Vanilla文庫 ドルチェな快感♥とろける乙女ノベル

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書籍詳細

  • VBL130-[Sono]Obi

三回目の求婚~不器用な伯爵は花嫁を探しています!?~

著者:園原未久
イラスト:蘭 蒼史
原作:シルヴィア・アンドルー

ISBN:978-4-596-58210-2
ページ:290
発売日:2017年12月1日
定価:本体590円+税

あらすじ

領主となった幼馴染みのギルバートと再会したマーガレット。彼女を屋敷に住まわせ、昔と変わらず気にかけてくれる彼に、身分違いとわかっていながら惹かれてしまう。「僕は、もっと乱れる君を見たい」誤って媚薬を飲み苦しむマーガレットを、ギルバートは甘い言葉と巧みな愛撫で介抱し「責任をとる」と求婚してきた。愛のない求婚に傷つくが……!?

キャラクター紹介

heroine_VBL130jpgマーガレット
両親が相次いで亡くなったため、伯母の住むギルバートの領地を訪れる。明るくて前向きな性格。

hero_VBL130ギルバート
若くして伯爵位を継いだ、マーガレットの年上の幼馴染み。両親の影響で「愛情」を信じられない。

試し読み

 ギルバートの熱い手のひらが、マーガレットの胸に触れる。すでに頂は硬く尖っていて、ただ掠めただけなのにぞくりとした。そのまま揉みこまれる間も、深い口づけは続く。
「……ほら、ここ。硬くなってる……」
「んっ……っや……言わないで……」
 ちゅくちゅくと唾液を交換しながら、淫らな愛撫を施される。先端をぐにぐにと押し潰されて、腹の底に淫猥な熱が溜まった。
 マーガレットがなす術もなく身を委ねていると、ギルバートが不意に呟いた。
「ねえマーガレット?」
「……何?」
ギルバートは口づけを止め、マーガレットの胸に顔を近づける。そして、意味深に微笑んだ。
「例えばここを布越しに舐めたら、どうなるんだろうね?」
「え……?」
 問いへの答えは返って来なかった。そう訊いたギルバート本人がマーガレットの胸に夜着越しに吸いついてきたからだ。
「ひゃっ……!」
 胸を舐められたことは前にもあるが、間に布地を挟むとざらざらとして余計に感じてしまう。さらにそのまま頂を甘噛みされて、鳥肌が立った。
「それっ、……だめ。おかしくなっちゃうから……!」
「もっとおかしくなってよ。……もう僕は、とっくに君におかしくなってるんだから」
 その後も、淫らな責め苦が続いた。片方の胸が終わると、もう片方がしゃぶられる。その間、空いた胸は強弱をつけて捏ね回された。身の内から、とろとろと蜜が溢れてくるのがわかる。
「お願い……。もう、それ以上は……」
「そんなこと言わないで? ……僕はマーガレットのことをもっと知りたい」
 趣味嗜好の話かと思い、マーガレットは尋ねた。
「もっとって……?」
「例えば、どこがいい場所なのか。どんな風に感じるのか。どんな顔を見せてくれるのか。どんなことをすると君が悦ぶのか……」
 ギルバートの言葉はその後も続きそうだったので、「もうわかったから!」と慌てて遮った。マーガレットには刺激的過ぎる願望だったからだ。
 ――もう。……ギルバートったら、変な方向に一途過ぎて困るわ……。嫌じゃないけど。
 与えられる想いを嬉しく感じてしまう自分も考え物だと思いながら、マーガレットは甘やかな責め苦に耐える。そうこうしているうちに、夜着の紐が解かれていた。するすると、上半身が裸になる。そのまま夜着を引き抜かれ、終いには下着まで脱がされてしまった。一糸まとわぬ姿に、つい身が硬くなる。しかしギルバートは心底安堵したようなため息を吐いた。
「……ああよかった。君の肌に傷でも残ったらどうしようと思っていたから」
「……ギルバート」
 するりと肌に頬ずりをされながら、マーガレットはくすぐったい気分を持て余す。ギルバートにとってマーガレットが特別な存在だと、何より行動で示されている気がした。
マーガレットの裸になった胸を見て、ギルバートが言う。
「ふっ。……赤くなってるね」
 そのままつうと爪の先でなぞられて、ぞくぞくと肌が粟立つ。
「んっ……。あんまり言っちゃ嫌……」
「どうして? マーガレットの身体は悦んでるよ。……ほら」
 脚のあわいに手を伸ばされて、秘所に触れられる。くちゅりと湿った音がした。
「もう十分濡れてる。……気持ちよかったんだね」
