書籍紹介
エリート警察署長のお世話係に任命されたら溺愛が待っていました!?
エリート警察署長のお世話係に任命されたら溺愛が待っていました!?
ISBN:978-4-596-70665-2
ページ数:290
発売日:2022年6月3日
定価:640円+税
  • あらすじ

    朝も昼も、もちろん夜のお世話♥もいたします!?
    殿様の末裔な警察署長×家老の末裔なパン屋の娘 両片思いのすれ違いLOVE

    幼なじみの要と十数年ぶりに再会した昴。警察署長として着任した要は魅力的な大人の男性になっていて、ときめいてしまう。家の事情で要の「お世話係」をすることになったけど、惹かれる気持ちは募り、「夜のお世話」で初めてを捧げることに。要から与えられる淫らな愛撫に何度も絶頂に導かれ蕩けてしまうけど、要がお見合いをすると聞いてしまい!?

  • キャラクター紹介
    • 舞岡 昴(まいおかすばる)
      家業を手伝うために帰郷するが、期間限定で要の「お世話係」をすることになる。

    • 片倉 要(かたくらかなめ)
      世が世ならお城のお殿様な血筋の新任警察署長。自他ともに認める真面目な性格。

  • 試し読み

    「カナちゃん……ね、しよ?」
     何を、とは問われなかった。カナちゃんはしばらく無言になったあと、低く息を吐いて高級そうな腕時計を無造作に外し、ローテーブルに置く。
    「何があったのかは聞かない」
     ソファの背に手を置き、私を覗き込みながらカナちゃんは言う。
    「けれど、俺以外のやつにそんなこと言うのはやめてくれ」
    「……言わないよ」
    「約束だぞ」
    「ん」
     約束。
     こくりと頷くと、カナちゃんは僅かに表情を緩め、そっと私の目を見つめる。
     お互いの鼻の高さぶんだけの距離。そっと目を閉じると、唇が重なった。柔らかくて、あったかい。でもちょっとだけかさついてて──と、私の唇を柔らかくて、でも少し固い、濡れた何か……カナちゃんの舌がつん、と舐める。開けと言われているようで。
     私がそっと唇に隙間を作ると、割開くようにその舌が進入してくる。舌先は私の口内を確認するかのように、慣れない私ですらやきもきしてしまうくらい、ゆっくりゆっくりと舐め上げていく。
    「ふ、は……ぁっ」
     うまく息ができず、大きく息をする。そんな私の口の、上口蓋の少し奥を舌が撫でる。
    「ん、っ」
     カナちゃんの手が私の顔を支え、私は口の中を蹂躙されるがまま。肩で息をしながら私はどちらのものとも言えない唾液を飲み込んで、なおまだ口内にあるカナちゃんの舌について考える……。
     私はカナちゃん好きだから口の中だろうがお腹の中だろうが好きにしてもらって構わないけれど、というか嬉しいんだけれど、カナちゃんはよく「友達」にこんなことできるなあ……慣れてるのかな。それとも単にキスが好き?
     キスされたまま、乳房を半分はだけたブラウス越しに強く揉まれる。キスされたままでうまく喘げなくて、呻くような、それでいて甘えているような高い声が漏れる。
     カナちゃんは「ぐっ」と低く喉で耐えるような声を出して、ブラウスを下着ごとたくし上げて直接私に触れた。
    「ん、んぁっ、ん、はぁ、っ」
     快楽から声を上げようと舌を動かすたび、カナちゃんの舌が絡みつく。どろどろに蕩けてしまいそうな口の中。カナちゃんが私の舌を甘嚙みしながら、私の胸の先端を弾く。
    「ぁ──っ、う!」
     舌が動かせずに甲高く叫ぶ。カナちゃんが低く笑った気配がした。
     彼はそのまま私の先端をぐにぐにと摘まむ。そのたびに敏感な神経が淫らな気持ちよさを拾って身体の中をじゅくじゅくと蕩けさせていく……
     カナちゃんが唇を離す。ペロリと口の端を舐めるその赤い舌──すっかり力が抜けた私はソファに背を預け、それを見つめながら肩で息をした。
