たちは、皆そう教育される。
    恥毛をしっとり撫でられたセリーナは、淑女としての常識を忘れて本音を口にしていた。
    「ぁっ……んん……気持ち、いい……です」
    「本当か?」
    聞き返されて、ハッと我に返る。
    わ、私、なんてことを……。
    言ってしまったものは仕方がない。セリーナが真っ赤な顔で頷くと、花びらの間に指を差し込まれた。
    「……っ! あっ」
    指がゆっくり往復するたびに快感と、クチュクチュ淫らな水音が響く。
    「本当だ。こんなに濡らして……感じてくれているんだな。嬉しい」
    「あぁっ……んっ……や……そ、そこは……」
    指がある一点に当たると、叫びたくなるぐらいの快感が襲う。
    セリーナは胸を押さえる余裕なんてなくなり、ルートヴィヒのガウンをギュッと掴んだ。こうしていないと、どうにかなってしまいそうな気がする。
    「気持ちいいか?」
    「ぁんっ! ぁっぁっ……気持ちぃ……っ」
    頭が真っ白になり、淫らな言葉が口を突いて出る。もう、少しも取り繕えない。
    「セリーナ……俺は今、人生で一番嬉しくて、興奮している。ああ、暑い……袖が邪魔だ」
    ルートヴィヒはガウンを脱ぎ、ベッドの下に捨てた。
    身体にはたくさんの傷が付いていて、一番新しくて大きな傷は、肩から胸にかけてのものだった。セリーナは息を呑む。
    「ルートヴィヒ様、傷が……」
    「平気だ。何年も戦争に行っていたからな。さすがに無傷ではいられない」
    ルートヴィヒは、どんな思いで戦ってきたのだろう。
    胸が苦しい。
    「痛みますか?」
    「新しくついた傷は皮が薄いから、強く押すと少しだけな。でも、他は何も感じない」
    「新しい傷は……肩から胸にかけてのものですか?」
    「そうだ。その傷に菌が入って死にかけたが、生きて帰れてよかった。セリーナをこうして抱くことができる」
    セリーナはそっと手を伸ばし、傷を触れた。
    感情が濁流のように押し寄せてきて、悪女らしくできない。手が震え、涙が溢れて、視界が歪み、傷も、ルートヴィヒの顔も見えない。
    「お辛かったでしょう……」
    ルートヴィヒはその手をギュッと握る。
    「一番辛かった。あなたが傍に居ないから。あなたと二度と会えないかと思ったら、恐ろしかった」
    「よかった……帰ってこられて、本当に……もう、行かないでください」
    「新国王のご意志が変わらない限りは行かなくて済む」
    絶対ではないのが、辛い。
    「頑張ったご褒美を貰えるか?」
    「ええ、もちろんです。何が欲しいですか?」
    「なんでもいいか?」
    「はい、私にお渡しできるものでしたら」
    するとルートヴィヒは、セリーナの膝に手をかけ、左右に開こうとする。
    「あっ……ル、ルートヴィヒ様?」
    「わかっているだろう? 俺がずっと欲しかったものは、セリーナだけだ。まずはここをたっぷり眺めて、嗅いで、味わいたい」
    「えっ! な、眺め? あっ……きゃっ!?」
    足を左右に広げられ、無垢な秘部が露わとなった。明るい日差しに隅々まで照らされ、セリーナは慌てて手を伸ばす。
    「や……っ! だ、だめ……っ」
    ある程度の性教育は受けている。しかし、それはとてもざっくりしていた。
    暗闇の中、夫となる人に身を任せる。自分から要求を口にしない。痛みは耐えることぐらいだ。
    でも、ここは暗闇どころか、太陽の光が照らしている。最初からすでに違う。
    ルートヴィヒはセリーナの伸ばした手を掴むと、指を絡めた。
    手を繋ぐのは初めてだ。嬉しい。でも、そうではない。繋ぎたいのではなくて、隠したいのだ。
    足を閉じようとしても、ルートヴィヒの身体が挟まっていて無理だ。恥ずかしさのあまり、おかしくなってしまいそうだった。
    「なんて綺麗なんだ。ピンク色で可愛い」
    「み、見ないで、ください……」
    「何でもご褒美をくれると言っただろう?」
    確かにそう言ったけれど……。
    「……っ」
    セリーナは真っ赤な顔で瞳を潤ませ、ルートヴィヒに握られていない方の手でシーツを握りしめ、必死に羞恥心に耐える。
    「本当に綺麗だ。このぷくりと膨らんでいるのが、陰核だな」
    指でプニッと触れられると、稲妻が落ちたみたいにそこから全身に快感が広がった。
    「あぁんっ! や……そ、そこ……」
    「女性はここが一番感じるというのは、本当のようだな」
    蜜を指に取り、塗り付けるように敏感な粒を撫でられた。そのたびに自分が自分じゃなくなりそうな快感が襲ってきて、セリーナは髪を乱しながら首を左右に振った。
    「あぁっ! ぁっぁっ……だ、だめ……嫌……っ……んんっ! やぁ……っ」
    「嫌なのか?」
    指の動きを止められると、そこがジンジン疼く。また、今の刺激が欲しくて、腰が勝手に動いてしまいそうだった。
    「お、おかしく……なって、しまいそうで……」
    でも、またしてほしい――だなんて、口が裂けても言えない。
    「それは嫌じゃなく、良いということだな」
    ルートヴィヒは唇を吊り上げ、再び敏感な粒を撫で始めた。
    「ぁっ! あぁっ……んっんっ……」
    新たな快感を与えられ、膣口は男を求めるようにヒクヒク疼き、とめどなく蜜が溢れていた。
    「セリーナ、溢れてきた。ほら、こんなにもたくさん……」

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