

イラストちら見せ!

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あらすじ
かわいいな。食べてくれと言っているみたいだ
騎士団長の旦那様は新妻にぞっこんです!?実家と敵対する家の当主で騎士団長のエルンストに王命で嫁がされたアリーセ。彼女は以前、正体を知らずに彼と会ったことがあり、ほのかな想いを寄せていた。「あなたに永遠の愛を誓った。あの言葉に偽りはない」エルンストもまた妻に真摯な愛情を向け溺愛してくる。想いが通じ、蕩けるように愛された夜。二人の様子に周囲の意識も変わってゆき―!?
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キャラクター紹介
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アリーセ
グラナード家の公爵令嬢。遺跡に興味がある。 -

エルンスト
ヴァンデルン家の若き公爵。騎士団長でもある。
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試し読み
「すまない、やりすぎた。大丈夫か?」
アリーセがふらふらし始めていることに気づいたエルンストが唇を離し、倒れないようにしっかりと抱きしめる。
「大丈夫です」
「夜も遅い。そろそろ帰ろう」
「はい」
「今夜は、あなたの部屋に行ってもいいか?」
「……はい」
二度目の「はい」はさすがに恥ずかしかったので、小声になってしまった。もと来た道を、行きと違って二人手をつないでたどる。すでに夜遅いとあって、使用人達も休んでおり、別荘は静まり返っていた。
カーテンを閉めていない寝室は月明かりで照らされ、ランプがなくても明るい。
ドアを閉めた途端、エルンストがアリーセを抱きしめ、唇を重ねてきた。さっきと同じ、濃厚な口づけだ。けれど一度経験しているから、さっきのような驚きはない。
エルンストの舌先がアリーセの口内を撫でまわす。エルンストに翻弄されるばかりだが、いやな気はしない。
エルンストの大きな腕が背中を撫でる。その手つきに呼応するようにおなかの奥がズキズキし始める。
そのズキズキはどんどん大きくなって、アリーセを焦らせていく。何に焦れているのかわからないが、体の奥が疼いてつらい。
不意にエルンストが唇を離すと、アリーセを抱き上げた。
「えっ、エルンストさま……っ!?」
突然の浮遊感にあわあわしているうちにベッドに下ろされる。
「アリーセは覚悟して嫁いできたんだったな」
あおむけに横たわるアリーセをまたぐようにして膝立ちするエルンストが、シャツのボタンを外しながら上から見下ろす。
「なら、遠慮は不要ということでいいか?」
「え……遠慮は不要ですが、初めてですので、手加減はお願いします……」
「努力する」
おずおずと申告すると、真顔で頷かれた。
エルンストがシャツを脱いでベッドの下に放り投げる。月光の下であらわになったエルンストの上半身はたくましく、とても美しかった。見とれているうちにエルンストがズボンのボタンを外すと、今度は横たわるアリーセの前身頃にあるボタンに手をかけた。
ボタンが外され、その下のコルセットの紐が緩められる。
「肩を抜いて。いい子だ」
エルンストの指示に従っていくうちに、あっという間に裸にされた。
「懐中時計……こんなところにあったのか」
エルンストが、アリーセの胸元にある懐中時計に目を留める。持っていてほしいと頼まれた懐中時計を、アリーセは細い鎖を通して首からかけていた。
「落としたらいけませんので」
そう告げると、エルンストが目を細め「ありがとう」と囁いて、アリーセの首から鎖を抜く。懐中時計をそっとベッドサイドのテーブルに置くと、アリーセの両胸を大きな手で包んでやわやわと揉み始めた。
正面から胸を見つめられ、揉まれるのはものすごく恥ずかしい。アリーセは思わず顔を背けた。
部屋に明かりがなくてよかった。きっと月明かりだけでは真っ赤になっているなんて、わからない。
「柔らかいな」
言いながらそれぞれの親指で乳首を優しく撫で始める。
「あっ」
その途端、ビリビリと今までに感じたこともない強い刺激が走り抜けてアリーセは背中を反らせた。
エルンストが親指で乳首をこねる。さっきとは違う刺激に体がビクビクと震える。両方つまみ上げられた時には、体が跳ねた。
「見て、アリーセ。ピンと勃って、かわいいな。食べてくれと言っているみたいだ」
エルンストに言われて目を向けると、胸の頂がぷっくり膨らんでいるのが見えた。確かに、口に含むのにちょうどいい大きさになっているような気がする。
アリーセの見ている前で、エルンストが胸の頂を咥え込む。
「んんっ……!」
熱くぬめる刺激はあまりにも強く、思わず変な声が出てしまう。強すぎる刺激に耐えかねて、シーツを鷲づかみにする。
好きな男の人が、自分の裸の胸にしゃぶりついている。その眺めはあまりにも恥ずかしい。
――でも、これが閨の行為なんだわ。
世の夫婦は全員、こんなことをしているのだろうか。恥ずかしくないの? アリーセは恥ずかしくてたまらない。
舌先が動くたびにビリビリと強い刺激が走り、目の前がちかちかする。心臓がドクドクと大きな音を立てて、体が熱くなる。そして何より、口づけの時から感じていたおなかの奥の疼きが耐え難いほど強まり、どういうわけか脚の付け根がじんじんする。
「うう……っ、ん……!」
「ああ、悪かった。こっちもかわいがってやらないと」
アリーセを苛む謎の焦燥感への呻きを不服ととらえたらしく、エルンストが反対側の乳首を口に含む。ビクンと大きく体が跳ね、体の奥から何かがどろりと流れ出すのがわかった。
――な、何……? どうして止まらないの?