     カナちゃんはソファの前に立ち、私を見下ろしている。一見無表情にも見えるその双眸に明らかな熱情が激っていて──私の下腹部が疼いた。
     カナちゃんは私の腋の下に手を入れ、何をするかと思えば私の身体を反転させた。背中を預けていたソファの背に、膝立ちで向き合う格好。
    「カナちゃん……?」
     ソファの背を両手で摑みながら振り向くと、彼が微かに笑う。そのままカナちゃんは私のスカートを腰までたくし上げた。
    「ひゃっ」
     カナちゃんは私のお尻を撫でて、そのまま下着のクロッチをずらし、指を後ろから私のナカに進めてくる。挿入るときに、ぐちゅっという淫らな水音がはっきりと聞こえた。
    「ん、んんっ……」
     思わずソファの背にしがみつき、声を殺す。あまりに気持ちよくて、きゅうきゅうと指を締め付けた。
    「この間まで処女だったくせに、濡れすぎなんじゃないのか」
     カナちゃんが背後から低い声で告げるように言う。
    「ん、っ、……だって、ぇ」
     私は何も言い訳が思いつかず、ただ羞恥で頰を熱くしたまま言った。
    「変、かな? 引く……?」
    「いや?」
     カナちゃんが私のナカで指を僅かに動かす。それだけでどろりと粘膜が蕩け、肉襞がわなないた。反射的に腰を動かす私の耳元に唇を寄せ、カナちゃんが言う。
    「むしろ変になってほしい」
    「あっ」
     ぐちゅぐちゅ、と指が粘膜を掻き回し始める。ソファの背を強く握りしめ、快楽に耐える私にカナちゃんが言う。
    「それと──引くわけがない。こんなに興奮しているのに」
     カナちゃんの熱い声と共に、布越しの何か硬いものが腰に当てられる。カナちゃんの……私はごくりと唾を飲んだ。
     カナちゃんは指を抜いて、どうやら屈み込んだみたいだった。
    「カナちゃん?」
     半身で振り向くと、カナちゃんら両手で私のお尻の肉を広げて……いるところだった。
     私の全身からぴゃっと汗が噴き出す。な、な、な、何⁉
    「っ、な、何してる、のっ⁉」
    「いいから」
    「よくないよ……っ、ひゃぁんっ」
     ふっ、と息を吐きかけられ、私は思わず腰を突き出した。カナちゃんが笑って、私の入り口を大きく開く。
    「あ、あ、あ、だめ、見えちゃう」
     私は声が裏返ってしまいそうなほど声を震わせ、そう訴えた。
    (お腹の中、見られちゃってる……っ)
     どろどろに蕩けてるお腹の中……!
     私は羞恥でそれこそ頭の中まで溶けてしまいそうだったけれど、カナちゃんの返答は実にシンプルなものだった。
    「見てるんだ」
    「やっ、やだっ」
     ぐしょぐしょに濡れているせいで、カナちゃんの息が当たるたびにヒンヤリする。私は半泣きになりながらナカの肉襞が空気に晒されるのを感じた。
    「恥ずかしくて死にそう……」
     羞恥心で顔が発火しそうになりながら呻くと、カナちゃんが私のお尻にキスをする。
    「これくらいで死なれていたら困るな」
    「え、……っ、ゃ、あっ」
     広げたナカに、カナちゃんの舌先が唐突に挿れ込まれる。
    「ぁ、あっ」
     空気に晒され、冷えていた入り口付近の粘膜に生温い舌が触れる。
     舐められてる、ナカ、舐められてる……っ! 生々しい快感で腰が揺れ、私は強くソファにしがみついて叫んだ。
    「やっ、やだっ」
    「嫌なのか?」
     ちゅ、じゅる、とわざとらしく音を立てて舐め上げながら、カナちゃんが言葉を続ける。
    「こんなにトロトロになっているのに?」
    「ん、んっ、ちが」
    「違うのか」
     カナちゃんが口を私から離す。かと思えば、ぐっとナカに何本か指を埋め込まれた。
