

イラストちら見せ!

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あらすじ
観念して俺のものになれ
意地悪な幼なじみは、極甘な皇太子でした!?盗賊に襲われた令嬢ヴェロニカは“白の皇太子”と呼ばれる青年に助けられる。彼は死んだと思っていた初恋の幼なじみ、リドだった! 意地悪な彼に甘く翻弄され、気づけば皇太子妃候補として城に迎えられてしまい!? 「俺に任せて、ただ感じていればいい」蕩けるような快感と愛を刻み込まれるが、リドはその立場ゆえ、今も命を狙われ続けていて…?
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キャラクター紹介
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ヴェロニカ
剣の修行に励む風変わりな公爵令嬢。初恋の相手であるリドを忘れられない。 -

シュメリドーク
ヴェロニカの幼なじみで、エスペドーク帝国の冷徹な皇太子。愛称はリド。
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試し読み
「悪いが、今回ばかりは俺も譲れない。力尽くでも言うことを聞かせてみせる」
ヴェロニカが到底信じられないような光景が広がる。
シュメリドークがヴェロニカのふくらはぎを抱え上げ、薄い生地でできた寝間着を引き
裂いてしまったのだ。
「リド!?」
肌着も、ただの布きれになってベッドの上に散らばる。
あっという間に生まれたままの姿に剥かれてしまったヴェロニカが茫然としている間に、シュメリドークもさっさと衣服を脱いでしまった。
張りのある肌と、隆起した筋肉に覆われた見事な肢体。
「前は可愛がるだけで我慢したが、今日はもう遠慮しない」
本来、こういうふうに強引にことを進めるのは、本意ではないのだがな──ヴェロニカの足を無造作に担ぎ上げたまま、彼が苦い口調でつぶやく。
大事な幼なじみのことは時間をかけてゆっくりと愛して、怖がらせないように大切にするつもりだった。
「きみが強情を張れなくなるように、どこもかしこも味わって、食らいつくしてやる……!」
淡い飾り毛に隠れた下腹部をまじまじと凝視されて、ヴェロニカは羞恥で頬をかっと赤く染めた。
「見ないで、見ちゃだめ!」
「きみは、美しいな。とても愛らしい色をしている」
「……っ!」
「自分で見たことがあるか?」
「あるわけ、ないでしょう……! リドの馬鹿! 離して!」
足を閉じて隠したくても、シュメリドークに押さえこまれているので身じろぎすらままならない。
恥ずかしさよりも、恐怖のほうが先立った。
こんな無防備な状態を人目に晒していることが、騎士として、乙女として危機を告げる。
これではまるで、肉食獣に牙を立てられる寸前の獲物だ。
それに、起き上がれるようになったとはいえ、数日寝こんだために手足が萎えてしまっている。少し動いただけで息が上がってしまう今の段階で抵抗したところで、力の強いシュメリドークに敵うはずもなかった。
そんなことはお構いなしにシュメリドークがヴェロニカの太股を、小さなお尻を、早急なしぐさでまさぐりながら身体をずらし、自身の唾液で濡らした指先で蜜壺の付近を探り──そして。
「っひ…………っ」
一息に、指を奥深くに突き入れられる。
ヴェロニカは、背中を仰け反らせて顎を震わせた。
長くて節の大きな指を挿入されているのだとすぐにわかったけれど、前のときはこんなふうに荒っぽくなかった。
もっとやわらかく潤むまで、執拗なくらい慣らしてもらったからこんな違和感はなかったはずだ。
つまりは優しくする必要を感じないくらい、彼がヴェロニカに対して怒っているということなのだろうか。
──ひどいわ。
無意識のうちに、首飾りをたぐり寄せて指輪を握り締める。
それを見たシュメリドークが一瞬おもしろくなさそうに目を眇めた。
そして数多の敵を蹴散らしてきたその手で、まだ男に触れられることに怯えて震える秘所を暴く。
触れるだけではなく、自身を受け入れさせるために指の本数を増やし、隘路を開いていく。
「やめてリド、痛い、やだぁ…………っ」
「女性は皆、最初はこの痛みに耐えるんだ……深く息を吸って、楽にしていろ」
「いや……! 痛い、痛い……!」
ヴェロニカが泣き叫ぶ。
身体の痛みより、心の痛みのほうが大きかった。
婚約を破棄された挙げ句にこんな乱暴な振る舞いをされることは、耐えられない。剣の修行ならいくらでも苦難に立ち向かう覚悟だけれど、それとこれとは別の次元の問題だ。
なりふり構わず喉を引き攣らせて泣くヴェロニカに憐憫を感じたのか、シュメリドークが不意に指を引き抜いた。
「──それほど痛いのなら仕方ない。少し慣らしてやる」
指とは違う、ぬめる感触をじかに感じて、ヴェロニカが目を見開く。
次の瞬間、ひっと息を吸いこんだ。
「いやあああ……っ!」
乙女なら誰しもが隠しておきたい秘密の場所に、異性のぬめる舌と熱い唾液。
あろうことかエスペドーク帝国の皇太子ともあろう者が舌を差しこみ、蜜壺に直接唾液を送りこんでいるのだ。
まだ自ら潤うことを知らない初々しい秘所を、無理にでも潤わせるために。
「……やめてリド、やめて! それ、いやっ!」
必死に足をばたつかせ、腰をよじって逃げようとするけれど、内部を舐めたり吸ったりする肉厚の舌の動きに翻弄されて、全身の力が抜けていく。
熱が移って、ほんの一瞬感じた嫌悪感を凌駕して官能的な炎が揺らめき始める。
じゅぶ、と聞くに堪えない水音を立てて、一度舌が引き抜かれた。
そして今度は、嬲るようにゆっくり、ちろちろと蠢く舌をじっくりと受け入れさせられる。
狭い入り口を指先で押し開かれ、舌と指とで奥へ奥へと侵入され続けて、次第にヴェロニカはびくびくと震えることしかできなくなった。
ぐいぐいと、快楽の世界へ沈められていく。
頭が真っ白になってしまったヴェロニカには戻り方がわからない。帰れない。
シュメリドークのなすがままに、息を喘がせることしかできなかった。
「やめ……て……!」
押し上げられる。
それだけは直感で理解し、あまくかすれる声を振り絞るけれど。
「だめだ」
シュメリドークはヴェロニカの哀願に耳を傾けることなく、むしろ意地悪く愛撫を強くしていき──ヴェロニカの視界に星が飛んだ。
「いや……っ!」
「きみが素直になるまで、どれくらいかかるか試してみよう」
「リド、もう許してぇ……っ」
今やぐしょぐしょにされてしまった蜜壺の中を指で好き勝手に翻弄しながら、皇太子の舌先が今度は、未だ慎ましいままの花芯に狙いを定める。
唇で食むように挟まれきつく吸い上げられて、ざらりとした舌で舐め上げられて。
連続して与えられる快感に成す術もなかったヴェロニカは、そのまま続けざまに極めた。
いろいろなところを一気に攻められるより、こうして弱点をひとつずつ徹底的に触れられるほうがつらいのだということを、ヴェロニカは初めて知った。
シーツが乱れて、喘ぐような呼吸だけが耳にうるさい。
「……そろそろ、言うことを聞く気になったか?」
ようやく、少し余裕を取り戻したシュメリドークが顔を上げると。
まだ病み上がりのヴェロニカは指輪を握り締めたまま、気を失っていた。 -
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