Vanilla文庫 ドルチェな快感♥とろける乙女ノベル

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書籍詳細

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強引上司に捕獲されました

著者:篠原 怜
イラスト:無味子

ISBN:978-4-596-58052-8
ページ:290
発売日:2017年6月2日
定価:本体590円+税

あらすじ

かつて元カレから心ない言葉をぶつけられ、男性が苦手になってしまった波瑠。仕事に打ち込む彼女は、アメリカ帰りのエリート・津野の下で働くことに。彼は波瑠が抱えるコンプレックスを見抜き、さりげなく気遣ってくれる。「可愛くて丸ごと食べてしまいたくなる」そんな津野に対し、波瑠も次第に惹かれていくが、津野の元カノが現れて……!?(ヴァニラ文庫ミエル)

キャラクター紹介

heroine_VBL103_cover_s中川波瑠

明るくて素直な性格だが、過去の恋愛が原因で、男性に対して苦手意識を持っている。

hero_VBL103津野大輔

波瑠の上司で、アメリカ帰りのエリートビジネスマン。身体を鍛えることが趣味。

試し読み

 仰向けに横たわり目を細める。上から覆いかぶさった大輔が優しく唇を重ねてきた。キスは好きだ。彼がしてくれるキスは甘くて、うっとりさせてくれるから。初めて唇を重ねた日から夢中になってしまった。
「急におとなしくなった」
 くぐもった声で言うと、大輔は喉元に唇をすべらせ、波瑠の匂いを嗅ぐように鼻先をこすりつけてきた。
「この辺はどう?」
「く、くすぐったい……」
「ぞくぞくとは違うのか。じゃあ」
 大輔は首筋にキスの雨を降らせながら薄いキャミソールの裾をつかんで押し上げ、ふたつの丸いふくらみを露わにし、大きな手でこねるように撫で回した。
「は……」
 身体が疼いてくる。愛おしさが募り、波瑠は大輔の首に両手を回した。互いの胸が重なり合って鼓動と体温が混ざっていく。ゆっくりと呼吸を刻みながらやがて大輔は、身体をずらして乳房の頂きを口に含んだ。
「ここは弱いよな。昨日わかった」
 低くいたずらっぽく言うと、舌を使って滑らかに刺激を与え始める。
「波瑠の可愛い声を、うんと聴かせてごらん」
「え、な、はん……、あん……」
自分の声とは思えぬような、媚びを含んだ声が漏れてしまう。もう片方の乳房もすぐに彼の手に収まる。暖かな手先で反対の乳首も愛撫されると、心地良さに、呻きが漏れる。ついトロンとしてしまうと、顔を上げた大輔がショーツに手を伸ばした。
「わ、あっ!」
 悩ましげな視線で波瑠を見据え、彼はショーツの上から大事な場所をなぞり始める。
「結構湿ってる。履いたばかりだって言うのに」
「も、や……、わ、笑ったりしないで……」
 頬がかぁっと熱くなった。でも大輔は意地悪そうにほほ笑みながら、わざとショーツ越しにいく度も割れ目をなぞり、波瑠が羞恥で頬を染めるのを面白がる。
やがて内側に指を潜り込ませ、湿り気を帯び始めた襞の奥に忍ばせる。くちゅりと……、ゆうべ何度も聞いたあの淫らな音が聞こえた。
「ふう……」
 かろうじて息を吐き、彼の指を受け入れる。
これはつまり、自分の身体が彼に愛撫されて反応したということ。そろそろ彼を受け入れる準備が整った証みたいなものなのだが。
 恥ずかしいよ、わざとこんな音をたてて……。
 でも感じている。もっと深く、もっと大胆に触れて欲しいと心の中で願ってしまう。 
「こんなに濡らして。脱ごう。ほら、お尻を上げてごらん」
「え、うん……」