それは次から次からあふれ出していく。こんなことは初めてだ。粗相とは違うようだが、粗相と間違われるかもしれない。気づかれたらどうしよう。恥ずかしい。
エルンストに翻弄されつつも焦るアリーセをよそに、エルンストの唇がずれてアリーセの首筋に降る。吸い付かれては唇で甘噛みされ、舌先でくすぐられる。そのたびにくすぐったいのとは別の何かが漣のように、体の中に広がっていく。
「エ、エルンスト様……っ」
エルンストの口づけは首筋から鎖骨、両胸の丸みを帯びた部分へとずれていく。
「エルンスト様っ!」
疼きはつらいしあふれるものが気になるし、一度、止めてもらおうと声をかけたつもりだったが、何を思ったのかエルンストが再び胸の頂に吸い付いてきた。
強い刺激にのけぞった拍子に、するっと大きな手が下半身に伸ばされる。
「や、やだ……やめてください!」
慌てて制止をしたのだが間に合わなかった。大きな手は容赦なくアリーセの秘所に這わされ、ぐっしょりと濡れた場所にたどりつく。
知られてしまった! 恥ずかしい!
「ものすごく濡れている」
顔を見られたくなくて自分の両腕で顔を隠したアリーセに、エルンストが囁く。
「か、勝手にあふれて、止まらなくて……っ。汚いから清めてきます……」
「汚くもないし、清める必要もない。これはアリーセが感じている証拠だ。女性は感じるとこんなふうに蜜があふれる。初めてだというから心配していたが、感じてくれて嬉しいよ」
言うなり、エルンストの手がアリーセの膝をつかんで両脚を大きく開く。
「……っ! だめです!」
叫んだが間に合わなかった。エルンストが体をかがめてアリーセの秘所に顔を埋め、舌を這わせる。
「だめ、だめです、エルンスト様! そこは汚いから……っ、私……っ!」
アリーセが止めたにもかかわらず、エルンストが容赦なくもっとも敏感な部分を舐めあげる。胸の頂を舐められた時よりも強い快楽が体を駆け抜けた。
意思とは関係なく体がわななく。
それに気をよくしたのか、エルンストが丁寧にその場所を舐め始めた。舌先が撫でるたびに快楽の波が押し寄せ、体の奥が疼いてドクドクと何かがあふれる。止められない。
やがてエルンストがそのあふれる何かを舌先ですくっては、陰核にこすりつけ始めた。ぴちゃぴちゃという水音が寝室に響く。
見えるわけではないが、何をされているのかはわかる。やわらかな舌先に一番感じる場所を撫でられてたまらなく気持ちいい。
刺激に弱い、敏感な場所だというのは知っていたが、触れられて気持ちいい場所だとは知らなかった。
その気持ちよさがどんどん膨らんでいく。自分ではどうすることもできない。
「エ……エルンストさま……っ、来ちゃう……、何か来ちゃう!」
エルンストがじゅっと陰核を吸った途端、膨らんでパンパンになった気持ちよさが破裂してアリーセの体を貫いた。
声にならない悲鳴を上げて、体をしならせる。ほんの一瞬、気を失っていたのかもしれない。
「アリーセ、大丈夫か?」
ベッドの上に崩れ落ちたアリーセを、エルンストが覗き込む。
「今の感覚が絶頂というものだ。どうだった? いやな気持ちになったか?」
「いいえ……大丈夫です。なんというか……嵐の中に投げ込まれたみたい」
はあはあと荒い息の中で感想を告げれば、エルンストが「そうか」と少し嬉しそうに頷いた。
「続けても?」
息を整えながら頷くと、エルンストがズボンに手をかけて下着とともに脱ぎ去り、ベッドの下に投げ捨てた。