「そんなこと……な……」
 否定する声は、形にならなかった。その前に、ギルバートが秘所を覗きこんだからだ。
「……ちょっとじっとしてて?」
 一拍置いて生温かい風がかかり、ざらりとした物が触れた。ぴちゃぴちゃという音が響くようになって初めて、秘裂を舐められているのだと気づく。しかし不思議とそれが嫌ではなかった。むしろ心地よく感じることの方が、何倍も怖い。
「んんっ……! そこ……は……、舐めちゃ……だめ……」
 ギルバートは丹念に陰部を舐めしゃぶりつつ、上目遣いにマーガレットを見る。
「……どうして? こんなに蜜が溢れてくるのに」
 心底不思議でならない。そんな調子で言われて、マーガレットは頬を染めた。まるでマーガレットの方がこの行為を望んでいるような物言いに、うまく反論できないことがもどかしい。
「それは……その……」
「それは、そうだよね。……君の身体に訊いた方が早いかも」
 マーガレットが言い淀むと、花芯に歯を立てられた。ぴりっとした刺激が、全身を走る。
「んんっ……!」
 危うく達しそうになって肩で息をしていると、蜜壺に指が一本入ってきた。すでに十分潤ったそこは、まるで誘うようにギルバートの指を飲みこんでいく。
「すごいな。……僕の指が入っただけで、胎内が動いた」
 それは相手がギルバートだからだ。彼となら、どんなことでも、何度だってできてしまう。
 ギルバートは相変わらず秘所をぴちゃぴちゃと舐め、その間も指を抜き差しした。そのせいで、部屋にはくちゅくちゅと絶えず水音が響いている。
「マーガレット、わかる? これ、全部君から出てる音なんだよ?」
「……あんまり言わないで」
 自分の反応が素直すぎる自覚は、マーガレットにだってある。しかし相手が愛しいギルバートなのだから、どうしようもない。
「指をもう一本入れるよ? 痛かったら言って」
 微かな違和感を伴いながら、二本目の指が突き入れられた。圧迫感が増して、より満たされた気分がする。そんな風に思うことを淫らだと嘆いても、身の内からは誘うように蜜が溢れる。
「肌が濡れて、きらきら光ってる。……綺麗だよ、とても」
 ギルバートの声は心なしか熱を帯びている。マーガレットが感じているように、ギルバートもまた昂っているのかもしれない。指の抜き差しが早くなり、より弱いところを突いてくる。
 ギルバートが花芯に歯を立てた。それだけで、頭から爪先までを快感が支配する。
「あっ……ぁあっ……ぁんっ!!」
 びくびくと身体を痙攣させていると、ギルバートが三本目の指を差し入れた。
「いっ、今だめっ……! 達したばかりだから……」
「ごめんねマーガレット。僕は早く君と一つになりたくて、つい急いてしまう。……でもちゃんと慣らさないで君が傷でも負ったら、後悔してもしきれないから。……だから我慢して?」
 ギルバートの心の内を聞いて、マーガレットはつい頬が緩むのを止められない。そんな風に思う自分は、だいぶギルバートに毒されていると思った。
 三本の指はばらばらに動き、まるでそれぞれがマーガレットの弱い所を知っているようだった。圧迫感と入り口付近の気持ちよさは感じるが、それでも決定的に奥の方が物寂しい。つい、強請るように腰が揺れてしまう。それに気づいたギルバートが笑った。
「ふっ。マーガレット、腰が動いてる」
 自覚があるだけに、指摘されるといたたまれない。羞恥でさらに顔を赤くしながら、マーガレットは言い返した。
「……私だって。その、早くギルバートと……」
 そこから先は、言えなかった。俯いていると、眼前にギルバートの顔があり、口づけられた。
「んっ……ギルバ……ト……苦し……」
「そんな可愛いことを言って、本当にどうなっても知らないから」
 蜜口に、熱い怒張が押し当てられた。その先を予感して、キスのせいだけでなく息が詰まる。
「挿入れるよ?」
「……んっ」
 ずっ、と音を立てて硬くギルバートの分身が挿入ってきた。それだけで、眼裏に火花が散る。
「んっ……あ……あ……」
「ああ、達したんだね。胎内がひくひくしてる。……僕も持っていかれそう」
 ギルバートは、暫し中ほどでじっとしていた。その間も深い口づけは続く。彼の舌は歯列をなぞり、口蓋を辿り、マーガレットの舌に絡んでくる。唾液を交換する濃密な口づけを交わしながら、ギルバートが囁いた。

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