書籍紹介
一途にどこまでも追いかけてくる次期公爵様のストーカー並みの執着愛に抗えません!
一途にどこまでも追いかけてくる次期公爵様のストーカー並みの執着愛に抗えません!
ISBN:978-4-302-10041-5
ページ数:290
発売日:2025年8月19日
定価:740円+税
  • あらすじ

    ここまで追ってくるなんて私のこと大好きすぎです!

    令嬢ジェリエットは盗賊に襲われたところを次期公爵ダリルに助けられる。彼は「君に一目惚れをした」とジェリエットの婿候補に名乗りをあげ、領地までついてきてしまい!? 熱烈で真っ直ぐな愛に戸惑いつつも、次第に惹かれ彼と結婚を決める。「君が感じている声を聞かせてくれ」初夜でとろとろに蕩かされ幸せを感じるが、彼にはとある秘密があり!?

  • キャラクター紹介
    • ジュリエット
      国境を守る英雄の娘。領民思いの辺境伯令嬢。

    • ダリル
      元騎士で次期公爵。旅の途中で一目惚れしたジュリエットについてきた。

  • 試し読み

    「どうした。そんなところにいたら風邪をひく」
    突然扉が開いた音が聞こえて仰ぎ見ると、そこに同じくガウンを羽織ったダリルがいた。
    「お、驚いた」
    どうしてきたのが分かったのだろうと目を丸くしていると、彼はジュリエットの身体に腕を巻きつけて抱き上げた。
    「驚いたのはこちらのほうだ。足音が部屋の前で止まったのになかなか入ってこないから何ごとかと思った」
    「部屋に入る決心を固めていました」
    「なら、野暮なことをしてしまったな」
    「いいえ。ダリル様に引っ張ってもらえてよかったです」
    おかげですんなりと部屋に入れた。
    ダリルとすぐにくっつくこともできたのだ。野暮なんてことはまったくない。
    ベッドに運んでもらったジュリエットは、横たわり覆いかぶさってくるダリルを見上げた。
    「寒くないか?」
    「暖かいです」
    「もし寒かったら言ってくれ。温めてやる」
    何度かジュリエットの顔にキスを落とすと、外套を丁寧な手つきで脱がせてくる。
    次にガウンを。
    中から現れた真っ赤なネグリジェを見て、ダリルはゴクリと息を呑んだ。
    その様子を見て、ジュリエットは恥ずかしくなる。
    「……は、派手ですよね。私もそう言ったのですが、似合うから問題ないと言われて……」
    でもその言葉を信じて着てきたのは間違いだっただろうかと、思わず手で顔を隠した。
    これまではどんな格好をしようとも人の目を気にしていなかったが、ダリルに見られていると思うとどうしても気になってしまう。
    変に思われないか、ちゃんと綺麗な格好をしているか、彼の好みか。
    視線を気にして何度も鏡を確認するなど、女としての意識が高くなったような気がするのだ。
    「派手なんてことはない。ネグリジェの赤が君の白く美しい肌を際立たせてくれている。ピンクレッドの髪にも似合っているし、たしかに煽情的ではあるがそれがいい。凄くいい。とてもいい」
    だが、そんなジュリエットの不安を払拭するかのようなダリルの怒涛の褒め言葉が降ってきて、思わず目が丸くなる。
    「では、このままで?」
    「ああ。……いや、すぐに脱がせてしまうが、それでもこのまま着ていてくれ」
    蕩けそうな顔をしながら、ジュリエットの前髪を掻き上げ、頭を撫でつける。
    ダリルの愛に溢れた視線に愛でられて、ジュリエットの官能が高まっていった。
    「……ジュリエット」
    掠れた声が耳をくすぐり、キスをしてきた。
    ――頭が蕩けそう。
    ダリルのキスひとつでジュリエットの身体があっという間に変わってしまう。
    体温が上がり、肌が敏感になって、頭がフワフワしてダリルのことしか考えられなくなった。
    「……ぁ……うぅン……ンん……ふぅ……ンぁっ」
    くちゅ……くちゅ……と唾液が絡む音と、漏れる甘い声。
    それがさらにジュリエットを刺激して、身体が昂っていく。
    耳も弄られて、うなじもくすぐられて。
    もう彼の指先ひとつ、舌先ひとつで乱れるようになった。
