Vanilla文庫 ドルチェな快感♥とろける乙女ノベル

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書籍詳細

  • VBL194[Mamiya]Cover+Obi_Image

囚われの蜜愛事情~ドS将校のお仕置きからは逃げられない~

著者:真宮美摩
イラスト:八千代 ハル

ISBN:978-4-596-58250-8
ページ:250
発売日:2019年4月26日
定価:本体580円+税

あらすじ

「これでもまだ打ち明ける気にならないか」兄に頼まれて隣国の将校クリフを調べる為、夜会に出席したリディア。一目で彼に惹かれたものの、スパイ行為があえなく見つかり、そのまま彼の屋敷に連行されてしまう。昼夜淫らに責め立てられ、強引だけど甘い愛撫に心も体も蕩かされていくリディア。囚われの身とわかっていても気持ちは高まり――。

キャラクター紹介

heroine_VBL194リディア
リッツランド国の伯爵令嬢。絵を描くのが好き。内向的で男性が苦手。

hero_VBL194クリフ
オステランド国の海軍中佐。その功績から英雄と称賛されている。侯爵家の後継者。

試し読み

「ん……ぁ……」
 肌をくすぐる筆の感触が快感を生み、リディアの身体をうずかせる。このまま続けると、どんな痴態をさらすか知れたものではない。
(お願い、早く終わって……)
 心の中で祈ったものの、進みそうでなかなか進まない。
 頂上まであと少しというところで、筆が行きつ戻りつを繰り返すのだ。
 これはもう拷問と言っていいだろう。
「つづら折りの山道を実際に見たことは?」
「……いいえ、ありません」
 リッツランドにはなだらかな丘陵はあるが、オステランドのような高山はない。
 リディアはただ自分の目で見たままを描いただけだ。
「俺はあるぞ。艦から望遠鏡で見たんだ。こんなふうに曲がりくねった道が山頂まで続いていた」
「そうなのですか……っ、ひぁ……」
 つづら折りの道を見たことがなくても、筆の動きを見ればだいたい想像がつく。
 山頂へ向かう筆が左右の端で折り返すたびに、リディアの下肢がもどかしげにくねる。
「く……ぅん……」
 はしたなくもねだるような声が出てしまい、とっさに両手で自分の口をふさいだ。
「その手をどけろ」
「い、いや……」
「どけないと、ここで足踏みだぞ」
「……んっ!」
 頂の手前をつんと筆で突かれ、リディアは涙目になった。
(クリフ様がこんなにいじわるだったなんて)
 初めは真面目に学ぼうとしているように見えたが、今はなんだか違う気がする。
 素直に従うリディアの態度が、クリフの遊び心に火をつけてしまったのだろうか。
 いっそ抗おうかと迷ったけれど、主導権を握られたからには従うしかない。
 降参のしるしに両手を挙げると、褒美とばかりに筆が乳輪に軽く触れた。
「……っ、ぁ……」
「山頂がずいぶん尖ってきたな」 
 完全に熟した胸粒がクリフの微笑を誘う。
 情景描写する声にもなんとなく楽しげな響きがあった。
「あれはオステランドでいちばん高い山だ。標高は五千メートルをゆうに超える」
 そんなふうにクリフが解説するあいだも筆の動きは止まらない。
 盛りあがった胸乳のてっぺんをめざし、尖端のまわりをゆっくりと筆が巡る。
 そうやって乳輪をぐるりと一周したあと、ついに筆が頂点に達した。
「あぁ……っ!」
 柔らかい毛先に触れられるだけで、散々じらされた尖端がびりっと痺れる。新たに与えられた快感に翻弄され、絵の描き方を教えるという目的が頭から吹き飛んでしまった。
「せっかく頂上まで来たんだ。ここで手を抜くわけにはいかないな」
 胸の尖りに顔を寄せ、クリフが慎重に筆を運ぶ。ときおり吹きかけられる熱い吐息と、触れては離れる絵筆の動きが歯がゆくてたまらない。
「ふ……ぁ……」
 中途半端な快感はかえってつらさが増すだけだ。軽い刺激を与えられるだけでも、淑女にあるまじき声が漏れてしまう。
「はぁ……ん……」
 もっと早い段階で抵抗すればよかったのかもしれない。