 毛布をはいで大輔が起き上がり、両手をショーツにかけてヒップからずらすと、するりと脚から抜き取った。それなりにセクシーな一枚を選んだつもりだが、ろくに見てもらえず彼の背後に放り投げられる。
 でも脚を下ろそうとすると大輔に両膝を掴まれて、いきなり左右に押し割られた。
「ま、待って。それ……、うああ!」
 スムーズな動きで両脚の間に入った彼が、顔をかがめて恥ずかしい場所に視線を据えた。
「だめ、そんなの、あ!」
 見られていると思った直後、合わさった襞が左右に押し広げられた。ぴちゃりと……、舌がそこを舐めあげる。一度、二度、三度。もう数えてなんかいられない。
こんなこと初めてで、波瑠はシーツをギュッと掴み、脚がつりそうなほどつま先に力を入れてしまう。
「昨日はしてあげられなかったからな」
「うう……。だってそんなとこ……」
「可愛いというか、すごくきれいだよ。我慢できなくなる」
 大輔は言って、淫らに濡れているであろう花芯に唇を押し当て、表現のしようのない音を立てて吸った。それからもう一度襞を押し広げ、舌をねじ込んでくる。一気に身体に火がついて、愛撫されている場所に血液が逆流していくような感覚を覚えた。
「ここも……。ほらこんなに膨らんで」
 指先が最も敏感な粒を探し当て、今度はそれが舌で弄ばれる。
「いやあああああ……!」
 なんとも言えない強烈な快感に、声が我慢できない。
「指でするよりいいだろう? いいよ、イって。俺もすぐ行くから」
「や……、はずかし……」
「恥ずかしくなんかないって。みんなやってる」
 みんなやってるーー。そういうものなのかと、波瑠は今さらながらに自分の経験不足を恨んだ。
 そこで指が差し込まれた。舌と指とで同時に攻めたてられ、波瑠は背中を大きく弓なりにして感じまくる。気持ち良くて勝手に脚が浮いてしまうほど。
「ふぁ! あ、ああ……!」
 これ以上理性が保てなくて。びくびくと身体が震え、波瑠はあっけなく絶頂を迎えてしまう。
 ぐったりと身体を横たえ、涙目になって喘いでいると、大輔が唇にキスしてくれた。
「ほんとうに、君はかわいい人だ」
 彼の唇が濡れていて、それがなぜか気づいてまた恥ずかしくなる。
 大輔は手の甲で乱暴に唇を拭うと、起き上がって枕もとに置いたスキンに手を伸ばす。ぱっと背を向け再び向き直ったときには、キャミソールを勢いよく頭から引き抜き、波瑠の膝裏を掴んで左右に割る。
「挿れるよ」
 返事ができずに目だけで了解を訴えた。硬くて熱いモノが下腹に押し当てられ、ぬるりと分け入ると、ためらうことなく奥まで進んでいく。
「う、くう……」
 大輔のそれは大きくて硬くて、膣内が彼自身でいっぱいになる。内臓がせり上がり、肺が圧迫されて息が止まりかける。またしてもシーツを握りしめる。
「狭い……。でも、ああ、すごくいい」
 覆いかぶさって来た彼は乳房に顔を埋めるようにして、波瑠の身体を力いっぱい抱きしめた。彼の表情は見えないのだが、こうしてもらえると安心する。
 波瑠もまた大輔の背に手を回して、必死で彼にすがる。
「こうするの好きか?」
 激しく腰を前後させているせいか、大輔の声はかすれていた。
「うん……」
「じゃあ、しっかりつかまってろよ」
「え?」
 意味が分からないでいると、身体を繋げたまま大輔に抱き起こされる。胡坐をかいた彼の上に座らされる形になったので、ガチガチに漲った彼自身に体内のうんと奥深くを突き上げられてしまう。
「だ、だいすけさ……、奥にあたっちゃ……う、う、う……」
 突き上げられるせいで身体が上下して、言葉が乱れる。
「こういうのも……、いいだろう? 昨日試せなかったし……」
「いい、いいんだけど、ふあああ……」

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