    ダリルの唇は、頬や耳の下、首筋に肩口、肩、鎖骨と徐々に下がる。
    全身を愛でるかのように、あらゆるところにキスをしては官能を肌の下に植え付けていった。
    「はぁ……あぁ……あっ……あぁンっ……あっ」
    唇の感触が気持ちいい。
    そわりと肌の下が粟立ち、甘い声が徐々に大きくなり止められなくなっていった。
    ネグリジェの肩紐を引き下ろし、ジュリエットの豊満な胸を露わにする。
    ダリルの手のひらから少しはみ出てしまうほどの大きさの乳房は、ジュリエットにとってはコンプレックスのひとつだった。
    どんな服を着ても目立ってしまう。
    特に社交界で着ていたドレスはくびれを強調するものが多く、大きな胸が目立ってしまうことが嫌だった。
    注目を集めてしまい、どうにか隠せないものかと仕立屋にお願いをしたが、「今はこういうデザインが流行っていますから」とか「グラマラスな体型は男性に好まれますよ」などと言って変更してくれなかったのだ。
    おかげでいろんな人の目を集めることになってしまったし、社交界に出るのも億劫になってしまった。
    そんな胸をダリルが触っている。
    触っているどころか揉みしだいていた。
    「……あっ……あぁ……」
    なんという光景だろう。
    ダリルの手の中で自分の柔肉が形を変えている。
    卑猥すぎて眩暈がしてきそうだ。
    日焼けしたダリルの肌と真っ白なジュリエットの肌が交わる光景が、酷く煽情的に見えた。
    さらに桃色の胸の頂が徐々に硬さを持ち始め、彼の指の間で存在を主張してきた。
    ダリルはそれを擦って刺激を与える。
    すると、腰を直撃するような快楽が襲ってきた。
    「あ! あぁ! ……ぁ……やぁ! ……あぁン……っ」
    爪でカリカリと引っ掻いたり、ぎゅう……と摘まんで引っ張り上げて熟れた乳首をまた可愛がってくる。
    するとさらに気持ちよさが増してきて腰が浮いた。
    指の腹で扱いて敏感になったそこが、今度はダリルの口の中に含まれる。
    舌が勃ち上がった乳首に絡みつき、ザラザラとした感触が苛んできた。
    違う刺激で責められて、またジュリエットは甘やかな声を上げる。
    指と舌、交互に気持ちよくされてビクビクと身体の震えが止まらなくなって、堪らずシーツを後ろ手に掴んだ。
    「あぁっ! あっ……つよく……吸っちゃ……あぁンっ! あっあっ……あぁっ」
    じゅるじゅると強く吸われ、腰が浮くのが止まらない。
    責められているのは乳首なのに子宮が切なくなって、奥からじわりと何かが滲み出てくるのが分かった。
    「気持ちよさそうな声だ」
    「……だっ……て……あぁんっ!」
    「もっと聞きたい。君が感じている声を聞かせてくれ」
    もっともっとと強請るように、ダリルはジュリエットを追い詰める。
    手をジュリエットの下腹部に伸ばし、下着の中に潜り込ませると秘裂を撫でた。
    やはりそこから何かが漏れ出ているのは間違いないようで、指が筋をなぞって上下に動かされるたびにくちゅ……くちゅ……と濡れた音が聞こえてくる。
    「……あぁ……私、漏らして……」
    粗相をしてしまったのかと狼狽えた。
    「大丈夫だ。漏らしたわけじゃない。女性の身体は気持ちよくなると、ここから体液が出てくるんだ。滑りをよくするために」
    「……滑り?」
    どうして? と首を傾げると、ダリルも同様に首を傾げた。
    「ジュリエット、君は閨事の手ほどきを受けたことがあるのか?」
    「……いいえ。普通は母親や教師から受けるものだと思うのですが……私は受けられませんでしたから」
    「そうか。なら、俺が手ほどきしてもいいだろうか」
    優しくすると手の甲にキスをされて、ジュリエットは頷いた。
    「ここの中を俺の指で解す。中に俺の身体の一部を挿入するためだ。君の体液と絡めてじっくりと開いていくんだ」
    だからそこに指を挿し込んでいるのかと合点がいく。
    「指だけではなく、ときには舌を使う。胸を可愛がったときと同じだ。俺のすべてをもって君の身体を開くんだ」