 せめて山のふもとで立ち止まっていれば、理性の力で踏みとどまることもできたはずだ。
 残念ながら、なけなしの理性はとっくに麻痺してしまった。
 ここまで来たら、もう引き返せない。
「少し力を抜け。そんなふうに力むと、筆の感触がつかめないだろう」
「で、でも……」
「どうもしっくりこないな。筆の押さえ方が弱すぎるのか?」
「そう、もっと強く……はぁっ……!」
 根元までつぶれるほど強く筆を押しつけられ、甲高い声がほとばしる。
 まぶたの裏に星がまたたき、息をするのも忘れかけた。
「少し強すぎたか」
「いえ、あの……」
「違和感があるなら、はっきり言ってくれ」
「んっ……あぁ……」
 はっきり答える余裕もないまま、リディアは新たな感触におののいた。
 胸粒を強く押されるたびに強烈な快感が全身を貫く。尖りきった先端に与えられる刺激が強すぎて、背筋の震えが止まらない。
「ク、クリフ様……もう……」
「わかった。山の頂上はこれぐらいにして、そろそろ先へ進もう」
 膨れた胸粒をたっぷり毛先でくすぐってから、筆が脇腹を伝ってなめらかな肌をすべりおりていく。
 いつのまにか着衣が腰までおろされ、下腹部が露わになっていた。
「このかわいい窪みは小さな洞窟だな」
 そんなつぶやきとともに筆先でくすぐられたのは、腹部を飾る小さなへそだ。
 めったに触れない部分だけに、軽い刺激だけでもぞくぞくする。
「や……んぁ……っ」
 愉悦の波が絶え間なく訪れ、リディアのあえぎ声がかすれてきた。
 だが、そこはまだ通過点のひとつに過ぎなかった。
「次は森へ行こう。土地の者しか知らないが、あの森の奥には小さな滝があるんだ」
 筆が下腹部をたどり、淡い黄金色の茂みに差しかかる。
 そして茂みの奥には秘境が――。
 クリフの意図に気づいたリディアは、とっさに両脚をぎゅっと閉じた。
「動くなと言っただろう」
「でもクリフ様……っ、そこは……」
「そう、ここは森だ」
 ふわふわの恥毛を筆で撫でつけられ、全身の皮膚がぞわっと粟立つ。
「強さはこれぐらいでいいか?」
「え……はい、そこは筆の毛先で軽く……んっ……」
 こちらが多くを語らなくても、クリフは的確に筆を使いこなしている。
 力の入れ加減も絶妙で、これ以上リディアが教えることは何もなさそうに思えた。
「森のこのあたりに湖があって、大陸から白鳥が飛来する」
秘部へと続く茂みの上で、筆がゆるりと弧を描く。
 恥毛と筆がからみ合い、えもいわれぬ快感が込みあげてきた。
「はっ……ぁ……ふ……」
 筆の動きに合わせて身をくねらせるたびに、かろうじて太腿を隠していた服がずり落ちる。膝のあたりに服がからまり、とうとう脚の自由がきかなくなった。
「いっそ脱いだほうが楽になると思うぞ」
「いいえ、その必要は……っ」
 断わり文句を最後まで口にする間もなく着衣をすべて脱がされる。恥じらいながら震えていると、両脚のあいだに筆が差し込まれた。
「脚を開け。君のここで森の風景を表現したい」
 筆が花芽に触れたとたん、腰がびくんと跳ねあがる。
 それでもまだ脚を閉じたままでいると、片脚をクリフの肩にかつぎあげられてしまった。
「すばらしい眺めだな。まるで雨が降ったあとの森のようだ」
 しっとりと濡れた秘処をクリフに見つめられるだけで、脳が沸騰しそうになる。
「ここから滝壺まで一気に行くぞ」
「ちょ……待って、んっ」
 花芽から蜜口の先まで、秘裂に沿って筆が一直線になぞっていく。
 いったん折り返して花芽に戻るころには、リディアの頭はもうろうとなっていた。
「筆の運び方について感想を聞かせてくれないか」
「え……あっ、はぁ……」
「それでは意味がわからない。ちゃんと答えるまで続けるぞ」
「ああ……っ!」
 筆が秘裂を往復するあいだ、リディアはひたすら首を振りつづける。
 快感の極みとも言える刺激に脳髄が痺れ、下肢がうずいて言葉にならない。またたくまに蜜壺がいっぱいになり、蜜口からとろとろと蜜があふれ出てきた。
「絵の描き方より、こっちをなんとかするのが先だな」
 太腿のはざまに顔を寄せ、クリフが指で繊細な花びらをそっと広げた。
