Vanilla文庫 ドルチェな快感♥とろける乙女ノベル

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書籍詳細

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モテ過ぎ侯爵の想定外溺愛~妄想乙女にトロ甘です~

著者:八巻にのは
イラスト:旭炬

ISBN:978-4-596-58467-0
ページ:290
発売日:2018年9月29日
定価:本体590円+税

あらすじ

家のため、愛のない結婚をしなくてはならないセシリーは、社交界の女性が憧れるディランとデートすることに。甘い囁きと濃密なキスだけでなく、初心なセシリーをいたわりながらも時に激しい愛撫が与えられて、淫らな悦びに目覚めていく。この瞬間があればこれからも生きていけると思っていたセシリーだが、ディランには別の事情があって……!?

キャラクター紹介

heroin_face_VBL-171_shoei_obiセシリー
地味で内気だが、とある事情から勇気を出しディランにデートを申し込むことに。

hero_face_VBL-171_shoei_obiディラン
国中の女性が恋する侯爵。どんな相手にも決して本気にならないと言われている。

試し読み

「嫌なら止めるが、どうする?」
「……いや……ンッ、もっと……」
「なら足を開くんだ。君が一番口づけて欲しい場所が、よく見えるように」
 まるで催眠術にでもかかったように、ディランの言葉にセシリーの身体は勝手に反応する。
 浴室の壁に背中を預け、縁の上に深く腰掛けた彼女は、濡れた足を震わせながら彼の前で大きく太ももを開いた。
 裸を晒すだけでも恥ずかしいのに、自分はなんてはしたない格好をしているのだろうと泣きたくなる。
 けれど一方で、ディランの前で痴態をさらすことに、たまらなく興奮している自分もいる。
(私、淫乱……なのかしら……)
 昨日の晩も、セシリーは抵抗をすることもなく、ディランにその身を預けて乱れてしまった。酒の力があったからだと思っていたけれど、キスだけで興奮し、もっと淫らな触れ合いを求めて股を開く彼女は、きっと普通の女性より性欲に溺れやすいのだろう。
(これまでは、誰かに触れられたいなんて、思ったこともなかったのに……)
 だからこそ男爵に処女を捨てろと言われてあんなに動揺したのに、あの頃と今の自分はまるで別人だ。
(ディラン様には、もっと触られたい……キスも……いっぱいして欲しい……)
 彼の施しをその身に受け、その全てを全身で記憶したいと望む気持ちは止まらない。
 いつになく貪欲な自分に躊躇うが、彼女を見つめるディランはむしろ嬉しそうだった。
「不安そうな顔をするな。君の望むものは、全て与えてやる」
 広げた股の間に顔を近づけ、彼は蜜をこぼす花弁にそっと舌を這わせる。
「く、あっ――、ん」
 ディランの濡れた唇と舌先が、セシリーの陰蜜をすくい上げる。
「君の蜜は、ずいぶんと甘い」
 甘いのはディランの声と舌使いの方だとセシリーは思ったけれど、もたらされる刺激が強すぎて、彼女の口からは淫猥な吐息ばかりがこぼれてしまう。
 淫奔すぎる自分の反応に頬を染めながら、けれど止めて欲しいとも言えず、セシリーはぎゅっと浴槽の縁にすがりつく。
 その姿を、時折上目遣いに伺いながら、ディランはヒクヒクと震える蜜口にぐっと舌を差し入れた。
「あ……そこ……やぁ……」
 肉厚な舌が入り口をこじ開けると、しびれるような甘さと圧迫感が広がる。
「すまん、痛むか?」
 痛みはなかったので首を横に振ると、ディランはもう一度セシリーの陰部に唇を寄せた。
 そこでもう一度、ディランの舌は襞を割り入り、蜜をかき分けながらセシリーの入り口をぐっと押し広げる。
 今まで誰も受け入れたことのないそこは狭く、ディランの舌先が奥へ進む度ピリッとした痛みが走ったが、苦痛の声は不思議とこぼれなかった。
「そこ……なんだか、変……」
 それどころか痛みはすぐ愉悦に変わり、隘路を押し広げながら出し入れされる舌の動きに、腰がビクビクと跳ねてしまう。
「もう、中で感じているのか?」
 セシリーの蜜で濡れた唇をゆっくりと離しながら、ディランが尋ねてくる。
 だが舌が遠ざかると共に押し寄せて来る強い喪失感のせいで、セシリーは小さく喘ぎ、彼を物憂げに見つめることしか出来ない。
「これなら、すぐに受け入れられてしまうかもしれないな」
 先ほどまで口づけていた蜜口に、ディランはそっと指を当てる。それをぼんやりとした瞳で見つめながら、セシリーはさらなる刺激を促すように、腰を小さく震わせた。
 襞を広げつつ、唾液と蜜でぐちゃぐちゃになった入り口にディランの指がぬぷりとささる。
「アッ……中……入っ、て……」
 舌のときとはまた違う刺激と共に、セシリーの膣はディランの指をいとも容易く受け入れた。
 既に少し広げられていたせいもあるが、易々と指を飲み込むセシリーにディランは目を見張っていた。
 いつしか中を抉る指が二本に増やされ、圧迫感が強くなるが、痛みはやはり感じない。
「ふあっ、ん、んっ――!」
 それどころか、ディランの指先がある一点を撫でると、得も言われぬ気持ちよさが溢れてたまらなくなる。
「ここ、か」
 喉をそらし、濡れた髪を振り乱しながら喘ぐセシリーの反応を見ながら、ディランの指先は彼女の感じる場所を執拗に責め始める。
 同時に、もう片方の手で赤く熟れた陰核をキュッとつねられると、あまりの心地よさに涙までもが溢れ始めた。
「だめ……そこ……」
「気持ちいいか?」
「……ッ、よすぎ……て……」
 身体も心もおかしくなりそうなのに、それを訴える余裕すらもはやない。
 全身を震わせながら、強すぎる快楽にセシリーは甘い悲鳴を上げる。それを満足げに見つめながら、ディランはそこで更に指の動きを早めていく。
 ぬぷぬぷと音を立てながら出し入れされる指は、奥を突く度セシリーの感じる箇所を強く刺激する。
「っ――ああっ……!」
 花芽をきゅっとつままれた瞬間、セシリーは激しい法悦に目を見開いた。

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