Vanilla文庫 ドルチェな快感♥とろける乙女ノベル

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書籍詳細

  • VBL97-miel[Mikuriya]

溺恋オフィス~年下上司に求愛されてます~

著者:御厨 翠
イラスト:七里 慧

ISBN:978-4-596-74547-7
ページ:250
発売日:2017年5月2日
定価:本体580円+税

あらすじ

先輩社員の結婚式に出席した立夏は、恋愛から遠のいている自分にちょっぴり感傷的に。そんなとき、新しく上司となった後輩の北條克己に声をかけられる。「恋がしたいなら、俺としませんか?」年下に翻弄されるのが悔しくて立夏もつい挑発、そのまま彼と一夜を共にしてしまい……。ハイスペックな年下上司に捕まった不器用OLは逃げられない!?(ヴァニラ文庫ミエル)

キャラクター紹介

heroine_vbl97渡辺立夏

大手菓子メーカーに勤務。喜怒哀楽が乏しいのがコンプレックスで、社交的な克己のことが苦手。

hero_vbl97北條克己

26歳の若さで課長に昇進したエリート。社内人気が抜群の立夏の直属の上司。

試し読み

「やぁ……っ、課ちょ……ぅっ」
「こういうとき、役職は無粋ですよ? 克己、って呼んでください。あと、口を塞ぐのは禁止です。立夏さんの可愛い声が聞けないでしょ」
「そんな……あぁっ、ん!」
張りつめた胸の頂きを容赦なく扱かれたことで呼吸は乱れ、甘い疼きが下腹に溜まっていく。彼の手によって双丘の先端が凝ってくると同時に、足の間がしっとりと濡れていくのを感じ、蜜を押し留めるように両足を閉じたものの、それでも体内から零れた蜜がショーツを濡らしていた。
(こんなこと、ダメなのに……どうしてわたし……)
困惑する暇もなく、欲望の証が隘路を伝って落ちてくる。彼に触れられて、心地いいのだ。自覚した立夏は、己の淫らさに恥じ入った。自分の身体が自分のものじゃないみたいで怖いのに、恐怖心を上回る快感に支配されそうだ。
こんな状態は初めてだった。淫らな姿を上司にさらして快感を与えられているのだと思うと、背徳的な気分になった。
「もう……充分、触りましたよ、ね……?」
立夏が首だけを振り向かせてそう言うと、克己は笑顔で否定する。
「まさか。まだ全然足りませんよ。ほら、立夏さん……足開いて。さっきからずっと、我慢してましたよね」
身体が疼いているのを言い当てられた立夏は、恥ずかしさでパッと顔を逸らした。
たとえ感じていたとしても、素直にそうと言えるはずはない。言わずとも分かっているくせに、どうしてあえて辱めようとするのか。
抗議するように彼から逃れようとすると、克己は立夏の耳朶を甘噛みした。
「ひゃ……ぁっ……何す……っ、んっ」
耳朶に軽く歯を立てられて、立夏の身体から力が失われる。それを克己が見逃すはずもなく、彼は片手で胸を弄ったまま、するりとショーツのクロッチに指を這わせた。
「やっ、はぁ……ぁっ」
薄い布地越しに指で蜜口を圧迫されて、ぬちゅりといやらしい水音が漏れ聞こえる。これまで与えられた刺激によってショーツはすでに穿いている意味をなさず、ただ蜜を含ませるだけの布に成り下がっていた。
「感じてくれてるんですね、嬉しいです。でも、濡れちゃってますから脱いじゃいましょうか」
彼の手がショーツの前から差し入れられ、引き下げようとする。立夏はその動きを助けるように、腰を浮かしてしまった。それは無意識の行動だったが、まるで身体が克己を受け入れたがっているかのような行動だ。ハッとして腰を下ろしたものの、一瞬早くショーツを膝まで引き下げられる。
「協力的ですね、立夏さん。俺にいじられるの好きみたいですね」
「ち、違……っ」
「違いませんよ、ほら……いやらしく糸が引いてますよ」