    「ふ、……ぁっ」
     カナちゃんが無言で指をぐちゅぐちゅと蠢かす。指先が動くたびに私の口から勝手に甘えるような声が漏れた。
    「あ、っ、ぁあっ」
     ナカで好き勝手に動く指。私はただ喘ぎながら、それを受け入れて──ぐちゅぐちゅと溢れていた音が、こちゅこちゅ、と空気を含んだ音に変わっていく。肉襞がわななき、同時に強く収縮しているせいだった。
    「凄いな。入り口、ひくひくしてて可愛い」
    「な……っ、何見てるの⁉」
    「昴の可愛いところ?」
     そう言ってカナちゃんが指を折り曲げた。
    「ああっ⁉」
     思わず顎を反らす。ぴりぴりとした感覚が、お腹いっぱいに広がった。ぐちゅぐちゅと肉襞を擦られ、気持ちいいところをごつごつと押されて──私の「恥ずかしい」って意思とは裏腹に、身体はどんどん高みへ向かっていく。
    「ぅあ、カナちゃん、カナちゃん……っ」
     やだ、恥ずかしい。カナちゃんの視線を感じる。イくところ、見られ、ちゃう……!
    「や、だ……っ」
     私はソファの背にしがみつき、高い声を上げて達してしまって……がくりと力を抜く。
    「……ふ、う……っ」
     ずるずるとソファに倒れ込む私の頭をそっと撫でて、カナちゃんは私を抱き上げた。
     ゆらゆら揺れる動きとカナちゃんの体温に、緩い眠気に身体が包まれる。カナちゃんが「こら」と甘い声で私を𠮟る。子供とか、猫とかに言うような口調だった。
    「寝るな」
    「……だって」
     眠いんだもん、と半分本気で眠りながら言ったときには、私はベッドに寝かされていた。カナちゃんもベッドに乗ってきて、マットレスが揺れる。カナちゃんはちゅ、と私の額にキスをしたかと思うと、「ごめん」とまどろむ私になぜか謝った。
    「んー……?」
    「悪い、一回イかせてくれ。キツすぎる」
     そう言ってベルトを緩め、スラックスをくつろげた。溢れるように出てきたカナちゃんのは、強く屹立して血管を際立たせ、先端からとろりと透明な液体が溢れている。
    「……よく考えたら、私でそうなるの、すごくない?」
     カナちゃんコンドームを着けながら「?」と私を見る。
    「なぜ」
    「だって、私だよ? 大して魅力もないと思う」
     カナちゃんはきょとんとした後、顔をぎゅっと顰めて「そんなわけないだろ」と低く言う。
    「え?」
    「昴は魅力的だよ。この上ないくらい」
     そう言って私の膝裏を押し上げた。スカートの裾が腰まで落ちてくる。ずれていた下着のクロッチをさらに横にくいっとずらしたかと思うと、ほとんど突然と言ってもいいくらい、一気に押し入ってくる。肉襞を暴力的なまでに擦り上げ、一気に最奥に──
    「っ、ぁ、ああっ!」
     つま先が跳ねた。
     カナちゃんは低く息を吐いて、そのままガツガツと一番奥を抉ってくる。
    「あ、あ、あんっ、あっ」
     奥を突かれるたびに嬌声が溢れた。
     子宮が揺らされてしまうくらいに激しく抽送され、まともに息もできない。抜かれそうになるくらい引かれたかと思えば、すぐに最奥まで肉襞をずちゅずちゅ擦りながら戻ってくる。腰と腰が当たる音が、ぐちゃぐちゃの水音と混じる。
    「やっ、激しっ、無理っ、だめ……ぇっ」
     カナちゃんは「はぁっ」と荒い息を吐いて続けた。
    「悪……い、昴、止まれない」
     気持ちいい、と彼は呟いて、私の膝裏を乱暴に摑んだ。ぐいっと押され、あられもない格好にされた私の最奥へ、ほとんど垂直に打ち込まれる彼の熱。
    「あ、あっ、カナちゃんっ、カナちゃん……っ」

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