 明るい陽射しのなか、秘処の隅々まで見られている。恥口に注がれる視線を痛いほど感じ、リディアはもじもじと腰をよじった。
「や……見ないでくださ……」
「俺に目を閉じろと?」
「お願い……」
「それは無理だな。どんなに小さな反応も見逃したくない。最後までしっかり見届けるつもりだ」
 鋼色の瞳が熱を帯び、引き締まった唇から薄紅色の舌がのぞく。
 まさか、あの舌が筆の代わりに?
 あってはならない行為を想像するあいだも、端正な顔が徐々に迫ってくる。
(いけない、そんなこと……)
 しかし無防備なリディアにクリフの動きを止める術(すべ)はなかった。
 すぼめた舌が秘花に触れた瞬間、下肢がびくっとわななく。
「クリフ様! あぁ、だ……め……」
「かわいい声でだめと言われたら、ますます止まらなくなるぞ」
「んぅ……」
 とっさに口をつぐんだものの、開いた唇から声が漏れてしまう。
 リディアの羞恥心を煽るのは、悩ましげな自分の声だけではない。ぴちゃぴちゃと蜜を吸う音が淫靡に響き、両手で耳をふさぎたくなる。
「やめてほしいか?」
「は……い……」
「だったら俺の質問に答えろ」
「……えっ?」
 空気がぴりっと硬くなったように感じ、リディアは薄くまぶたをあけた。
 大きく開いた脚のあいだから冷ややかな瞳がのぞいている。何ひとつ見逃さないと言わんばかりの鋭いまなざしだ。
「じっくり時間をかけて聞き出すつもりだったが、事情が変わった。俺は近ぢか任務に戻る。その前にスパイ行為の件をはっきりさせたい」
 感情を排した口調に変わり、リディアの背筋がすっと冷える。
 このところ絵を描くのに夢中で忘れかけていた。
 クリフにとって、自分はただの虜囚に過ぎないことを。
(わたし……クリフ様の優しさに甘えていたのかも……)
 わざわざ時間を割いて花園へ案内したり、高価な画材を調達したり、自分のために何かと心を砕いてくれる。そんなクリフに対し、リディアはいつしか慕わしさを覚えるまでになっていた。
 しかし親切にしてもらえたからといって、スパイ容疑が晴れたわけではないのだ。
「教えてくれ、リディア。仲間の名前と、俺に近づいた目的を」
 これ以上の先延ばしは許さない。この場で決着をつけよう。
 そんな心の声が聞こえてきそうな口ぶりだった。
 決然としたクリフの声に責めたてられ、リディアは混乱した頭で自分に言い聞かせる。
(お兄様の名前を出してはいけない。クリフ様の前では絶対に)
 危険と隣り合わせの諜報活動に携わるアレンのためにも最後まで秘密を守り通したい。
 だが、こんな状況にどこまで耐えられるのだろうか。
 クリフからはすべてが見えている。
 恥辱に紅潮した顔も、汗ばんだふたつの胸乳も、喜悦に震える内襞も――。
 追い詰められてもなお口をつぐんでいると、クリフの腕が胸元に伸びてきた。
「これでもまだ打ち明ける気にならないか」
「きゃっ、あぁ……っ!」
 片手で胸乳をこねまわすかたわら、太い指が花裂を割って秘孔から入ってくる。
「また泉が湧いてきたようだな」
「いっ……やぁ……」
 しっとりと濡れた内襞がぴくぴく震えながら指を食(は)む。外へ押し出すつもりが、逆に奥へと誘うような動きだ。
 長い指がくねるように蜜筒を突き進み、柔襞の奥をまさぐる。その一方で、胸をこねる手の動きもいよいよ激しくなってきた。
 手のひらで尖端をこすられるたびに、もう片方の手の中に蜜液をこぼす。筆で乱された身体はすでに限界を訴え、今にも陥落してしまいそうだ。
(言っちゃだめ……だけど、ああ……)
 胸乳と蜜襞を同時に責められ、熱い血潮が全身を駆けめぐる。
 断続的に与えられる刺激が強すぎて、頭がもうろうとするリディアの耳にクリフの低い声が響く。
「頼むから答えてくれ。これ以上、君を苦しめたくない」
かすれた声でつぶやくクリフのほうがずっと苦しそうだ。
 しかしどんなに責められても、秘密を漏らすことはできない。
「くそっ、これでもまだ言わないか」
「ひ……っ」

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