Vanilla文庫 ドルチェな快感♥とろける乙女ノベル

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書籍詳細

  • 9784596744913

小夜啼鳥恋夜~甘い蜜の檻~

著者:月森一花
イラスト:杉本ふぁりな

ISBN:978-4-596-74491-3
ページ:290
発売日:2015年10月1日
定価:本体590円+税

あらすじ

鳥籠に入れられ大国の皇太子瑛璋に献上された、歌姫<小夜啼鳥>の乙女、寧々。心を閉ざした皇太子のため天上の歌声で癒そうとする寧々だが、刺客と疑われ淫靡な罰を与えられてしまい…「濡らせと言ってないよ?」冷たい言葉とは裏腹に、瑛璋は優しく丁寧な愛撫をしかけてくる。初めての快感と絶え間ない甘い囁きに身も心も囚われて…!?

キャラクター紹介

heroine_vbl-41寧々(ネイネイ)

奇跡の歌声をもつ<小夜啼鳥>と呼ばれる歌姫。歌うこと以外に声を発することができない。

hero_vbl-41瑛璋(エイショウ)

<沈黙の皇太子>と呼ばれる大国・洛国の第一皇子。心に深い傷を負っている。

試し読み

「私と、君、が営むんだよ」
瑛璋はわざと言葉を区切って言った。
嫌われてしまえば諦めもつく。そんな思いだった。
寧々が唇を震わせながら動かした。
『一度だけ?』
「ああ。刺客でないか、また健康な生娘であるか確認するための儀式だからね」
そう言うと寧々が顔を上げた。『一度きりなら耐えます』と唇が動くので、瑛璋は嚙みつくような口づけを施していた。
「こういうことをされてしまうのだよ?」
寧々が瞬きで応える。瑛璋はまた口づけた。
うん、と寧々が泣きそうな顔で頷く。
(きっと閨では涙が乾く暇もないほど泣かせてしまうだろう)
だから、逆に寧々の方から『テェルキエにこっそり逃がしてください』と訴えてほしかった。
強く願われれば泣く泣くこの少女を手放すことができる。
寵姫の儀式を営むことだけではない。それよりも恥ずかしいことが寧々には待っている。だが何日も軟禁され解放されたばかりの少女にうまく伝えられるかわからない。
「口づけだけじゃない。この部分にだって」
着物越しに胸の上に手を置く。
「触るだけじゃない。揉んだり舐めたりつねったりする」
問いかけると寧々は黙る。
今度は向かい合うようにして膝の上に寧々を乗せる。見つめあったまま額と額をこすりつける。熱に浮かされたように潤んだ寧々の瞳に瑛璋が映っていた。
瑛璋は何も言わずに寧々の口を塞いだ。小さな舌が瑛璋の舌に絡みついてくる。唾液がたちまち溢れ二人の口の端をつたっていく。
夜の空気に寧々の胸が晒される。小ぶりな胸を鷲摑みにすると指の隙間から薄い色をした突起がこぼれた。
「控えめで可愛らしい」
褒めると寧々が身体をのけ反らせた。逆に差し出されたような格好になり瑛璋がそこに吸いつく。逃げていこうと身体をくねらせるので一度胸から手を離し、両手で腰を摑んで足の間に押しつけた。
すっかり兆した自身が寧々の下半身の付け根に触れ、小夜啼鳥は艶めいた表情を瑛璋に見せた。ぎゅうぎゅうにそこに寧々の秘所を押しつけながら、先ほど味わった胸の先を心行くまで堪能する。
味わいながら目だけで見上げると、星が降るような夜空の下で白く細い首をしならせ声を漏らさないように唇を嚙んでいる寧々の顔があった。歌以外喉を使わない小夜啼鳥の掟を破らせ思う存分よがらせたくなる。
今回は何とか耐えたが寵姫の儀式でどうなるか自信がない。
滑らかな太腿の上を手を滑らし寧々の下着にまで手を伸ばす。
トン、と触れると瑛璋の肩を痛いぐらいに摑んでいた寧々の手が離れ口を押さえた。何度
も軽く叩くと口を手で押さえたまま腰をくねらせ始める。儚げな見た目をしていても強情なところがあると知っていたが、今夜はその強情さにどこまでも挑んでみたくなった。
「寧々。わかるかこれが?」
秘部に触れるのを止めた瑛璋は、兆した自分を寧々にこすりつけた。上下させると寧々がまた瑛璋の肩を摑んでくる。未知の快楽に助けてほしいという顔をしていたが、瑛璋は手を差し伸べなかった。代わりに胡坐をかいた足を揺すって寧々の身体を揺さぶった。下半身にさっと手を滑らせ下着の隙間から指を入れる。そこはとても熱くなっていた。
「私が君を刺客と間違えたあの晩と全然違うね」
耳元で囁いてやると、寧々がぎゅっと目を瞑った。口が半開きになり、瑛璋を欲しているかのように見えた。口づけを与えながらその隙間にいやらしい言葉を差し込む。
「あの晩は指を入れたらしばらくの間、乾いていてきついだけだった。今日はもうこんなだ。一体どうしたことだ?」
指をゆっくりとじれったいほどの速度で抜き差しすると、寧々が身体を震わせた。
「小夜啼鳥よ。君は身体が小さいから指一本でもよく慣らさないときついな。寵姫の儀式のときはさっきこすりつけた私のが入って君の処女を奪う。奥の方まで入らねば処女の証は破れないそうだから我慢しておくれ。でもその前にこうやってじっくり感じさせて感覚を麻痺させるほどよがり狂わせてあげるから」
瑛璋は目を閉じ喘ぐ寧々に目を細めながら囁いた。
「さあ、二本目をあげよう」

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