彼の指摘どおりに、溢れた雫が蜜口とショーツの間に透明な糸を引いている。見ていられなくて目を閉じたとき、彼が直接割れ目に指を添わせた。
「協力してくれたお礼に、いっぱい気持ちよくしてあげますよ」
背後から含んだ笑みでそう言った克己は、花弁の中に指を沈ませた。たまらずに立夏は目を見開くと、駄々をこねる子どもめいた仕草でいやいやと首を振る。
「あっ、んっ……やだ……ぁっ」
「なんでです? こんなに感じてくれているのに」
立夏の欲を煽るように、克己が花弁を撫で擦る。そんな場所を自分はおろか他人になど触られたことがない立夏は、ただ狼狽えて腰を揺らした。そのたびに蜜窟が収縮し、淫悦が増していく。恥ずかしい。そう思うことすら快感を得る手段となっている。
「やっ、やめ……っ、恥ずかし……っ」
「どうしてです? 俺は嬉しいですよ。立夏さんが感じてくれるのも、恥ずかしがるのも……オフィスでは見られなかった姿ですからね」
蜜口から零れたいやらしい蜜をすくい取ると、彼は立夏の目の前にそれを突きつけた。男にしては細く長い指先は、立夏の蜜に塗れて濡れている。恋人でもない男に触れられて感じている浅ましい女だと指摘されたようで、いたたまれなかった。
ぎゅっと目をつむって直視を避けたとき、克己の指がふたたび花弁をかき分け、赤く膨れた花芽を摘まんだ。その瞬間、視界が歪むほど強い快感が立夏を襲う。
「ふっ、あっ……やぁ……んっ!」
優しい手つきで撫でられているのに、信じられないほど強烈な悦に打たれる。体内がぐずぐずに溶けていき、ただ女の悦びを追いかけていく。
克己は花芽だけではなく、立夏の両胸の頂きを片手で愛撫した。指の腹で撫でたかと思えば爪で弾かれて、彼の動きに呼応するように硬く尖ってしまう。克己の攻めは的確で、性的に未熟な立夏では太刀打ちできそうになかった。
「あっ、んっ……も……やぁ……っ」
唇から発する声は、まったく意味を成していない。頭の奥が痺れて思考もままならないのに、感覚だけは鋭くなっている。敏感な肉粒に蜜を塗して撫で擦られて、喘ぎながら腰を引く。すると、腰骨のあたりに硬く強張った感触がした。
(あ……)
それが克己の欲望だと気付いて肩を震わせたとき、立夏の秘部をまさぐっていた彼の手が止まった。
「……わかりますか? 立夏さんに触れて、俺も興奮してるんですよ。想像以上に貴女が魅力的だから、気を抜くと暴走して止まれなくなるかも」
熱い吐息が耳朶をくすぐる。欲情を隠そうともしないささやきに鼓動が跳ねたとき、克己が熱く潤んだ蜜口に中指をあてがった。
「本当は、ここに挿れて……めちゃめちゃに立夏さんを乱したい」
「んっ、あぁっ……!」
ためらいなく蜜口に指を挿入された立夏は、その異物感にひどく戸惑った。けれども、何物も受け入れたことのないはずの蜜窟は、それまでの愛撫で潤っているため抵抗なく指を受け入れていた。それどころか、待ち望んでいたかのように蜜路が窄まっている。
「ワインを飲んでいたせいかな? 立夏さんの中、すごく熱いですね。それに、指に吸い付いてくる」
「そんな……言わないで、いいです……から……ぁっ」
克己に指摘されたことで羞恥を感じた立夏は、身体を揺すって逃げようとする。しかしその動きは、いっそう深く彼の指を咥えこむことになった。
抜き差しされるたびにくちゅくちゅと淫らな水音が耳朶を打ち、耳を塞いでしまいたくなる。けれども意思に反して体内はいやらしく蠢いて、内壁はねだるように男の指に絡みついている。奥底からとめどなく溢れてくる蜜は、快感を得ていることの証だった。
「あっ、はぁっ、んっ、それ以上……は……ぁっ」
「いいですよ、イってください。立夏さんのイキ顔、見たいです」

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