Vanilla文庫 ドルチェな快感♥とろける乙女ノベル

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書籍詳細

  • 9784596743268

新妻は秘密に喘ぐ~伯爵様に愛されて~

著者:蜜乃雫
イラスト:あしか望

ISBN:978-4-596-74326-8
ページ:250
発売日:2014年9月3日
定価:本体580円+税

あらすじ

「ふしだらな花嫁は、これがお望みかな」ある事情から侯爵令嬢ロゼリアの身代わりに、伯爵家のセドリックに嫁ぐことになったパン屋の娘リディア。彼女の目的は1日も早く離縁されること。令嬢らしからぬ行動で嫌われようとするも、伯爵からは昼も夜も激しく愛され甘い蜜月に溺れてしまう。彼への想いと嘘をつき続けることに悩むリディアは──!?

キャラクター紹介

VBL-16_heroineリディア

パン屋の娘。素直で明るい女の子。ロゼリアの身代わりとして嫁ぐことに…。

VBL-16_heroセドリック

アシュモア伯爵。ある事情から、ロゼリアとの結婚を望んでいる。

試し読み

嫉妬に狂うセドリックの妄想力は、留まるところを知らない。
「ち、ちがっ……!」
否定しようにも、口の中は宝石で犯され、うまく話せない。
「ではなぜあの日だけこんなに買い物をしたのだ」
セドリックはまた一つエメラルドの原石をつまみあげ、リディアを問い詰める。
「そ……それは……」
早く嫌われたくて、浪費家の悪女の振りをした――その真実が、リディアには言えなかった。
言葉に詰まるリディアに挑戦的な笑みを向けると、セドリックは手に持っていたエメラルドの原石を秘部に埋めた。すでに入れられていたルビーが、さらに奥へ押し込まれる。
「やっ……だ、出して…………ンンッ!」
襞を擦る異物感に耐えられず、リディアは反射的にセドリックの胸に手を当てて押した。すると手首を素早く掴まえられ、頭上で固定される。
「いや……やめて……っ!」
息を荒げて涙をこぼすリディアを、上からじっと見下ろす。
「たかだかこのような石ころのために、クライトン侯爵の娘と偽ってまで俺と結婚したのか。――こんなもの、いくらでもくれてやる」
また一つ、大粒のラピスラズリの原石をつまむと、それもリディアの中に埋めた。
「ふっ……ぅぅん……!」
「喜べ。どれもおまえが欲しがったものだろう?」
次にセドリックが選んだのは、柄にターコイズやオパールがふんだんに埋め込まれている、銀のスプーンだった。はしたない蜜を溢れさせる蜜口に、その柄を挿入する。
「……っく、……っあ……ぁ……イヤーッ!」
「嫌なのか? それはおかしな話だな。どれも自分で欲しくて選んだものばかりだろう?」
とぼけた口調で言うと、セドリックはスプーンで容赦なく愛襞の中を掻き回す。
「んうぅ……んうぅ……っ……も…やめ…… ……!」
上半身をのけぞらせて悶えるリディアの乳房の先端が、ちょうど眼前にくる。ピンと張りつめている小さな尖りを口に銜えると、セドリックは歯で挟んで舌で押し潰した。
「ああぁん、あ、あ、あ……っ!」
息を整える隙も与えず、セドリックは次々と快楽の刺激を繰り出す。
それでもなんとかリディアは自我を掻き集め、焦点を合わせてセドリックを見つめた。
「わ、たしが、欲しかったのは、こんなほ……せきなんかじゃ、ない……」
「じゃあ、どれだ」
乳房から顔を離し、セドリックが尋ねる。
「あ……」
愛、と答えそうになって、リディアは慌てて口をつぐんだ。この期に及んでセドリックの愛が欲しいなど、我ながら図々しいにもほどがある。目を泳がせると、シーツの波のあいまに溺れかけているアルバトロスが視界に入った。
一度つがいになると、死が別つまでつがいのままだと教えてくれた店主の言葉が甦る。
アルバトロスのような夫婦になりたい、などと願うのは端からお門違いだった。
そもそも自分たちは真実の夫婦でさえなかったのに──。
リディアの両目から、またもや涙が込み上げる。
「フン、これか」
リディアの視線を辿ったセドリックは、つまらなさそうに鼻を鳴らすと、シーツの上に転がっていたアルバトロスを掴んだ。
嘴は木でできていて、全身は繊細な筆のような毛で覆われている。
セドリックはアルバトロスの固い嘴で、透明な蜜を溢れさせている真珠を容赦なく突っついた。
「……ぁアアアンンッ!」
じゅわりとあふれ出た甘い蜜をたっぷりとすくい取ると、その粒の上にさらに塗り込め、同時にスプーンを掴んで大きく中を掻き回す。ごろごろと異物が襞の中で不規則に擦れ合い、これでもかとリディアを悶えさせた。
頃合いを見計らって、セドリックは剥き出しの敏感な粒をぎゅっと押し潰した。
「ッ、あああ……いやぁぁぁっ!」
つま先から快感の波が押し寄せ、リディアは頂点に達した。
胸を大きく上下させ、焦点の合わない目でぼんやりと横たわる。
セドリックはスプーンをわざと大きく掻き混ぜながら、蜜口から引き抜く。
ぽとり、と宝石が一つ、二つ、転がり落ちた。まばゆい輝きを放っていたはずのそれは、粘りけのある半透明の愛液に覆われていて、磨り硝子のように鈍く光る。
羞恥に思わずリディアは顔を背けた。
「まだもうひとつ残っているな」
セドリックは長い指を蜜口に二本挿しこむと、愛襞の中で蠢かせ、奥に残るルビーを探る。
「……ぁぁぁっ!」
まだ火照りの鎮まらない身体には、この刺激は大きすぎた。
びくりと身を震わせる反応に気をよくしたセドリックは、指を三本に増やし、バラバラと動かす。
「も、や……抜い…て…………んんっ!」
どろどろにほぐれきった愛襞の奥で、今にも蕩けそうになっているルビーを指先で探り当てると、セドリックは容赦なく襞壁にぐりぐりとこすりつけた。
「……ぁん、んんんぁぁっ!」
二度目の絶頂はすぐに来た。
セドリックが指を抜くと、ルビーとともにどろりと愛液が溢れ、新雪のような太腿に淫らに垂れる。
二度達しても尚、セドリックの憤りは収まらない。
片手で荒々しくアスコットをほどいて取ると、セドリックはシャツのボタンを二つ外して首もとを弛めた。
身ぐるみ剥がされてあられもなく乱れていたのは自分一人だけで、セドリックはアスコットさえもそのままだったのだという事実が、リディアの羞恥を煽る。

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