上半身はすでに裸になっていたが、エルンストの完全な裸体も美しかった。引き締まった腰、たくましい脚。そして体の中心にそびえる屹立。
アリーセは思わず体を起こして手を伸ばし、その屹立に触れた。胴体の部分は硬い。そっと触れた先端もカチカチで、でもぷよぷよで、つるりとしていた。思わず指先でなでなでしてしまう。
「積極的だな」
「あっ、ごめんなさい。本物は初めてだから、つい」
エルンストの敏感な部分だった。慌てて手を引っ込める。
「本物?」
「王立博物館に、男性の裸体の彫刻があるから……」
「ああ」
「でも、こんな形ではなかったような」
「男は興奮すると、こんなふうになるんだ。いつもこんなふうになっているわけじゃない。しかし、そんなにじっと見つめられると、さすがに恥ずかしいな」
言いながらエルスントが屹立をひと撫でする。ぷるんと揺れたその先端にぽつりと露が浮かぶ。
「エルンスト様も、感じていらっしゃるの?」
女性は感じると蜜があふれる。男性もそうなのだろうか。
「そう。よくわかったな」
思ったことを口にしただけだが、あたりだったようで、嬉しくなる。あら? でも……。
「私はエルスント様に少ししか触れていません。それなのに、感じるの?」
「好きな人のかわいい姿をたくさん見たからな」
かわいいなんて。その一言で嬉しくなる。
「でも、それでは不公平です。私もエルンスト様に触れたい。こちらを、私にしてくださったように、舐めればよろしいでしょうか」
はりきって屹立に顔を寄せようとしたアリーセを、エルンストが押しとどめる。
「それは今度でいい。今やられたら、大惨事になるから」
言うなりエルンストがアリーセを押し倒して覆いかぶさり、再び胸の頂に吸い付く。ビリビリと快楽が駆け抜ける。その一方で、エルスントの片手がアリーセの秘所に這わされ、指先が熱く潤んだ場所を探り当てた。
ゆっくりとそのあたりを撫でまわしたかと思うと、つぷ、と指先が突き立てられる。
「ここが俺を受け入れる場所だ」
唇を離し、エルンストが囁く。彼の指がゆっくりと抜き差しを繰り返す。
「大変なことになっているな? シーツまで大洪水だ」
ほら、とエルンストが指を抜いてアリーセの目の前に掲げた。
月明かりにもはっきりとわかるほど、指先が濡れててらてらと光っている。
「恥ずかしいです……」
淫らな体だと言われているみたいで、なんだかいたたまれない。
「俺は嬉しい。だが、初めてだと、よくほぐしておかないと痛むそうだ。俺はアリーセに痛い目に遭ってほしいわけじゃないから」
そう言ってエルスントは再び胸の頂を口に含んだ。途端に体が跳ねる。エルンストにはここが弱い場所だと知られているみたいだ。
下半身に這わされた指先が、アリーセの中を蠢き回る。
「だいぶやわらかくなってきた。指を増やすぞ」
エルスントが二本目の指をアリーセの蜜壺に突き立てる。
苦しいと思ったのは一瞬だった。
指先はアリーセを傷つけないように優しく、だが確実に隘路を広げるように蠢く。指の腹が内側をこするたびにゾクゾクとたまらない快感が駆け抜けていく。
こんな感覚が存在するなんて知らなかった。
乳嘴を食むエルンストの髪の毛が目の前で揺れる。体全部でエルンストを感じる。
「エ、エルスント様、また来ちゃう……っ!」
エルンストの愛撫で膨らんでいく快感を耐えていたが、もう限界だった。アリーセが呻いた途端、エルスントがずるりと指を抜き去る。
「俺も、これ以上は無理だ」 -
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