Vanilla文庫 ドルチェな快感♥とろける乙女ノベル

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書籍詳細

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国王陛下の逃げた花嫁

著者:白金あろは
イラスト:kuren
原作:キム・ローレンス

ISBN:978-4-596-58097-9
ページ:250
発売日:2017年9月16日
定価:本体580円+税

あらすじ

「本当に嫌なら、私を突き飛ばして逃げてみよ」王宮に刺繍師と勤めることになった没落令嬢のアメリアは、寝室に忍んできたと勘違いされ、国王アウロに襲われる。誤解は解け、王の婚礼衣装を刺繍することに。何度も呼び出されては執拗に求められ、拒めず初めての快楽に蕩けてしまうアメリア。身分違いで婚約者もいるアウロへの想いに苦しむが……。

キャラクター紹介

heroine_VBL118アメリア

名門貴族ライトマイヤー家の娘。刺繍の腕を買われて王宮にあがる。性格は引っ込み思案でおとなしいが、芯はしっかりしている。

hero_VBL118アウロ

アメリアの国を征服した若き王。自己中心的なところはあるが、心根は優しい。自分に近づく女は金銭や身分狙いだと考えている。

試し読み

 唾液で濡れたアメリアの乳首を、王が再び吸った。
「あああっ、やっ、やっ、はあ……ん」
 苦しいほどになにかが喉元までせり上がってくる。
でも、本当に苦しいわけじゃない。
涙が出るけれど、悲しくも痛くもない。
ただ、そう、熱い。
体の奥底にいたなにかがゆっくり首をもたげてくるような……。
 これが、快感?
「気持ち……いい……?」
 思わず呟く。
「そうだ、感じるのだ。私の指で、口で、感じてみろ」
 再び乳首を舌でこねくり回しながら、アウロ王の指はアメリアの下半身に伸びていた。
一番恥ずかしい秘密の場所。
かつて下着越しにいじられてしまった箇所に、また指が侵入する。
「きゃああっ!」
 叫んでも、指は離れようとはしなかった。
「もう濡れている」
 そう言うと、アウロはアメリアの下着をまくり上げた。
「ダメっ、そこは……っ」
 思わず王に逆らい、アメリアは下着を掴む。
それから、自らの行いに息を呑んだ。
「お、お許しを、ア、アウロ……」
 しかし、怒ったと思った王はニヤリと笑みを浮かべていた。
アメリアがひるんだ隙に、サッと下着を取り去ってしまう。
「お、王様っ」
「すでにグチャグチャに濡れていたではないか。それに、アウロだと先ほどから何度も言っているだろう」
「も、申し訳……」
「謝る必要はない」
 アウロ王はアメリアの片足を押さえる。
「ひいっ」
 すでに大切な場所を隠す布はない。
むき出しの両足がラウロの目にさらされていた。
ア メリアの体が震え始める。それを見たアウロ王はため息をついた。
「いじめすぎたか? しかしこうしないとできないのだ。別に、アメリアを責めているわけではない」
「ア、アウロ……」
 涙がポロポロこぼれてくる。
「困ったな、泣くな」
 アウロ王は、本心から困った、というように眉を寄せ、それからアメリアの髪を撫でた。
「悪かった。アメリアは初めてだったな」
初めてアウロ王から謝られて、アメリアは目を見開いた。信じられなかった。
「しかし、恥ずかしいかもしれぬが、これは自然なことなのだ。男と女が、昔からやっていることだ。怖がることはない」
 アウロ王がチュッと音を立ててアメリアの頬の涙を吸った
「優しくやる、だから私に任せてくれ」
 行為が始まった頃に言われたことを再び告げられ、アメリアはうなずいてしまった。
王から謝罪されて嬉しかったし、瞳に映る優しさは本心のように思われた。
 それに……。
 とてもとても、信じられないほどに恥ずかしかったし今も恥ずかしいけれど、この行為自体は嫌ではなかった。
口づけも、胸に触れられたり吸われたりすることも、恥ずかしいだけで嫌ではない。
むしろ……心地いい?
 アメリアがうなずいたので、ラウロ王はホッとしたように笑顔になる。
「横になるのだ。今から驚くようなことをするが、すべて受け入れてくれ。よいな?」
 少し心配だった。
しかし、王からお願いされては断れない。
アメリアはコクンと首を縦に振り、そっと身を掛け布の上に横たえた。
アウロ王はスカートを再びまくった。
それだけでアメリアにはショックで、目をぎゅっとつぶる。
現れたアメリアの茂みに、アウロ王の手が添えられた。
アメリアはますます身をこわばらせるが、王との約束なのでなにも言えない。
手はやがて、そっとアメリアの体をさするように動き始めた。同時に太腿も撫でられ、くすぐったさにアメリはおかしくなってきた。
「アウロ……、く、くすぐったいです……」
「我慢せずに笑え。感じやすいのだな」
 体が、くすぐったさにヒクヒク動く。
そちらに気をとられている間に、気がつくとアウロの手が自分の秘所をいじっていた。
「きゃっ!」
 なにかが自分に入ってきた。
しかもそれは中でうごめき、同時に外側をさすってもいる。
「ア、アウロ……ッ」
「すでに十分濡れている。痛くはないだろう?」
「なにを……なにをなさっているのですか……っ」
「アメリアを指で解しているのだ」
 解す? 
意味がわからなかった。
「ああっ」
 突然思いもよらない声が出た。
秘所の前方でさわさわと動くものがある。いや、むしろぬめっとした感じかもしれない。
自然に腰が震えた。
「はああんっ」
 するとまた声が出、背中が反る。
「あ、あ、や、やあっ」
 突然、今まで知らなかった感覚に襲われた。
明らかにその場所から、何かが立ち上がってきていた。
舌でアメリアのソコを舐めていたアウロ王が顔を上げる。
「感じているだろう? それが、感じるということなのだ」
 感じる? これが?
こんなところで感じるというの? 
唇でも胸でもなく、こんな、ひとに見せられないところで?
「少し痛い思いをさせてしまうが、我慢してくれ」
 アウロ王がそう告げると、両の足を掴まれ、高く掲げられた。

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