    「し、舌も? ……ということは、舐めるということですか?」
    こんなところを? と戸惑っていると、ダリルは大きく頷いた。
    「解すためだからな。必要なことだ。ちゃんと解さなければ君が痛い思いをすることになる。俺もそれは本意ではない」
    「わ、分かりました」
    それならば仕方がないとダリルにすべてを明け渡す覚悟を決めた。
    「なら、さっそく指を入れよう」
    指先が泥濘に沈み込み、秘裂を割り開く。
    奥からどろりと愛液が漏れ出て、それを指先に絡めるとさらに奥へと潜り込ませた。
    「……あぁ……あっ……ひぁン……ンンぁ……っ」
    指の腹で膣壁を擦られ、隘路をじっくりじっくりと押し広げる。
    最初は違和感が強くてジッと耐えていたが、弄られる箇所が増えていくと徐々に違和感の中に快楽が混じってきた。
    気持ちいいところを擦られると肩がビクリと跳ね、きゅっと指を膣壁で締めてしまう。
    そんなダリルの動きに翻弄されて、ジュリエットの膣はさらに愛液を零した。
    「……あ……ここも……ンぁ……いじられると、こんなに……ひぁんっ! こんなに、気持ちよくなる……のですか?」
    人間の身体にこんなに気持ちよくなれる箇所があるなんて。
    そんなことがあってもいいのかと動揺した。
    「そう。これはふたりで気持ちよくなる作業だ。身体も心も気持ちよくなって、愛を高め合う」
    それが情事なのだと言われる。
    なら、人間は愛情を与え受け取るためにつくられた生き物ではないだろうか。
    つがい合うために出会って、愛を確かめて、身体も心も一緒に気持ちよくなって高め合う。
    ジュリエットもまた愛を受け取るために生まれたのであれば、こんなに嬉しいことはない。
    ダリルと愛し合うためにここにいるのだと実感する。
    「……だったら、もっともっと、気持ちよくしてくださいますか?」
    「君がもう無理と言ってもそうするつもりだ」
    そう言ってダリルはジュリエットの脚の間に顔を埋めた。
    舌を伸ばし、秘裂をなぞる。
    舌全体を使って漏れ出る愛液を舐め、蜜口に挿し入れる。
    さらには秘裂の上にある肉芽に舌先を伸ばし、チロチロとくすぐってきた。
    「ひゃんっ! ……あっ……あぁ……なに? そこ……」
    今までとは比にならないほどの快楽がそこから流れてくる。
    腰に直接響くような、頭まで突き抜けるような強烈な快楽。
    舐られ、唇で摘ままれて、吸い付かれる。
    「やっ! ま、まって……やだやだ……まってぇ……っ」
    こんなに強い快楽は受け止めきれない。
    もう少しゆっくりと開いてほしいと懇願するも、ダリルは聞き届けてくれない。それどころかさらに激しく愛撫してきた。
    「あっ……あぁう……ンンぁ……あひ……ひぃン……っ」
    じゅう~……と強く吸い付かれて、ビクンと大きく腰が跳ねる。
    子宮が切なくなって、突き上げられる感覚が大きくなり、それが一気に弾けた。
    「……あっあっあっ……あぁ……」
    全身に快楽が広がって頭の中が真っ白になる。
    それからやってきたのは悦楽と恍惚。
    余韻に揺蕩い、ジュリエットは小さく喘いだ。
    「イったようだな。たくさんイって、たくさん気持ちよくなろう、ジュリエット」
    再び肉芽を舐ってきたダリルは、膣内に指を挿し込み同時に攻めてきた。
    指二本の腹でぐりぐりと肉壁を抉り、ぷっくりと熟れた肉芽が舌で転がされる。
    「はぅ……あぁ……あっ……あぁンっ……あぁっ!」
    再び絶頂し、次に指を増やしてもう一度と、合計三回も高みに導かれた。
    ジュリエットが「もう無理」と言っても、先ほどの宣言通りダリルは手を緩めてくれない。
    達してだらしない顔をしているジュリエットを見て、彼は何度も「可愛い、可愛い」とキスをしてきた。
    「ジュリエット……そろそろいい頃あいだ。俺を受け入れてくれるか?」

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